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カテゴリー「Joni Mitchell」の記事

2021年7月25日 (日)

リリース50周年の"Blue"を改めてアナログで聴く至福。

Reprise-albums ”The Reprise Albums(1968-1971)" Joni Mitchell (Rhino)

アーカイブ音源のリリースも行われているJoni Mitchellであるが,未発表音源の第2弾は10月にリリースが予定されている。その前に,Repriseレーベル時代の初期4枚がアナログ,CDでボックスでリリースされた。私はこれらの音源は全てCDで保有しているのだから,それでいいじゃんという話もあるのだが,どうしてもアナログの方が欲しくなってしまって,ついつい購入してしまった。あぁ,無駄遣いと思いつつ,やはりリリースから50周年となる名盤の誉れも高い"Blue"を新たにリマスターされたアナログで聞きたくなったというのが一番の理由と言ってもよい。

そして,このボックスがデリバリーされ,やはりいの一番に聴いたのが"Blue"である。ほかの3枚はこれからじっくり聞くが,やはりアナログで聴くこのアルバムの味わいは格別って気がする。私は常々,Joni Mitchellの最高傑作は「逃避行」だと思ってきたが,やはり"Blue"も素晴らしいアルバムであり,「逃避行」と双璧と言ってもよいと改めて感じた。どっちが好きかと問われれば,変わらず「逃避行」と答えるだろうが,"Blue"はなんてたって,Rolling Stoneの”500 Greates Albums of All Time"の第3位である。その上には”What’s Going on"と"Pet Sounds"しかないのだ。

私は"Blue"に関しては旧盤のCDは売ってしまったが,今でも紙ジャケ国内盤,Rhinoからの紙ジャケ盤と保有しているのだから,更に今回のボックスを買うのはアホだとしか言いようがないが,重要なのはアナログであることである。今回のボックス,CD版もリリースされているが,私は最初からアナログしか買う気がなかった。家人には絶対理解してもらえないだろうが,いいのである。これがファンってものだ(と開き直る)。

ターンテーブルにレコードを乗せて,改めて"Blue"を聞いて,やっぱりこれはアナログで聞いた方がいいかなぁなんて思いながら,幸福感に浸った私であった。某ショップではなんでこの値段?みたいな価格になっているが,私はポイントとかを使って許せる価格での入手できたので,何の文句もない。一生の宝とするに値するボックスである。当然のことながら星★★★★★以外はない。

それにしても,Joni Mitchellが全部アナログで再リリースするとなったら,私は全部買ってしまうのか?十分あり得る話なので,貯金しておこうっと(笑)。でも置く場所がない...。

2021年6月18日 (金)

久しぶりに「ラスト・ワルツ」を見て思ったこと。

The-last-waltz 「ラスト・ワルツ("The Last Waltz")」(’78,米,United Artists)

監督:Martin Scorsese

出演:The Band, Bob Dylan, Eric Clapton, Neil Young, Joni Mitchell, Muddy Waters, Paul Butterfield, Dr. John, Van Morrison, Neil Diamond, Ronnie Hawkins, Emmylou Harris, The Staples

音楽映画として,何も言うことのない傑作である。久しぶりにDVDでこの映画を観ても,その感覚は変わらない。The Bandの解散コンサートに集った素晴らしい面々との共演も,The Band自身の演奏にも文句のつけようがないし,何度見ても素晴らしい。なので,音楽を含めて映画としては星★★★★★である。

そうした中で,何度この映画を観ても思ってしまうことが2点ある。まずはEric ClaptonとRobbie Robertsonのギタリストとしての格の違いである。コンサート全体を通じて,Robbie Robertsonは頑張っている。そのことは否定しない。しかし,”Further on up the Road"でこの二人がソロ交換をすると,実力の違いがあまりにも露骨に出てしまって,何度観ても可哀想な気分になってしまう私である。Claptonのソロはいかにもなのだが,それでもあの余裕のプレイぶりに対し,Robbie Robertsonの力みっぷりが見ていてちょっとなぁってところだ。

