中年音楽狂 in ロンドン:ロンドンのど真ん中に現れたBarclaysの新店舗
今回のロンドン出張においては,仕事柄どうしても見ておかなければならない店舗があった。それがBarclaysが昨年12月にピカデリー・サーカスに開けたフラグシップ店舗である。ファサードからして透明性が高く,確かにこれまでのロンドンの銀行店舗とは明らかに違う。
ピカデリー・サーカスと言えば日本で言えば銀座ソニー・ビルとかそういう感じの場所になるが,そこに現れた店舗は,Barclaysはハイテク店舗と呼んでいるが,それは特に店舗に入ってすぐの場所にあるインタラクティブ・スクリーンに顕著である(奥にも別の仕掛けはあるようである)。今回の取材,アポなし突撃取材というか,顧客のふりをして
ざっと見回しただけなのだが,ブラン ディングがしっかり店に反映されていて,なかなかに魅力的な店である。ネット上にもこの店舗の写真は結構アップされているようだが,こういうのはやはり自分の目で見るに限るのである。もちろん,写真はこっそり撮影したものであるが,雰囲気はつかんでいただけるだろう。
ATMコーナーの逆サイドに設置された情報キオスクではロンドンのさまざまな情報が検索できるのはいいが,私が端末を操作しているのが,大画面にも連携されて映っているのにはちょっと驚いた。別に見せたくてやったわけではないのだが...。これはプライバシーという点ではちょっと疑問だが,それでも結構使っている来店客がいたから,まずまずの認知度,訴求度というところかもしれない。
いずれにしても,Barclays Blueが適切に反映されていて,見た感じはかなりいいって感じである。こういうのをまさに「適切なコーポレート・カラーの反映」と呼びたくなる。この店舗はBarclaysが相当の金を掛けて取り組んだことがわかるフラグシップ店舗ということが言えるだろう。ご関心のある方はピカデリー・サーカスからリージェント・ストリートに行くすぐ脇だから,嫌でも目に入ってくるはずである。まぁでも観光客には関係ないか...。これって明らかな職業病である。
しかし,店の中には監視カメラの画面モニターがあったから,私はそこには強盗の下見に来た怪しげな東洋人のように映っているかもしれない。まぁいいや。
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