2020年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29

2018年おすすめ作

無料ブログはココログ

カテゴリー「映画」の記事

2020年2月17日 (月)

出張中に見た映画(20/02編):1本目はRenée Zellwegerがオスカーを獲った「ジュディ 虹の彼方に」。

Judy 「ジュディ 虹の彼方に("Judy")」(’19,英/米,FOX)

監督:Rupert Goold

出演:Renée Zellweger,Jessie Buckley,Fin Wittrock,Rufus Sewell,Michael Gambon

今回,シンガポールに行ってきたのだが,帰りは夜行便だったので,見たのは往路での2本だけ。1本目がRenée Zellwegerが見事にオスカーで主演女優賞を獲ったこの映画である。日本での公開は3月の予定だが,こういうのを先に見られるのが機内エンタテインメントのいいところである。そして,私の興味はなぜ彼女が受賞に値するのかというところにあった訳だが,吹替なしで自身がJudy Garlandになりきって歌うところを評価されたと考えてよいだろう。実にうまいものなのだ。

この映画の主人公は,誰もが知るJudy Garlandである。「オズの魔法使い」やその他のMGMでのミュージカルでの明るいイメージが持たれることが多い彼女だが,この映画に描かれる通り,相当に精神的に病んでいる人だった。その彼女の晩年の姿をRenée Zellwegerが演じる訳だが,正直言って,ちゃんと救いのシーンは準備されてはいるが,それでもこの映画はかなり 重い。ストーリー展開はまぁ想定通りであるし,Renée Zellwegerの演技は評価できたとしても,映画としては無茶苦茶優れているとは思えなかったというのが正直なところである。

それでも1968年という時代感はうまく出していると思えるし,Renée Zellwegerが歌うシーンは見ごたえがある。それでも,Judy Garlandの凄みはこんなものではなかっただろうと思ってしまうのは,私が中学生の時に見た「ザッツ・エンタテインメント」で見られた映画"Summer Stock"における"Get Happy"のシーンが強烈に印象に残っているからだ。Judy Garlandはある意味悲劇的な人生を歩んだとも言えるが,アーティストとしては一流であったことを感じさせる映像を貼り付けておこう。いずれにしても,この映画は悪くはないが,まさしくRenée Zellwegerのためだけにある映画であったと言ってもよい。星★★★★。

2020年2月 2日 (日)

またもEastwoodにやられたと思ってしまった「リチャード・ジュエル」

Richard-jewell 「リチャード・ジュエル(”Richard Jewell")」(’19,米,Warner Brothers)

監督:Clint Eastwood

出演:Paul Walter Hauser,Sam Rockwell,Kathy Bates,Olvia Wilde,John Hamm,Nina Arianda

今年の5月に90歳になろうとしているClint Eastwoodの作品にはほぼ毎回痺れさせられている私である。老いてますます盛んとはEastwoodのためにあると言いたくなるが,今回もまたも彼の手腕にやられてしまった。

昨今,Clint Eastwoodの映画は実話に基づくものが多くなっているが,今回はアトランタ五輪期間中の爆弾テロにおける爆発物の第一発見者でありながら,容疑者としてメディアとFBIから追われるという,まさに冤罪の被害者としてのRichard Jewellの姿が描かれる。こういう映画を見ていると,本当に何が正義なのかわからなくなるという点で,実に恐ろしい事件を描いている。実際にはもっと複雑であったであろう事件について,非常にコンパクトにストーリーに仕立てているが,まさにここに描かれているのはFBIの傲慢とメディア・リンチである。プロファイリングだけに依存するような,あれほど予断に満ちた捜査が本当に行われていたとすれば,FBIなんてとんでもない組織だってことになるし,メディアも視聴者,読者の「関心」をかさに,人間の尊厳を踏みにじるような行為をしているとも言える訳だ。それをドラマとして仕立てるEastwoodの技はここでも十分に発揮されていた。