もう一点,この映画,あるいはアルバムにおいて,Van Morrisonの歌唱を絶賛する人が多いのだが,私は昔からここでのVan Morrisonのどこがいいのか全然理解できていない。それは音源を初めて聞いた40年以上前からずっと変わらないし,今回映像を観ても同じ感覚しか得られない。結局好みの問題なのだろうが,どうしてもThe Bandとのフィット感という点では,私には違うと思えてしまう。

そんな思いはありながら,Neil Young, Joni Mitchell,Muddy Waters,そしてBob Dylanとの共演シーンにはウハウハしていた私であった。Joni Mitchellのバックで"Coyote"を完璧に伴奏するThe Bandの実力を思い知らされる。最高の音楽ドキュメンタリー映画の一本。Martin Scorseseのインタビューもよくわかっているねぇって感じである。

ってことで,映画も観たので,4枚組のCDでも聞くことにするか(笑)。

2021年2月11日 (木)

紆余曲折を経て,ようやく入手したJoni Mitchell Archives Vol.1

Jma1"Joni Mitchell Archives Volume 1 (The Early Years 1963-1967)" Joni Mitchell (Rhino)

私がかなりのJoni Mitchellのファンであることは,このブログにも書いてきた。なので,このアーカイブ・シリーズが立ち上がることも記事にした(記事はこちら)。そして,極力早く入手すべく,Joni Mitchellのサイト経由でこのボックスを発注していた。

しかしである。リリースされてから1か月経っても届かない。業者にメールで問い合わせても反応最悪,更にその1か月後,改めて問い合わせたら,今度は全くの無反応である。コロナ禍の影響もあるだろうし,ストリーミングで聞けるからいいやと思っていたので,気長に待っていた。しかし,そろそろリファンドをリクエストしないといけないと思っていたのも事実。そして,先日紹介したJoni Mitchllのアルバム・ガイドを読んでいたら,やっぱり現物で聞くべきだと思い始めて,値段も手ごろだったこともあり,Amazonに発注したのであった。もし,ダブったらまた考えればいいやと思いながらである(苦笑)。

そして,現物がAmazonからデリバリーされたその日,米国の業者から,パッケージ・ロストにつき,リファンドするというメールが届いた。これでダブりの可能性はなくなったし,お金は戻ってくるのだが,本来早期予約者がもらえるはずだった特典は得られずということになったのは残念ではある。まぁそうした紆余曲折を経てようやく入手したので,気合いを入れて聞くことにしよう(笑)。

いずれにしても,このアーカイブ,今回はVolume 1ってことで,今後も続くものと思うので,その都度楽しみが増えることが待ち遠しい。

2021年2月 9日 (火)

最近立て続けに入手した音楽関係書の話。

Books

最近,立て続けに音楽関係の本を入手。まぁ,Patti Smithの「Mトレイン」は音楽書と言うよりも,ちゃんとした文学と言ってもよいので,Patti Smith教信者の私としては,襟を正して読むしかない(きっぱり)。

それとJoni Mitchellのアルバム・ガイド,そして一部で話題の「50年後のアルバート・アイラー」。この3冊の中で一番気楽に読めるのはJoni Mitchellのアルバム・ガイドなので,風呂で読み進めているところ(笑)。一番難儀なのは一部のフォントが小さいアイラー本。500ページ超の大冊というのも風呂で読むには厳しいねぇ(爆)。

2021年2月 7日 (日)

Joni Mitchellも参加したベネフィット・コンサートのライブ盤。まぁ珍盤ではあるな。

Stormy-weather "Stormy Weather" Various Artists(AT&T)

このアルバム,珍盤と言ってよいものだと思う。なぜなら公的にリリースされたものではなく,AT&Tのユーザ(長期契約者?)に配られたものだからである。しかし,その内容は注目に値するものであるから,今回取り上げてみよう。

