今年最初の新譜はEnrico Pieranunzi。あの"Live in Paris"と同じメンツで悪いはずなし。
"A Sunday in Paris: Live at the Sunside" Enrico Pieranunzi(Bonsaï)
ストリーミングで音楽を聞いていたら,このアルバムの情報に遭遇。よくよく見れば,私が愛してやまない"Live in Paris"と同じメンツではないか。その割に記事にしていないが,Pieranunzi来日時にサインをもらっているぐらい好きなのだ。場所は"Live in Paris"がLe Duc Des Lombardsでの実況だったのに対し,今回はその近所にあるSunsideでのレコーディングである。
詳しいデータは不明だが,リリース元のBonsaï Musicのインスタには"a live recording from many years ago"と書いてあり,最新のレコーディングでないことは間違いない。更に調べてみると,YouTubeに上がっていた情報によれば,どうも2006年の音源らしいが,Hein Van de GeynとAndré Ceccarelliを擁するトリオによる演奏が悪いはずがないという確信をもって聞いたら,これが最高であった。
Pieranunziのオリジナルにスタンダードやジャズマン・オリジナルを加えた演奏は,決して美的なだけに留まらないハード・ドライビングなところもあって,このトリオの演奏の質の高さと相性の良さを示している。ちょっと"Nefertiti"の演奏は固いかなぁって気がしないでもないが,問題にするほどのものではない。ここでの演奏は"Plays the Music of Wayne Shorter"に似た感じで,まぁこの曲はオリジナルのMiles Davisの演奏がアドリブなしで演じられたものだったから,そのイメージが残っていると受け入れが難しいというところもあるからねぇ...。"'Round Midnight"をやや早めのテンポでハード目にやるのも珍しいが,この辺りも好き嫌いはわかれるかもしれない。
その辺りの評価にもよるかもしれないが,私個人としては本作が媒体が出たら購入確実だ。Enrico Pieranunziファンも納得のライブ・アルバムであることは間違いないと言ってしまおう。今のところ,媒体リリースの情報が見つかっていないので,まずはストリーミングで楽しんでおくとして,Enrico Pieranunziのアルバムとしては"Hindsight: Live at La Seine Musicale"以来久々の新作聞きとなったが,やっぱりいいねぇ。新年早々縁起がいいわいってことで星★★★★☆。
Personnel: Enrico Pieranunzi(p), Hein Van de Geyn(b), André Ceccarelli(ds)
本作のストリーミングへのリンクはこちら。









































































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