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カテゴリー「ポップス」の記事

2022年4月 5日 (火)

”All for Reason”:この1曲のためにこのアルバムは存在すると言ってもよい。 #Alessi

_20220403"All for Reason" Alessi(A&M)

シングル"All for Reason"が流行ったのは1977年,私が高校生になる年であった。非常にポップなメロディは強く印象に残っていて,いつかアルバムも買おう,買おうと思っていて,ついにそのアルバムを入手したのは昨年になってからのことであった。

それ以来,何度かこのアルバムを聞いているのだが,どうにもピンとこない。と言うより,タイトル・トラック"All for Reason"が曲としてよ過ぎて,完全に浮いている。それぐらいほかの曲が大したことがないと言ってもよい。いかにも売れ選狙いという感じのアルバムのつくりも,曲調がバラエティに富んでいると言えば聞こえはいいが,結局のところ一貫性が感じられないのだ。タイトル・トラック以外で言えば,アナログ盤であればB面1曲目の"London"はまぁ許せるって感じだが,間奏なんかはベタな感じだし,やっぱりこのアルバムは"All for Reason"のためにあるのだというのが結論になってしまう。

これは私が同時代を過ごす中での印象が強いせいもあるだろうが,実際に曲としてよくできているのだから仕方がない。このCD,廉価盤なのでまぁいいやってところだが,私としては1曲のためだけに持っているのもなぁ...って感じである。だからと言って中古で処分しても二束三文で買い叩かれるのが見えているが,"All for Reason"はそれでもいい曲である(きっぱり)。

そう言えば,私は彼らの"Long Time Friends"(邦題は「そよ風にくちづけ」である:笑)も持っていたなぁ。どこにあるかのわからないし,もう売ってしまったかもしれない。Quincy JonesのQwestレーベルから出たのだが,あれも全然面白いと思った記憶がない(爆)。結局私は"All for Reason"1曲を除いてAlessiとは相性が悪いんだろうな。

2022年4月 3日 (日)

超寡作なSadeのライブ盤を久々に聴く。 #Sade

_20220401-2 "Lovers Live" Sade(Epic)

本当に寡作な人たちである。1984年にデビュー・アルバムをリリースして38年,その間にリリースしたスタジオ録音は6枚だけである。最後にリリースした"Soldiers of Love"からもう12年も経っている。その後,ライブDVD"Bring Me Home Live 2011"からだって11年経過しているのだ。

そんなSadeが初めて出したライブ・アルバムが本作であるが,それまでのリリースのおいしいところは押さえているって感じである。だが,私の場合,Sadeの音楽ってのはライブで観たいっていう感覚ではなく,部屋で聞いてりゃいいじゃんって思ってしまうのも事実である。私がSadeに求めるのは興奮ではなく,落ち着きなのだ。

まぁ,それでもSadeはSadeってことでいい曲が揃っていて,ライブ盤としては楽しめるのだが,私の場合,これよりはベスト盤の方がいいかなってところ。星★★★★。

尚,このライブ,映像版もあるようだが,私は未見ながら曲数は映像版の方が多いので,Sadeのファンの皆さんは,映像版もチェックしないといけませんな。

Recorded in Anaheim and Inglewood, California in September 2001

Personnel: Sade Adu(vo), Stuart Mattehman(g, sax), Andrew Hale(key), Paul S. Denman(b) with Ryan Waters(g), Peter Lewinson(ds), Karl Vanden Bossche(perc), Leroy Osborne(vo, g, fl), Tony Momrelle(vo)

2022年2月21日 (月)

馴染み曲満載(笑):Billy Joelのベスト盤。 #BillyJoel

_20220219 "Piano Man: The Very Best of Billy Joel" Billy Joel(Columbia)

Billy Joelの全盛期は70~80年代だと思うが,その頃リリースされたアルバム群はよく売れたし,シングル曲も結構ヒットしていたから,そういう時代を通過してきた私のような年代のリスナーにとっては懐かしい存在である。そういう人だから,Billy Joelのベスト盤は何種類もリリースされていて,私も以前"Greatest Hits Vol. ,1 &2"を保有していたはずである。そちらは多分売ってしまったのだと思うが,やっぱり聴きたいと思って買い直したのがこのアルバムだったと思う。我ながら馬鹿げたことの繰り返しだが,このアルバムは別物だからまだましで,同一アルバムでも,買っては売り,売っては買い,みたいなことはやらかしている私である。