私はこのアルバムにJoni Mitchellが参加していることを知って,何とか手に入れたいなぁなんて思っていたのだが,eBayであっさり入手できたはずだ。今でも結構eBayには出品されているから,決して入手は難しくない。しかも安値である。それはさておきなのだが,このCD,Don Henleyがコーディネートして,Walden Woods Projectのベネフィットを目的として開催したコンサートのライブ盤である。Don Henleyは自分でもコンサートに出演したりもしているが,今回はこのコンサートの裏方みたいなものだろう。因みに,私も在米中にWalden Woods Projectのベネフィット・ライブをMadison Square Gardenに観に行っているが,その時はDon Henley,Billy Joel,そしてStingというとんでもないトリプル・ビルであった。実はそこで本当にDon Henleyのソロ曲の魅力にはまってしまったのも懐かしい。

そして,このライブは西海岸,LAのWiltern Theaterにおいて,10人の女性ヴォーカリストがフル・オーケストラをバックに,古いスタンダードを中心に歌うというものであった。Joni Mitchellはその最後に,タイトル・トラックを歌っている。後にJoni Mitchellはオーケストラをバックに歌うという”Both Sides Now"と"Travelogue"を作っているが,本作もその2作もアレンジャーはVince Mendozaってことで,このライブがのちのアルバム制作の契機になったのかもしれないなんて想像してしまった。

出演している人たちは有名な人とそうでもない人さまざまだが,聞いていて思ったのはStevie Nicksはこういう曲とか伴奏には合わないなぁってことである。むしろ,Linda Ronstadtとか呼べなかったのかなぁなんて妄想してしまう私である。まぁ,企画アルバムなので星はつけないが,珍しいアルバムとして認識ておけばいいって感じである(笑)。

Recorded Live at Wiltern Theater on April 16, 1998

Personnel: Gwen Stefani(vo), Paula Cole(vo), Shawn Colvin(vo), Trisha Yearwood(vo), Sandra Bernhard(vo), Sheryl Crow(vo), Natalie Cole(vo), Stevie Nicks(vo), Björk(vo), Joni Mitchell(vo), Chuck Berghofer(b), Jim Cox(p), Peter Erskine(ds), Gary Foster(as), Mark Isham(tp), Plas Johnson(ts), Vince Mendoza(arr) with Orchestra

2021年1月25日 (月)

ってことで,今日は本家「つづれおり」。

_20210123-2 "Tapestry" Carol King(Ode)

昨日,本作へのトリビュート・アルバム"Tapestry Revisited"を取り上げたので,今日は本家「つづれおり」である。この記事を書こうと思って,Wikipediaでこのアルバムのことを見ていたら,1,000万枚以上売れたアルバムをダイアモンド・ディスクと言うそうだ。ゴールド,プラチナ,マルチ・プラチナってのはよく知られているが,ダイアモンドってのは初めて聞いた。よくよく見てみると,ほかにもダイアモンドはBeatlesをはじめ,結構あるようだが,勉強になりましたってことで(笑)。

"Tapestry Revisited"でも書いたことだが,アルバム全体で,名曲,佳曲揃いってのが凄いのだが,実にシンプルなバックの演奏の中で,このアルバムが出来上がっているのも素晴らしい。シンプルでも,曲の魅力でアルバムは優れたものになるし,売れるってことである。この手作り感というのも実に心地よい。

思い返してみれば,このアルバムがリリースされたのが1971年だから,私はまだ小学生だが,その頃から”It’s Too Late"はラジオから流れるのを聞いていたような気がする。その頃は英語を学ぶ前だから,意味なんかわかっていなかったが,メロディ・ラインは記憶に残っていた。後に英語を学ぶようになって,英語のディクテーション(聞き取り)のテキストとして,本作にも収められている"Will You Love Me Tomorrow"のThe Shirelles版が使われたのも懐かしい。今にして思えば,実にわかりやすい英語である。その時のテキストに使われたもう1曲はBilly Joelの"The Longest Time"だったかなぁ(遠い目...)。いずれにしても,そういうかたちでもCarol Kingの音楽には触れていたのだと今更ながら思う。

