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カテゴリー「ロック」の記事

2025年11月20日 (木)

Wingsのベスト盤を今になって出す真意は不明だが,鉄板の選曲だ。

Wings "Wings" (Capitol)

Paul McCartney自らの選曲によるWings名義の曲だけで構成したベスト・アルバムをストリーミングで聞いた。まぁこうなるよねという選曲だと言ってもよいのだが,こうして聞いていると彼らの活動時期である70年代(特に前半)という時期が,私が音楽にのめり込んでいくのと完全に同時代だったという思いを強くした。

私が聞いたのはCD2枚組ヴァージョンのストリーミングであるが,アルバム未収録のシングルも交えた全32曲は一部例外はあるものの,ほぼどの曲も馴染みがあるものばかりだと言ってもよい。そうは言っても"Love Is Strange"は異色過ぎる気もするが...。まぁ逆に言えば何を今更このベスト盤という気がしないでもないのだが,今回のポイントはDolby Atmosの採用と,これまでもWingsのアルバムに関わってきたHipgnosisのAubrey ’Po’ Powellによるデザインへの関与だと言ってもいいのかもしれない。音についてはそれほどこだわりのない私にとっては,この音源を改めて聞くことで往時を懐かしむという方が強い。まぁそれでもPaul McCartneyがBeatles解散後もしっかりとチャートを守っていたことを実証するベスト盤であった。

尚,今回のベスト盤にはシングル・アルバム・ヴァージョンもあるが,全12曲の1枚ものを買う人の気が知れんと言っておこう。

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2025年11月19日 (水)

Cheap Trickの新作がリリース。絶対また来るな(笑)。

All-washd-up "All Washed Up" Cheap Trick(BMG)

今年,Farewell Tourと題して来日公演を行ったCheap Trickであるが,その時も新作が秋口に出ると言っていたその新作がリリースされた。このアルバムをストリーミングで聞いたのだが,いかにもCheap Trickらしい曲が並んでいる。前半はハード目,徐々にポップさが増すって感じのアルバム構成のように感じたが,まだまだ現役感に溢れたアルバムで,引退する気ないだろう?と言いたくなってしまった。

そもそもライブの時の記事にも「多分これで最後ってことはないんじゃないのと思わせるようなライブであった。」なんて書いた私だが,このアルバムを聞いて,ますますそう思ってしまったのであった。正直なところ,来日についてもまだまだ含みを持たせているようなところもあって,私は主題の通り,「絶対また来る」だろうと思っている。

私は彼らのファンとは言えないが,このアルバムは彼らのファンを満足させることは間違いないだろうと思わせる。ファンが何を求めているかをわかっているバンドだと思えた。星★★★★。

Personnel: Rick Nielsen(g), Tom Petersson(b), Robin Zander(vo, g) with Daxx Nielsen(ds), Tim Lauer(key), Julian Raymond(vo), Robin Taylor Zander(vo, g), Robin-Sailor Zander(vo)

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2025年11月 8日 (土)

Clapton温故知新。

_20251105_0002 "E.C. Was Here" Eric Clapton (RSO)

久しぶりに聞いたブルーズ感覚溢れるEric Claptonのライブ・アルバム。ここに収録されている曲はほとんどがリミックスされて"Crossroads 2 (live in seventies)"という4枚組ボックスに収録されているので,音が改善されているそっちは聞いても,こっちを聞く回数はあまり多くない。だが,ここに収められた演奏はブルーズ基本なのに対し,ボックスはより幅広いセレクションなので,ブルーズ・ロックにどっぷりつかりたければ,本作かボックスのディスク1を聞くというのが正解だ。4枚組のディスク1には"Further on up the Road"以外は収録されているから似たようなものなのだ。

このCDのブックレットには詳しい録音場所は書いていないが,4枚組ボックスで明らかになっている。不思議なのは本作に入っている"Further on up the Road"とボックスの同曲だけがテイクが違うことだが,そんなことは大して気にならないぐらいのカッコよさであることは間違いない。しかし,どうせなら4枚組のディスク1に入れた方が本作との一貫性,関係性が保ててよかったようにも思えるが...。

それにしても,ブルーズを弾きまくるEric Claptonの素晴らしさを改めて堪能できると言ってもよいが,このCDで復活した音源として,アナログ時代には入っていなかった"Ramblin' on My Mind"におけるスライドの響きに痺れない人間はいないだろう。いくらアナログの収録時間に限界があるからと言って,この演奏を省いたアナログ盤の編集方針はちょっとなぁ...と思ってしまう。今やディープでヘヴィなギターを堪能できるからいいようなものの,本作に関して言えばアナログだけではもったいないのである。