私がこの映画で最も泣かされたのはRichard Jewellの母親を演じたKathy Batesの演技だったが,まさに素晴らしい助演ぶりで,かつリアルな演技は本当に素晴らしかった。こういう映画が興行的にはなかなか苦しいのはわかるが,日本での不入りぶりには愕然としてしまった。公開してまだ2週間強だが,すぐに打ち切られてしまいそうなこともあって,慌てて劇場に駆けつけてよかったと思わざるをえない。劇場で見るに値する傑作というのはこういうのを言うのであって,CGに依存するような映画ではない。

結末はわかっていても,見終わった後の清涼感という観点でも,実に素晴らしいと思えた映画。興行的には世界的に苦しいようだが,より多くの人が見て,そして考えるべき作品。喜んで星★★★★★としよう。ここ数年,私はClint Eastwoodの映画をほぼ必ず見ていると言ってよいが,「アメリカン・スナイパー」なみに痺れたと言っても過言ではない。

2020年1月12日 (日)

週末に「スター・ウォーズ」最終作を見た。

Star-wars-ix 「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け("Star Wars: Episode IX - The Rise of Skywalker")

監督: J.J. Arbrams

出演: Carrie Fisher, Mark Hamill, Adam Driver, Daisy Ridley, John Boyega, Oscar Issacs

エピソードIVから始まった「スター・ウォーズ」の物語もこれで終了ということで,劇場へ行ってきた私である。ストーリーとしては,決着をつけるにはこうしかないだろうという感じではあったのだが,それをよしとするか,そうでないかによって,この映画に対する評価は変わるだろう。私は後者である。

この映画の決定的な問題点は,都合のよ過ぎるシナリオにある。ネタバレを避けるためにはあまり詳しく書けないが,やはりこの映画,大団円に向けての無理矢理感が強過ぎる。馴染みのキャラが総登場みたいなところもあって,長年のファンにとっては落涙ものの展開とも言えるだろうが,やはり私には納得のいかない部分が多過ぎた。登場するキャラの多さも「アベンジャーズ」的かなぁってところもあり,このシリーズならではのよさが希薄になったようにも思える。Carrie Fisherが亡くなってしまっている中でのストーリー作りに難しさがあったのもわかるが,私としては,最後がこれか...って感じが強いのだ。

とか何とかいいながら,私も一部のシーンで落涙していたクチではあるのだが,それが続かない。最新三部作では一番出来が悪いと思えたのは,ひとえにシナリオにあると断言したい。「フォースの覚醒」も「最後のジェダイ」もそこそこ評価した私だが,この映画は星★★★が精いっぱい。結局「ローグ・ワン」って無茶苦茶面白かったのではないかと改めて思ってしまった私である。

2019年12月25日 (水)

2019年の回顧:第2回は映画編。

20193_20191224225901

今年の回顧の2回目である。「スター・ウォーズ」の新作を見ていないのが残念だが,それはまた来年回しということにしよう。

今年劇場で見た映画は11本に留まってしまった。ライブに行く回数が増えてから,映画館に通う回数が減るというのは仕方ないこととは言え,あまりにも少ないなぁという感じである。だが,去年も劇場では10本しか見ていないから,ペース自体はほとんど変わっていないのかと改めて気づく私である。一方,出張中の機内エンタテインメントで見た映画が14本とこれも少ない。今年は欧米出張がなく,アジア圏ばかりだったので,フライト時間が短かかったり,夜行便が多かったこともあって,これも仕方がないのだが,去年は機内で43本(!)見ているから,それに比べると大幅減である。正直言って機内エンタテインメントで見た新作はどれもイマイチで,評価に値するものが少ないなぁというのが実感である。

そうした中で,今年見た映画では「ブラック・クランズマン」,「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」,そして「ジョーカー」の3本で決まりである。この3本は実に甲乙つけがたいところであるが,シナリオの面白さでは「ブラック・クランズマン」,郷愁すら誘う映画的な面白さでは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」,そして圧倒的な緊張感では「ジョーカー」とそれぞれに個別の面白さを持っていた。そのほかにも「運び屋」や「女王陛下のお気に入り」も記憶に残るが,その一方でMCUや「ターミネーター」の新作はアクションやVFXという観点では凄いねぇと思わせるが,映画的としてはどうなのよってところがあるのはいつも書いている通りである。