このアルバムが優れていることは,収録された曲がいかに数多くカヴァーされているかによっても明らかだ。もともとは職業作曲家転じて,自作自演歌手となったCarol Kingではあるが,ソングライターとしての功績は,このアルバムよりとっくの昔に成し遂げられていた訳だが,歌手としてもいけていたということを改めて感じさせる作品だったと言える。Carol Kingが歌わずとも,いい曲はいい曲なのはカヴァー・ヴァージョンでもわかるが,彼女の歌にはそれなりの魅力があることは言うまでもない。演奏や歌からは70年代初頭という時代感も感じられるが,やはり曲の魅力は不滅。星★★★★★。

尚,"Will You Love Me Tomorrow"には”The Mitchell / Taylor Boy-And-Girl Choir"という冗談のような名称で,Joni MitchellがJames Taylorともどもバッキング・ヴォーカルで参加している。

Recorded in January 1971

Personnel: Carol King(vo, p), Danny Kootch(g), James Taylor(g, vo), Ralph Schuckett(el-p), Charles Larkey(b), Russ Kunkel(ds), Joel O'Brien(ds), Curtis Amy(fl, sax), Merry Clayton(vo), Joni Mitchell(vo) with Strings

2020年9月14日 (月)

Joni Mitchellがアーカイブ・シリーズを立ち上げるそうだ。

Joni-mitchell-archive

私は,このブログにJoni Mitchellというカテゴリーを設けるぐらいJoni Mitchellが好きである。ミュージシャン単独のカテゴリーを設定しているのはJoni MitchellとBrad Mehldauだけなのだから,その入れ込み具合はおわかり頂けるだろう。

そのJoni MitchellがNeil Youngにならってかどうかはわからないが,アーカイブ・シリーズを立ち上げることがアナウンスされた。その第一弾が10月末にリリースされるのだが,Vol.1として出るのが1963年から67年の初期音源を集めた5枚組(!)である。初期のJoni Mitchellはいかにもフォーク,あるいはシンガー・ソングライターとしての感覚が強いが,変則チューニングによる独特な響きは初期のアルバムから聞かせていた。そこに至る若かりし頃のJoni Mitchellの音楽がどのようなものであったのかを知ることは重要ということで,早速発注してしまった。おそらくは11月半ばぐらいになるであろう到着を心待ちにすることとしよう。

そういうこともあって,久しぶりに彼女の1stと2ndアルバムを取り出して聞いていた私である。私の中ではJoni Mitchellの最高傑作は「逃避行」なのだが,初期の音源も実に味わい深いと,改めて思った。

2019年11月13日 (水)

Joni Mitchellの幻の書籍の再リリース版,ついに到着。実に素晴らしい!

Morning-glory-on-the-vine-cover

”Morning Glory on the Vine: Early Songs and Drawings" Joni Mitchell

かねてから告知されていた,Joni Mitchellがかつて友人にギフトとして100部限定で制作した書籍がようやくデリバリーされた。1971年に手書きの歌詞に,彼女の絵画を添えたこの本の現物は,まず世の中に出ることはないだろうが,Joni Mitchellの生誕75周年を記念して,こうして誰にでも手に入るようになったのは実に喜ばしい。

私はJoni Mitchellの絵画展のカタログや,Norman Seeffが撮った彼女の写真集,彼女の全曲楽譜集も保有しているが,私にとってはかけがえのない書籍がもう1冊加わったというところである。彼女の書く絵画のヴィヴィッドな色遣いを見ているだけで,本当にく~っとなってしまった私である。これぞちょっと気は早いが,私にとっては今年最高のホリデイ・ギフトと言ってよい。

どうせなら彼女のサイン入りの本を買えばよかったかなぁなんて思っているが,さすがにそこまでは手が出なかった。しかし,そのうちやっぱり欲しくなるかもなぁ...。いずれにしても,Joni Mitchellファンは必携の書籍である。素晴らしい。星★★★★★以外ありえない。

Morning-glory-on-the-vine-2

2019年5月26日 (日)

真夏のような暑さの中で”Blue”を聞く。

_20190526 "Blue" Joni Mitchell(Reprise)