それはさておき,全19曲,ほとんどの曲がお馴染みと言ってよいもので,本当にいい曲を書いていたと改めて思わされるベスト盤である。Billy Joelが大したもんだと思うのは,バラッドでも,アップビートの曲でも魅力的なところで,こういう曲作りができれば,幅広い層に訴求すると思ってしまう。私は彼のライブはDon Henley,Stingとのジョイント・ライブ(Concert for Walden Woods)で一度観ただけだが,曲の魅力に加えて,ライブの場においては,エンターテイニングなパフォーマンスぶりだったと記憶している。こういう人だから,新譜は出さずとも,今でも多くのファンを抱えているってことに納得してしまう。

まぁ,正直言ってしまえば懐メロな訳だが,時代を越えて楽しめる音楽だったと思った私であった。尚,私が保有しているのは輸入盤だが,国内盤には"All About Soul"に代わって,日本で局地的人気を誇る"The Stranger"が収録されているので念のため。"The Stranger"は本国ではシングル・カットされていないし,逆に日本では"The All About Soul"がシングル・カットされていないはずだから,そういう構成になったってことだろう。まぁ,でもやっぱりこの人は80年代までがピークだったというのが実感。星★★★★☆。

そう言えば,この人の4枚組+DVDのボックスも持っていたような気がするなぁ。全然聞いた記憶がないが,どこにしまったのやら...(爆)。

2022年2月 3日 (木)

Carly Simonの懐かしのアルバム。

_20220129-2 "Boys in the Trees" Carly Simon(Elektra)

「男の子のように」である。懐かしいねぇ。私はCarly Simonの大ファンって訳ではないのだが,多分,彼女のアルバムで最初に買ったのがこれだったと思う。本作からは全米6位まで上がった"You Belong to Me"がシングル・カットされたのだが,Michael McDonaldとの共作になる同曲は,既にDoobie Brothersの"Livin' on the Fault Line"で先行発表されていた。当時,私はDoobiesに結構はまっていたので,それがきっかけでの購入という感じである。

このアルバムはArif Mardinのプロデュースも相まって,結構いいアルバムだと思える。当時はまだ別れていなかったJames Taylorも相当の貢献ぶりで,そういうところも聞きどころと言えば聞きどころであるが,基本的にはSSW的なところと,そこはかとなくファンクを感じさせるところがいいバランスで収められていると言ってよいと思う。上述の"You Belong to Me"なんて,バックはStuffの面々+David Sanbornである。なるほどねぇって感じの音になっているのはさすが。

そんな中で,James Taylorのギターとパーカッションだけをバックに歌われる"De Bat (Fly in Me Face)"だけが相当異色に響くのはちょっとバランスを崩しているなぁと思ってしまう。変化球としてこういうのを入れたくなるのはわからない訳ではないのだが,どうもこれがアルバム全体からは浮いているのが何とも惜しいのだ。基本的にはいいアルバムなのだが,私にはこの曲が瑕疵に感じられてならない。

アルバムのラストに収められている"For Old Time’s Sake"もちょっと雰囲気が違うのだが,こっちの方は映画の主題歌的な響きもあって,ポピュラー・ソングって感じもあるものの,受け入れには問題なし(笑)。

ということで,私としては好きなアルバムではあるのだが,評価としては星★★★★ってところ。

Personnel: Carly Simon(vo, g), James Taylor(g, vo), Cornell Dupree(g), Eric Gale(g), Jeff Mironov(g), John Hall(g, vo), Hugh McCracken(g), Hamish Stewart(g, vo), Omnie McKintyre(g), Stu Scharf(g), Richard Tee(el-p, p), Ken Bischel(p, el-p, synth, autoharp), Don Grolnick(el-p, synth), Gordon Edwards(b), Will Lee(b), Tony Levin(b), Steve Gadd(ds), Crusher Bennett(perc), Rubens Bassini(perc), David Sanborn(as), Joe Farrell(fl), Michael Brecker(ts), Phil Bodner(oboe), David Carey(marimba), Harvey Estrin(recorder), George Marge(recorder), Margaret Ross(harp), Grolia Agostini(harp), Lutehr Vandross(vo), Roderick George(vo), Ken Williamas(vo), Alyla Orme(vo), Lucy Simon(vo), Joanna Simon(vo), Steven Dickson(vo), Marc Embree(vo), Cissy Houston(vo), Alex Ligertwood(vo) with horn

2022年1月26日 (水)