上記の3本からどれか1本と言われれば,私は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」と答えると思う。映画好きの琴線に触れるとはこの映画のことだと思えるのだ。とにかくエンド・ロールを見ているときの爽快な感覚は忘れることはできない。この映画について記事を書いたときに私は「終わった後の幸福感」と評しているが,まさにその通りなのだ。

ということで,来年はもう少し劇場にも足を運びたいとは思うのだが,なかなか時間が取れないのも事実。ライブを取るか,映画を取るかと言われると,ここ数年はライブの方が勝っているなぁって感じである。しかし,来年早々には「スター・ウォーズ」を見に行くだろうが,Clint Eastwoodの新作もあって,見るべきものはちゃんと見ていきたいと思う。さて来年はどうなるか?

2019年12月21日 (土)

出張中に見た映画(19/12編):復路で見たのは懐かしの「私をスキーに連れてって」

Photo_20191219151401 「私をスキーに連れてって」(’87,東宝)

監督:馬場康夫

出演:原田知世,三上博史,原田貴和子,高橋ひとみ,布施博,沖田浩之

出張の復路で見たのが懐かしのこの映画である。これも暇つぶしの一環であるが,何とも懐かしい。前にもこのブログに書いたことがあるが,実は私は結構な原田知世好きであることもあるが,懐かしさにかまけてこの映画を見てしまった。

この映画が製作された1987年と言えば,日本経済がバブルに向かっていた時期であるが,この頃のスキー・ブームというのも今にして思えば懐かしい。今やスキー場のゲレンデはそんなに混みあっていないが,この頃ってリフトに乗るのも大変だったなぁなんて「遠い目」になってしまう私である。その一方でマナーの悪いボーダーに蹂躙されている今のスキー場を苦々しく思っているのも同じ私だが...。ちょうどこの頃は私も会社の同期の連中と志賀とか蔵王に行っていたから,そういう時代だったのだ。

改めてこの映画を見ていて,まぁいい時代だったよねぇなんて思ってしまうが,映画の筋書きとしてはかなり無茶苦茶なところがあって,笑ってしまう。そもそも何で高橋ひとみがバニーのスタイルで出てくるのかとか,突っ込みどころも満載なのだ。それでも原田知世が可愛いからいいのである。こういうのを毒にも薬にもならないと言うが,懐かしさも相まって星★★★☆。それにしても音楽にユーミンを使ったのは当たりだった。懐かしい曲ばかりが出てきますわ。

2019年12月20日 (金)

出張中に見た映画(19/12編):1本目は「ワイルド・スピード」シリーズのスピン・オフだったのだが,やめときゃよかった。

Hobbs-shaw「ワイルド・スピード/スーパー・コンボ("Fast & Furious Presents Hobbs & Shaw")」('19,米,Universal)

監督:David Leitch

出演:Dwayne Johnson, Jason Statham, Idris Elba, Vannessa Kirby, Helen Mirren

師走だというのに,タイに夜行便で向かって,夜行便で帰国した私である。老体に鞭打つとはまさにこれのことだろう。帰路は非常口座席だったのでまだよかったが,往路は本当に座席が狭くて辛いものがあった。そんな出張だし,フライトの時間もそんなに長くないので,見られる映画の本数には限りがあるということで,今回は往路1本,復路1本の2本だけ。往路で見たのがこの映画だったのだが,まさに暇つぶしにしかならないというのはこういうのを言う。

私は何だかんだと言って「ワイルド・スピード」のシリーズは見ているのだが,今回の主役はそのシリーズにも後付けで出てきたDwayne JohnsonとJason Stathamであり,そのキャラを使っただけの,ストーリー的にはシリーズとの関係性はほとんどないものである。しかし,この2人のマッチョが出てくれば,だいたいこうなるよねぇというようなアクション・シーン満載の映画である。だが,このストーリーの無茶苦茶さ加減というのはいかんともしがたく,見ていてアホくさ~と思っていた私である。こういう映画に対して固いことを言うのが野暮だと承知しているのだが,この必然性のない展開にはもはやついていけないって感じである。