この頃のバック・バンドは魅力的なメンツが揃っていたし,Eric Claptonの鬼のようなギターも聞きどころ満載で,改めてこの頃のEric Claptonのよさを再認識したのであった。後年のライブ・アルバムより圧倒的にこっちの方がいいのではないかとも思え,ついつい星★★★★☆としてしまうのである。今更ながらであるが,Yvonne Ellimanとの相性もよかったと思え,二人によるデュエットはなかなか素敵である。

Recorded Live at Varios Venues in 1974

Personnel: Eric Clapton(vo, g), George Terry(g), Dick Sims(key), Carl Radle(b), Jamie Oldkaer(ds), Yvonne Elliman(vo), Mercy Levy(vo)

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2025年11月 6日 (木)

兄貴の"Life"を久しぶりに聞く。

_20251102_0001 "Life" Neil Young and Crazy Horse(Geffin)

兄貴ことNeil Youngの多作ぶりにはもはや追随できなくなっている私だが,以前はアルバムが出ればほぼ確実に入手していたのも今は昔である。本作は1987年リリースなので,全部ではないとしても,結構兄貴のアルバムを買っていた頃だ。ただ,この時期,Geffenレーベルとは折り合いが悪かったようで,レーベルからすれば自分の趣味じゃなく,もっと売れるアルバムを出せよって感じだったことは想像に難くない。

このアルバムに関してはフォーク・タッチの曲や兄貴にしてはポップに響く曲もあれば,後のグランジの萌芽となりそうな曲が混在していて,やや捉えどころがないと言ってもよいように思う。私がこのアルバムの後,兄貴のアルバムを買うのは"Ragged Glory"になるのだが,この頃の私は兄貴のアルバムもちゃんと選択して購入しようとしていた時期かもしれない。やはりGeffenレーベルでのアルバムの捉えどころのなさは私にも相応の影響を与えていたはずだからだ。

しかし,よくよく調べてみると,この音源がもとはほとんどがライブ音源で,そこにオーヴァーダビングを施したものであることを考えると,兄貴とCrazy Horseのライブでの演奏能力の高さが実証されていることは間違いない。このアルバムが異色なのはシンセサイザーが結構使われているところかもしれないが,その辺はJoni Mitchellの"Dog Eat Dog"に近い部分を若干感じる。そうは言っても"Dog Eat Dog"ほど極端ではないので,そんなにデジタル臭さないが,ごちゃまぜ感はやはりあるよなぁってところ。それでもよくよく聞けばかなりいい曲が揃っていて,私にアンビバレントな感覚を残すので星★★★★。

Personnel: Neil Young(vo, g, hca, key), Poncho Sampedro(g, key, vo), Billy Talbot(b, key, vo), Ralph Molina(ds, vo), Jack Nitzsche(vo)

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2025年11月 4日 (火)

このブログにKansas初登場 (笑)。

_20251101_0001 "Point of Know Return" Kansas(Columbia)

邦題は「暗黒への曳航」だ。私はKansasのアルバムはこれとライブ盤の2枚しか保有していないし,両方とも中古で安く仕入れたはずだから,ファンでも何でもない。だから,ブログを開始以来,初のKansasに関する記事のアップである。

改めてこのアルバムを聞いてみると,この頃のKansasというバンドは相応の勢いを感じさせる。「アメリカン・プログレ・ハード」とも位置付けられるプログレ的な音作りは,ツイン・キーボードとヴァイオリンによるところが大きいと感じさせるが,今となっては少々時代を感じさせるものと言っても,私のようにロックは70年代中心の人間にとってはフィット感が大きいのだ。完全にプログレ的な音が支配する中で,突然登場するアコースティック・ギターが印象的な"Dust in the Wind"はアルバムにとっていいスパイスのようになっているように思う。

今にして思えば,少々の仰々しさと多少の曲の出来不出来はあるが,全体的には結構よく出来たアルバムだったなぁと思えるで,これならストリーミングでほかのアルバムを聞いてもいいように思えたこれが本当の温故知新。その前に手持ちのライブ盤,"Two for the Show"を聞くのが先か(笑)。本作はミキシングのせいか,音が軽いのがちょっと惜しいように思えるが,十分星★★★★には値する。

Personnel: Steve Walsh(vo, org, synth, vib, perc), Kerry Livgren(synth, key, g, vo), Robby Steinhardt(vo, vln, vla), Rich Williams(g), Dae Hope(b), Phil Ehart(ds, perc)

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2025年11月 1日 (土)

リリースから35年!今なお瑞々しさが変わらないPrefab Sproutの傑作。

_20251023_0001 "Jordan: the Comeback" Prefab Sprout (Epic)