まさにDivineだな。Bette Midlerのベスト盤。

_20220125 "Experience the Divine" Bette Midler(Atlantic)

Bette Midler,一流のエンターテイナーである。私が保有する彼女のCDはこれ一枚だが,これだけでBette Midlerの歌のうまさは理解できる。とにかく何を歌ってもうまいのだ。

私が在米中のことであったが,"From a Distance"が大ヒットして,この曲でグラミーも獲ったはずだ。そうした記憶もあり,93年に本作がリリースされた時に購入したもの。このベスト盤を聞けばわかる通り,ありとあらゆるスタイルの歌をこなしてしまうのが,Bette MidlerのBette Midlerたる所以であり,まさに"Divine"の看板に偽りなしである。

どこから聞いても楽しめるとは思うが,その中でも曲としては"The Rose"の魅力が私には突出したものに思える。もちろん,曲そのものが優れている"Do You Want to Dance?"もあれば,"Beaches"のサントラからの”Wind Beneath My Wings"も素晴らしいし,Johnny Carsonが司会をしていた”Tonight Show”での歌声等もあって,それはそれで面白いのだが,やっぱり"The Rose"は頭抜けている。私にとってBette Midlerと言えば,これというSignature Songと言ってよい。

もう一つ実に面白かったのが,"Only in Miami"である。これを聴いていたら,曲調から歌声まで,ほとんどMiami Sound Machineというか,Gloria Estefanではないか。この曲がリリースされたのが1983年,Miami Sound Machineが"Primitive Love"もしくは"Let It Loose"でブレイクしたのが前者が1985年,後者が1987年だから,私にはこのBette Midlerの路線を頂いたって感じにしか思えない。もちろん,Miami Sound Machineが元々やっていた曲調をBette Midlerが利用した可能性もあるが,いずれにしても私にはそういう感覚であった。久々に本作を聴くまで全然意識していなかったのだが,これは本当に面白かった。

ということで,ベスト盤として押さえるべきところは押さえたという感じのアルバムで聴きごたえ十分。ベスト盤ゆえに細かいPersonnelは省略するが,デビュー盤にはBarry Manilowも絡んでいたのねぇ,なんてことを改めて認識。常識?それまた失礼しました(爆)。星★★★★☆。

尚,本作は後年,同タイトルながら,ジャケもちょっと変わって曲数を増やした拡大盤として出ているようなので,念のため。

2022年1月18日 (火)

今日は大学の先輩のリクエストにお応えして,Marianne Faithfull。

_20220117 "20th Century Blues" Marianne Faithfull(RCA)

私はブログの記事をFacebookに連携しているのだが,先日Phoebe Snowの記事をアップしたところ,そこへFBでつながっている大学の先輩からコメントを頂き,Marianne Faithfullについてアップせよとのリクエストを頂いた。このブログでもMarianne Faithfullについては"Blazing Away"について書いたことがある(記事はこちら)が,あれはメンツの妙を感じさせる素晴らしいライブ盤であった。では今回,何を取り上げるかなぁと考えていて,私の手持ちのアルバムはあと2組しかないので,今日はこれにした。これもライブ盤なのだが,"Blazing Away"とはだいぶコンセプトが違う。

このアルバムはMarianne Faithfuliがクルト・ワイルの曲を中心に,ワイマール共和国時代を想起させる歌を歌うというテーマに基づいたものであり,しかもそれをピアノ伴奏だけで歌うという実に濃い~作品である。

Marianne-faithfull 私にとって,Marianne Faithfullは最初は女優としての認識であった。Alain Delonと共演した「あの胸にもう一度」の革ジャンに身を包んだイメージってのが出来上がっていて,当時のセクシーな別嬪のイメージがあるが,当時の彼女は,今見てもやっぱり綺麗だよねぇ。Mick Jaggarが惚れるのも当然だ(きっぱり)。

その後Islandレーベルからアルバムを出して,へぇ~とか思っていたのだが,音楽についてはちゃんと聞いたことはなかった。初めてその音楽に接したのが上述の"Blazing Away"だったのだが,映画での美貌からは想像できない歌声にビビったというのが正直なところであった。