映像そのものも,もはや「アニメかっ!」と毒づきたくなるようなものであり,CG全盛の時代に対する皮肉も言いたくなってしまった私である。「ワイルド・スピード」シリーズはキャラの設定で見られる部分もあると思っているが,これはさすがにないなぁと思っていた私である。まぁ,さっさと寝ればよかったと反省したくなるような愚作。星★で十分だ。

2019年12月 8日 (日)

Amazon Primeで「ランボー」を見た。

Photo_20191204204501 「ランボー("First Blood")」(’82,米,Orion)

監督:Ted Kotcheff

出演:Sylvester Stallone,Richard Crenna,Brian Dennehy,Jack Starrett

この映画を見たのは生まれてこの方初めてのことである。Sylvester Stalloneの映画は「ロッキー」のシリーズ以外は大して見ていないので,これも見てなくてもまぁしょうがないってところか。縁がないのである。

この映画,アクション映画ではあるが,ベトナム帰還兵のトラウマも描いているところが,普通のアクション映画と違うところ。この映画におけるSylvester Stalloneはいつもながらのマッチョだが,単なるマッチョではないところが異色と言えば異色。

そしてストーリーはこれほどの「理不尽」はなかろうというような映画である。そういうところもあって,この映画をかなり高く評価する人が多いようにも思うが,私から言わせると理不尽も度を越し過ぎってところか。まぁ,Sylvester Stallone版サバイバル・ゲームみたいな感じだが,1982年という製作年度を考えると,映像は相当シャビーな感じもあるし,カー・チェイスにしても,爆破シーンにしてもB級感たっぷりである。

ということで,見ている限りは別に腹も立たないってところか。とは言っても,続編を見たいという気持ちは湧いてきていないが...(笑)。ちょいと甘めの星★★★☆ってところ。

2019年11月27日 (水)

Amazon Primeで見たら意外に面白かった「ラスト・スタンド」

The-last-stand 「ラスト・スタンド("The Last Stand")」('13,米,Lions Gate)

監督:Kim Jee-woon

出演:Arnold Schwalzenegger,Johnnie Knoxville,Forest Whitaker, Luiz Gusman, Rodrigo Santoro,Eduardo Noriega

「ターミネーター」シリーズの新作はイマイチだったが,だったらArnold Schwalzeneggerの映画なんて見なきゃいいだろうという声も飛んできそうだが,私も懲りないというか,暇にまかせてAmazon Primeでこの映画を見た。すると予算は「ターミネーター:ニュー・フェイト」より圧倒的に低いはずにもかかわらず,そこそこ面白く見られるということで,こっちの方がいいのではないのかとさえ思ってしまった一本。

逃亡した死刑囚がコルベットZR-1というぶっ飛びマシンで街にやって来るって感じで,この辺は「真昼の決闘(”High Noon")」辺りへのオマージュ感が出た,舞台は現代でも,西部劇ライクなストーリー展開と言ってよい映画であった。もちろん,痺れるようなサスペンスを感じさせるわけではないのだが,まぁB級西部劇的に,ワルは徹底的にワルに描かれ,描写はマカロニ・ウェスタン的なところも感じられるし,アクション・シーンも特に転落シーンなどまさに西部劇的な部分を感じてしまう。最後の決闘シーンなんて,バックドロップか!みたいなプロレス的な格闘場面が見られ,笑ってしまいそうにもなるが,こういう映画ではそれでいいのだ(バカボンのパパ風)。

ここでのArnold Schwalzeneggerの役回りは,LAPDの麻薬捜査官を引退し,アリゾナの片田舎の保安官になっているって役どころなのだが,日頃は何もないような平穏な田舎でドンパチをやってしまうってのも笑える。それにしてもFBIのエージェントを演じるForest Whitakerはなんでお前はそんなにアホなのかみたいに敵役に裏ばかりかかれる役回りだが,よくあんな役を引き受けたよなぁとさえ思わせる。あれではオスカー俳優としての面汚しみたいな役だが,まぁいいか。

ということで,どこからどう見てもB級の香りがプンプンしてくるが,くだらねぇ~と思いつつ,単純に楽しめばいいやってことで星★★★☆。たまにはこういうシャビーな感覚もいいのよねぇ(笑)。