このアルバムがリリースされたのが1990年だから,購入したのは私のNYC在住中だったはずだ。そもそもアメリカ音楽指向の強い私がなぜこのアルバムを購入する気になったかは記憶の彼方ではあるが,店頭でプレイバックされていたのを気に入った可能性が高い。あるいはジャケの色遣いに惹かれた可能性もあるが,本作は心から買って正解だと思ったアルバムとなった。とにかくPaddy McAloonのソング・ライティングのセンスが素晴らしく,35年経った今でも魅力的に響く。購入した当時も何度聞いたかわからないぐらいよく聞いたから,今回久しぶりにプレイバックしても曲をよく覚えていた。主題の通り,その瑞々しさは不変であった。

Prefab Sproutとしての最新作は私が2013年のベスト作の一枚にも選んだ"Crimson / Red"なので,それからも12年という時間が経過しているが,今後アルバムが出るかどうかはもはやPaddy McAloonのワンマン・バンドと化したPrefab Sproutゆえ,Paddy McAloonの心持ち次第ということになろう。だが,このアルバムや"Crimson / Red"におけるような音を今一度聞きたいという気持ちになってしまった。

私がブリティッシュで惹かれるのはPrefab SproutやDeacon Blueのようなバンドなので,メロディ・ラインこそが私のバンドへの思い入れの支配的要素なんだろうと思える。そうした私の音楽的な好みにストレートに刺さる大傑作だと評価したい。そしてそんなメロディ・メイカーとプロデューサーとしてタッグを組んだのがThomas Dolbyなのだ。実に素晴らしい仕事ぶりだ。もちろん星★★★★★だ。

このアルバムのライナーにはメンバーの担当楽器の記載がないが,まぁ下記のような感じだろう。そして今更気づいたが,Jenny Agutterが1曲で語りの声を聞かせている。この人,「2300年未来への旅」やそのほかにもホラー映画に結構出ていたように記憶しているが,「アベンジャーズ」にも出ていたのねぇ。

Personnel: Paddy McAloon(vo, g, p, key), Martin McAloon(b), Wendy Smith(g, p, key, vo), Neil Conti(sa, perc) with Jenny Agutter(spoken words), Luís Jardim(perc), Judd Lander(hca), Phantom Horns

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2025年10月30日 (木)

Arooj Aftab@Billboard Live東京参戦記。

Arooj-aftab-at-billboard-live-2

私が昨年,一昨年とアルバムをその年のベスト作の一枚に選んだArooj Aftabの来日とあっては行かねばならんということで,先日のSonny Landrethに続いてBillboard Liveに行ってきた。Arooj Aftabについては,そのアルバムのクォリティは間違いないものの,日本におけるポピュラリティという観点では少々心配して会場に向かった。今回も私は当然のようにカジュアル・シートでの参戦であったが,音楽を聞くだけならカジュアルで十分なのだ。Blue NoteやらCotton Clubでは良席ねらいでそそくさと予約を入れる私だが,Billboard Liveではカジュアル・シートは一般予約開始時に対応しても,よほどのことがない限り,ほぼ真ん中の席は取れてしまうところもよい。今回もカジュアル・シートは客入りは少ないが,テーブル付きの席はSonny Landrethの時よりは入っているってところか。

このバンド,バックのベースは全編アコースティック・ベースであったり,メンバーに相応のソロ・スペースを与えるところはジャズ的な感覚も持ちつつ,ロック,ワールド・ミュージックを見事に融合した感じなのが面白かった。まさにこれが本当のフュージョンだ。バンドはトリオながら非常にタイトなバッキングぶりで応えていたが,何よりも魅力なのはArooj Aftab自身の声そのものだ。一方,ステージ上でほとんどサングラスをはずさなかったり,ステージ上の最小限とでも言うべき動きや一部自虐的とも思えるMCを見聞きしていると,相当シャイな人なのではないかと感じさせる部分もあって,エンタテインメント性とは一線を画する感じと言えばいいだろうか。換言すればギミック不要で音楽だけで勝負するという感覚だろう。

いずれにしても,極めてユニークな音楽と言ってもよいものであり,ある意味これまで聞いたことがないタイプとも言えて,非常に面白いと思えたライブであった。尚,上の写真はBillboard LiveのFBページから拝借。

Live at Billboard Live東京 on October 28, 2025, 2ndセット

Personnel: Arooj Aftab(vo), Gyan Riley(g), Zwelakhe Duma Bell le Pere(b), Engin Gunaydin(ds)

Arooj-aftab-at-billboard-live-3

2025年10月22日 (水)