その次に私が購入したのが本作だったのだが,上述の通り濃厚なフレイヴァーを持つ作品だ。そもそも私はクルト・ワイルの曲は,千鳥風に言えば「クセがスゴい」と思っているが,それがMarianne Faithfullの声で歌われれば,クセ倍増みたいになってしまう訳だ(爆)。なので,これが全編,クルト・ワイルの曲だったら,濃厚過ぎて鼻血が出るって感じだろうが,Nilssonの"Don’t Forget Me"みたいな曲が清涼剤的な効果を与えてくれるのだ。そうは言っても,なかなかハードルが高い演奏だとは思うが,そうしたバランスもあって,普通のリスナーでもついていけるレベルにあると言える。それでも,しょっちゅう聞きたいと思う音源ではないのは"Blazing Away"同様であり,決して万人受けする作品だとは思わないが,このコンセプトを実現したこと自体を評価すべきと思う。星★★★★☆。

ライナーによれば,Marianne Faithfullがこの作品をリリースした契機は,Hal Willnerがプロデュースしたワイル作品集"Lost in the Stars"への参加だったらしい。そう言えば,私はそのアルバムも保有しているのだが,全然聞いた記憶がない(笑)。いい機会だから,そっちもそのうち聞いてみることにしよう。でも,Hal Willnerプロデュースのその手の作品では,Monk集である"That’s the Way I Feel"が好き過ぎて,ほかのアルバムに手が伸びないんだよねぇ...。

末筆ながら,改めてこのアルバムを聞く気にさせて頂いた先輩のOさんに感謝したい。こういう機会でもないとあんまり聞かないもんなぁ。

Recorded Live at New Morning, Paris

Personnel: Marianne Faithfull(vo), Paul Trueblood(p)

2021年12月24日 (金)

ホリデイ・シーズンに取り出したアルバム。

_20211222 "Jazz to the World" Various Artists(Blue Note)

最近はホリデイ・シーズンだからと言って,それにフィットする音楽をプレイバックする機会も随分減ったなぁと思う。それは娘が学業のため,家を離れているということもあるが,相応の年齢の夫婦二人では,別にそういう音楽を聞く理由も特にないってのが正直なところである。だが,在宅勤務が続く私は一人で仕事をしながら,音楽を聞く時間も結構あるので,久々に取り出したのがこのアルバムである。これをプレイバックするのは一体何年ぶりか?ってぐらい久しぶりである。

このアルバムが出たのは1995年のことであるから,既にこれも四半世紀以上経過しているのかと思うと愕然としてしまうが,いずれにしても,これはかなり豪華なメンツで構成されたコンピレーションだ。クレジットを見ていると実に面白いこともある。その最たる事例がMichael Franksの"Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!"だろう。Michael Franksがこれを歌うことには全然違和感はない。しかし,そのバックでピアノを弾いているのがCarla Bleyってのは異色な組合せと言わずに何と言うって感じである。ベースがSteve Swallowなのはわかるとしても,ギターがArtie Traumってどういう組み合わせやねん!と思ってしまった。しかもCarla Bleyの何ともまともなプレイぶり(笑)。

また,バンドとしてのホリデイ・アルバム"Snowbound"のあるFourplayが"It Came upon a Midnight Clear"をやっているのだが,"Snowbound"のギターがLarry Carltonなのに対し,こっちはLee Ritenourがやっているのが,私にとっては重要だ。Fourplayに似合うのはLarry CarltonよりLee Ritenourだというのが私の絶対の持論なので,これは実に嬉しいものであった。

このアルバムは"A Very Special Christmas"と同じ趣旨のジャズ/フュージョン版であるだけに,本家同様の豪華さを持っていることが特徴であるが,久々に聞いても,Chick Coreaはいるわ,Herbie Hancockはいるわ,John McLaughlinはいるわ,Diana Krallはいるわ,Brecker Brothersはいるわ,Steps Aheadはいるわ,Anita Bakerはいるわ,更にはDr. Johnまでいるわって感じで,こんなに揃っていたのか~なんて改めて思ってしまった。まぁ,ホリデイ・シーズンならではの企画アルバムだが,冒頭からしてHerb AlpertとJeff Lorberによる"Winter Wonderland"ってだけで掴みはOKであった。いや,マジで豪華ですわ。

2021年12月16日 (木)

久しぶりに聞いたHall & Oates:同時代を過ごした人間にとって懐かしいことこの上ない。

_20211211-5"The Essential Collection" Daryl Hall & John Oates(BMG)

Hall & Oatesの活動のピークは70年代後半から80年代前半と言って間違いないと思うが,その当時高校~浪人~大学生という時期を過ごした私のような世代にとっては実に懐かしい。私は5枚組のOriginal Album Classicsってのも持っているが,ここのところ全然聞いていないところに,今日はこのベスト盤である。今や,新しいベスト盤も出ていて,この20年前に出た欧州仕様のベスト盤より充実したものがあるだろうが,今更改めて買おうなんてつもりはないので,これで十分である。