私はJoni Mitchellのファンだとか言いながら,実はこのブログでは彼女の公式アルバムについてはあまり記事をアップしていない。これまでは"Hejira"と"Miles of Isles"ぐらいしか取り上げていないはずである。だが,そろそろちゃんと彼女のアルバムについて書いた方がいいのではないかと思ってしまったのは,ブログのお知り合いの910さんが,ジャコパス入りのJoni Mitchellのアルバムを連続投稿されていることも影響しているのは間違いない(笑)。

ってことで,外では5月下旬とは思えない暑さが続く中,ピックアップしたのが"Blue"である。これをJoni Mitchellの最高傑作に挙げる人は多いし,世の中の評価も無茶苦茶高い。米国の公共ラジオNPRは本作を”Greatest Album of All Time Made by a Woman"に挙げているぐらいである。私個人的なJoniの最高傑作は"Hejira"ではあるが,このアルバムに収められた曲のクォリティの高さは,"Hejira"とはちょっと違う世界ではあっても,レベル的には同等と言ってよい。私が"Hejira"を評価するのは音楽全体としてだが,個別の表現という意味では"Blue"の方が強烈である。

このアルバムに収められているのは,私小説的心象風景とも言われるが,このアルバムはJoni MitchellとGraham Nash,あるいはJames Taylorとの恋に破れたJoniの感情が表出しているがゆえに,シンガー・ソングライターの世界における金字塔と言っても過言ではない評価を得ているとも思える。歌詞を真面目に読むと,それこそ切なくなるような表現に満ちているが,これぞ音楽による心もようの描出と言ってよいであろう傑作。ここまで来ると純文学。改めて聞いているとグサグサ心に刺さる。星★★★★★以外あるまい。

Personnel: Joni Mitchell(vo, g, p, dulcimar), Stephen Stills(b, g), James Taylor(g), Sneaky Peat Kleinow(pedal steel), Russ Kunkel(ds)

2019年4月27日 (土)

更に感動的だった映像版”Joni 75”

_20190324_2 "Joni 75: A Birthday Celebration" Various Artists(Rhino)

韓国から帰ったら,アメリカから飛ばしたDVDがデリバリーされていたので,早速見てみた。そうしたら,これがマジで素晴らしい出来である。この時のライブの音源がリリースされた時にも,私は「どの歌唱にもリスペクトが感じられる」と書いた(記事はこちら)が,映像で見ると,そのリスペクト具合がよりヴィヴィッドに伝わってきて,感動してしまったのである。

どの歌唱も真剣にJoniの生誕75周年を祝うだけでなく,彼女へのリスペクトが如実に表れているのである。マジでチャラチャラしたところは皆無であり,ステージに立ったミュージシャンがそれぞれ真剣に取り組んでいる姿が捉えられていて,私は映像を見ながら大いに感動していたのであった。CD音源の時にも,お祭り騒ぎにするよりも,こうした取り組みの方が好ましいと思ったが,それこそ出演している歌手陣,伴奏陣は極めて誠実かつ真面目にこのライブに取り組んだことが手に取るようにわかってしまうのである。

DVDにはCDに収録されなかった音源も入っているが,それにも増して,ここに参加したミュージシャンの取り組みを見るだけで感動できることを保証したい。私が特に映像版で素晴らしいと思ったのがDiana Krall。本当にJoni Mitchellの音楽への敬愛をにじませた素晴らしいパフォーマンスであった。

そして,先日Chick Coreaとのライブを観た時も思ったが,Brian Bladeは本当に楽しそうにドラムスを叩く。そしてそれが的確な演奏なのだから,やはりこの人半端ではない。

いずれにしても,いいものを見せてもらった。私は音楽については映像よりも音源指向だと思うが,これに関しては,映像の凄さがCDを上回った稀有な事例として挙げたい。こんな映像を見せられたら星★★★★★以外ありえない。DVDはリージョン・フリーなので,さぁ皆さん,これは買いましょう(笑)。

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