Sonny Landreth@Billboard Live東京参戦記

Sonny-landreth-at-blt

私はSonny Landrethというギタリストを昔から買っている。特に人のバックでこの人が聞かせるギターは実に魅力的だ。逆に言えば,リーダー作はイマイチ感があることも否定はしないが,音楽界における究極のバイプレイヤーと言ってもよいかもしれない。

Sonny-landreth-at-blt-on-stage そんなSonny Landrethがソロで来日するとあっては,どうしてもその技が見てみたいということで,Billboard Live東京に駆けつけた私である。会場に到着すると,どう見ても聴衆が少ない。アリーナはそこそこいるようだが,2階以上の客席は空席が目立つ。いつもなら音楽好きが集まるカジュアル・シートも今回ばかりは3割も埋まっていないって感じなのだ。しかし,Sonny Landrethはそんなことも一切関係ないプレイぶりで,これって実にもったいないと思わせるような演奏を聞かせた約80分であった。

まず何が凄いかって,Sonny Landrethがスライドで繰り出す技の数々である。思わず「技のデパートじゃん...」と独り言ちてしまった私であったが,こうやって弾いているのかぁなんて,最上階のカジュアル・シートからビデオをズームしながら見ていた私である(今回は開演前に撮影OKのアナウンスがあった)。そして,ギター1本(使用したのはストラト2本だが...)の弾き語りにもかかわらず,これほどロックを感じさせてくれるとは...と思っていた私である。今年74歳になったとは思えないプレイぶり,歌いっぷりには驚かされるとともに,所作も若々しいのだ。

_20251021_0001 サイン会があるのはわかっていたのだが,値段がバカ高いと思いつつ,Sonny Landrethのサインをゲットするとともに,話す機会なんてもうあるかどうかわからないから,無駄遣いと思いつつ,今のところ最新のスタジオ盤である"Blacktop Run"をゲットしてきたのであった。財布の紐も緩むぐらいの満足感の高いライブであったことの証だ。Sonny Landrethが素晴らしいギタリストであることはこれまでも理解していたつもりだが,生で観てその思いがますます強くなってしまった。同じスライドということで,ついついDerek Trucksと比較していた私だが,フレージングはさておき,スライドの技の多彩さはSonny Landrethに軍配が上がるかなぁなんて漠然と思っていた。

演奏の模様の映像の一部を貼り付けておくが,ご覧になれば私の思いもご理解頂けると思う。是非画面を拡大して見て頂きたい。尚,一番上の写真はBillboard LiveのFBから拝借したもの。

Live at Billboard Live東京 on October 20, 2025

Personnel: Sonny Landreth(vo, g)

2025年10月 1日 (水)

Cheap Trick@グランキューブ大阪参戦記。

Cheap-trick-at-gco

先日のStingに続いて,訳あって(謎)またも関西でのライブ参戦である。今回はCheap Trickであるが,Farewell Tourと称してのライブ。まぁメンバーのうち3人は古希を過ぎているので,ライブはそろそろきつくなっているかもしれない。その割にこの秋には新作もリリースするらしいし,Robin Zanderはきつそうなところはあったし,キーも下がってはいたものの,結構声は出ていたので,本当にこれが最後?なんて思いながら見ていた私であった。

あの「武道館」ライブで演じた19曲のうち,今回は15曲演奏したらしいが,私はシングル・アルバム収録の曲が基本なので,そんなにやっていたのかぁなんて思っていたが,その割にアリーナ前方のファンはおとなしいものだったのは,聴衆もそれなりに歳のせいか?(笑)

Cheap Trickというバンドは聞いていて,ロックではありながら,適度なポップさを持つバンドだったなぁなんて思っていたが,私は特に思い入れがある訳ではないものの,一種の懐メロとして楽しんでいたのであった。

早速ソニーのサイトにセットリストが掲載されているので,貼り付けておくが,この人たちはやはり"Dream Police"辺りまでがピークだったんだなぁというのが実感。いずれにしても,多分これで最後ってことはないんじゃないのと思わせるようなライブであった。