それにしても,馴染みの曲が多いので,ついつい乗ってしまう自分がいるのだが,それにしても懐かしい。ほぼ歌えてしまうのも我ながら恐ろしいが,曲については必ずしも全部が好きって訳ではなかったなというのを改めて感じた私であった。例えば,"Family Man"なんて全米6位まで上がっているが,そんないいかねぇと思ってしまう。まぁ,それでも私の世代にとっては懐かしのメロディが並んでいるから,ついつい昔日を思い出してしまう訳だ。まぁ,こういうのを契機にまた彼らのアルバムを聞いてみるかということになるので,それはそれでいいのだが。いずれにしても懐かしい。さて,何を聞くか...?

それにしても,ジャケに写る髭のないJohn Oatesってなんか違和感あるんだよねぇ(笑)。

2021年11月10日 (水)

私にとっての究極の名曲と言ってもよい”Don’t Let the Sun Go Down on Me"。

_20211109 この曲を意識したのはカラオケであった(爆)。海外に出張中であったか,いつのことであったか覚えていないのだが,この曲のライブでの演奏の模様がカラオケのスクリーンでプレイバックされた時に,私に電撃が走ったと言ってよいかもしれない。何なんだ,この曲はと思った。そして,その後も私の頭から離れたことはない名曲である。

そんな私が,この曲をカラオケで挑んでみてもまともに歌えた試しはない(爆)が,歌うことに意義があるというモードで挑み続けて,常にはね返される私である。私が衝撃を受けたヴァージョンは,George Michaelとのライブ音源であったが,それはアルバム"Duets"にも入っている(はずだ)。私は"Duets"も保有しているはず(苦笑)だが,それよりもベスト盤のボーナス・ディスクに入っている方でよく聞いていたってところである。よくよく考えてみれば,この曲はベスト盤本編にも入っているが,今日,久しぶりにGeorge Michaelとのデュオ版のこの曲を聞いてみて,やっぱりこれはとんでもない名曲だと思った。そして無理だとわかっていても,また歌いたくなってしまった。Elton Johnは間違いなく天才だったってことの証である。マジでいい曲だ。

2021年9月16日 (木)

ようやく記事をアップ:Deacon Blueのライブ・アルバム。

Deacon-blue ”Live at the Glasgaw Barrowllands" Deacon Blue (e.a.r. music)

彼らの最新作である"City of Love"の記事をアップした時に,このライブ盤の記事をアップしていないのはなんでやねん?みたいなことを書いたが,本当に書きそびれてしまったというのが正直なところなのだ。よくよく調べるとその後,"Riding on the Tide of Love"というEPをリリースしているので,"City of Love"は最新作という訳ではないが,それは未聴である。"City of Love"については若干辛口の評価だった私だが,それに先立つライブ盤を,リリースから4年以上経ってアップするのもなんだかなぁというところなのだが,やっぱりこれが素晴らしいので,アップせざるをえない。

私がDeacon Blueというバンドに惹かれるのは,Ricky Rossの書く曲のポップさゆえであるが,バンド歴を重ねてもこのバンドの持つ瑞々しい感覚が不変なのが素晴らしいと思える。Ricky Rossは私よりも年長であるが,全然そういう年齢を感じさせないポップな感覚を失わないところは,還暦を過ぎた私も見習わなければならないとつくづく思ってしまう。

冒頭を"Come Awake"のようなゆったりした曲で飾るというところは意表を突いているが,その後の王道ポップへの流れを作り出すためのプレリュードと言ってもよく,まさに彼らのベスト盤的選曲も素晴らしい。そして最後をBob Dylanの"Forever Young"で締めるところもおっさんの心をくすぐるのだ。全27曲という結構なボリュームであるが,全然飽きるところはないし,どこから聞いてもこのアルバムは楽しい。やはり私はこのバンドが好きなんだなぁというのを再認識させるに十分なアルバム。紹介が遅れてしまったことも反省して,星★★★★★としよう。

Recorded Live at Brrowlands Ballroom on December 4, 2016

Personnel: Ricky Ross(vo, p, key), Lorraine McIntosh(vo, perc), James Prime(key, vo), Dougie Vipond(ds, perc), Gregor Philp(g, key, vo), Lewis Gordon(b, g, vo)

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