2019年11月24日 (日)

なんだかんだ言ってまた「ターミネーター」シリーズを見てしまう私。

Terminator-dark-fate 「ターミネーター:ニュー・フェイト("Terminator: Dark Fate")」('19,米/西/ハンガリー,Fox/Paramount)

監督:Tim Miller

出演:Linda Hamilton, Arnold Schwalzenegger, Mackenzie Davis, Natalia Reyes, Gabriel Luna

私も好きだなぁと思ってしまうが,なんだかんだ言って,私はこのシリーズ,全作を見ている。徐々にストーリーに無理が出てきてしまうのはシリーズものの難点であるが,本作はJames Cameronが"T-2"の正当な続編と位置付けているそうである。だったら今までのシリーズは何だったんじゃい?と言いたくなるが,完全に"T-2"と"T-3"の関連性をリセットしてしまって,新しいストーリーを展開しているのだ。"T-3"にはLinda Hamiltonは出演していなかったから,James Cameronにとっては前妻Linda Hamilton演じるSarah Connorがこのストーリーには欠かせないというところだったのだろう。

"T-2"の後の本作の展開はネタバレになるので,詳しく書くことが憚られるが,Arnold Schwalzeneggerのここでの役回りは一体どうなのよ?と言いたくなる人も多いだろう。まぁ,本作の主役はLinda Hamiltonであり,Natalia Reyesであり,Mackenzie Davisでありという女性陣3人ということだと言ってよいと思うので,まぁそれも仕方ないってところか。

アクション・シーンはド派手であるが,ちょっとやり過ぎって感じも強い。移動手段が車だ,ヘリだ,更には大型輸送機だってさすがに無茶苦茶だろう。ストーリーとしてはわからない訳ではないのだが,唐突感が否めない展開であることは間違いないから,オリジナルの持っていたチープな感じではありながら,そこはかとなく感じられるサスペンスみたいなものがここでは弱体化してしまっているのが残念としか言いようがない。逆に言うと私はそういう感覚をこのシリーズに求めて続けているのかも知れないが(苦笑)。

おそらくはこれにてこのシリーズも打ち止めということだろうが,相変わらずのLinda Hamiltonを見られたのはよかったとしても,イマイチ感はぬぐえないそういう映画である。星★★★。

2019年11月19日 (火)

Amazon Primeで「容疑者Xの献身」を見た。

X「容疑者Xの献身」('08,東宝)  

監督:西谷弘

出演:福山雅治,柴咲コウ,堤真一,松雪泰子,北村一輝,真矢みき

私はなんだかんだと言って,「ガリレオ」シリーズの本を読んだり,通常はTVドラマはほとんど見ないのに,例外的にこのシリーズを見たりしていた。本作は原作は読んだが,映像版を見るのは初めてか,あるいは一度見たことがあるぐらいだろう。その辺の記憶は実に曖昧なのだが,もはや本作も10年以上前のものとなり,今となっては福山雅治が若いねぇなんて思ってしまった。

ネタがネタだけに,詳細のストーリーを書くわけにはいかないが,そう言えばこんな話だったなぁなんてAmazon Primeでこの映画を見ていて思い出していた私である。福山雅治は相変わらずのガリレオっぷりであるが,この映画のポイントは,堤真一のいい意味での「辛気臭い」演技だろう。興行収入は50億円近くに及んだらしいのはTVとのタイアップもあるだろうし,原作が直木賞を受賞したことも影響しているだろうが,「ALWAYS 三丁目の夕日」の鈴木則文役と全く違う堤真一の貢献も大きいように思えた。

まぁそこそこ面白く見られるのがこのシリーズのいいところだと思うのだが,深い印象を与えるかというと,見たか見ていないかの記憶も曖昧な現実を考えると星★★★☆ぐらいでいいだろう。ただ,映像的にはいかにもなので,敢えて映画じゃなくてもいいよなぁなんて思ってしまうが,まぁいいか。

より以前の記事一覧

Amazon検索ツール

2019年おすすめ作