  1. HELLO THERE/ハロー・ゼア(『蒼ざめたハイウェイ』1977) *★
  2. COME ON, COME ON/カモン・カモン(『蒼ざめたハイウェイ』1977)*★
  3. LOOKOUT/ルックアウト(『チープ・トリックat武道館』1978)*★
  4. BIG EYES/ビッグ・アイズ(『蒼ざめたハイウェイ』1977)*★
  5. NEED YOUR LOVE/ニード・ユア・ラヴ(『ドリーム・ポリス』1979)*★
  6. CLOCK STRIKES TEN/今夜は帰さない(『蒼ざめたハイウェイ』1977)*★
  7. AIN'T THAT A SHAME/エイント・ザット・ア・シェイム(『チープ・トリックat武道館』1978)*★
  8. ELO KIDDIES/エロ・キディーズ(『チープ・トリック』1977)  *
  9. HIGH ROLLER/ハイ・ローラー(『天国の罠』1978)*
  10. THE BALLAD OF TV VIOLENCE (I'm Not the Only Boy)/ザ・バラッド・オブ・TV・ヴァイオレンス(『チープ・トリック』1977)   
  11. CALIFORNIA MAN/カリフォルニア・マン(『天国の罠』1978)*
  12. TWELVE GATES/TWELVE GATES(新曲)        
  13. I KNOW WHAT I WANT/アイ・ノウ・ホワット・アイ・ウォント(『ドリーム・ポリス』1979)
  14. ON TOP OF THE WORLD/オン・トップ・オブ・ザ・ワールド(『天国の罠』1978)           
  15. OH CAROLINE/オー・キャロライン(『蒼ざめたハイウェイ』1977)*
  16. THE FLAME/永遠の愛の炎(『永遠の愛の炎』1988)  
  17. I WANT YOU TO WANT ME/甘い罠(『蒼ざめたハイウェイ』1977)*★
  18. SURRENDER/サレンダー(『天国の罠』1978)*★

(ENCORE) 

   19. AUF WIEDERSEHEN/サヨナラ・グッバイ(『天国の罠』1978)*

   20. DREAM POLICE/ドリーム・ポリス(『ドリーム・ポリス』1979)         

   21. GOODNIGHT/グッドナイト(『チープ・トリックat武道館』1978)*★

( )内は収録アルバム  ★オリジナル『at武道館』収録曲  *1978年初来日公演で演奏された曲

Live at グランキューブ大阪 on September 29, 2025

Personnel: Rick Nielsen(g), Robin Zander(g, vo), Tom Petersson(b, vo), Daxx Nielsen(ds)

2025年9月15日 (月)

これは素晴らしい!Tedeschi Trucks BandとLeon Russellご一行による”Mad Dogs & Englishmen”再訪ライブ。

_20250913_0001"Mad Dogs & Englishmen Revisited Live at Lockin’" Tedeschi Trucks Band and Leon Russell(Fantasy)

Joe Cockerの"Mad Dogs & Englishmen"は当ブログでも取り上げたことがある大傑作であるが,それを再訪するという趣旨で,今から10年前のLockin’ Festivalで行われたライブの模様が時を経てリリースされたが,これがアメリカン・ロック好きが燃えること必定の素晴らしいライブである。

体裁としてはTedeschi Trucks Band(TTB)とLeon Russell率いるMad Dogsの共演というかたちになっているが,このMad DogsにはJoe Cocker盤にも参加していたミュージシャンも参加し,更には多様なゲストも参加して,Joe Cocker盤から45年後にオリジナルに対するリスペクトに満ちた演奏を披露している。面々によるSpace Choirと称するコーラスはもはやゴスペルと言ってよい響きを持ち,ホーン陣はソウル感を盛り上げる。これを聞いて燃えない奴はもぐりだと言いたくなるようなアルバム。

昨今のTTBは企画もののようなアルバムが多く,この4年後には"Layla Revisited"を同じLockin’ Festivalでやったが,本盤は"Layla"より圧倒的に優れていると聞いた。これはオリジナルのみならず,Leon Russell以下の面々へのTTBのリスペクトあってのことと考えたい。そしてDerek Trucksの時折出てくるスライドが効いているのだ。

これはTTBのアルバムとして捉えてもよいが,私はそれ以上の意味合いを持つライブだったと思った。最高だ。星★★★★★。

Recorded Live at Lockin’ Festival on September 11, 2015

Personnel: Mad Dogs<Leon Russell(vo, key), R(vo, key), Rita Coolidge(vo), Chris Stainton(key), Claudia Lennear(vo), Pamela Polland(vo), Chuck Blackwell(ds, perc), Daniel Moore(vo), Matthew Moore(vo), Bobby Torres(perc), Bobby Jones(vo)>, Tedeschi Trucks Band<Derek Trucks(g), Susan Tedeschi(vo, g), Kofi Burbridge(key) Mike Mattison(vo), Tyler Greenwell(ds), J.J. Johnson(ds), Kebbi Willams(sax), Mile Riverse(vo), Tim Lefebvre(b), Alecia Chakour(vo), Elliazabeth Lea(tb), Ephrain Owens(tp)> with Chris Robinson(vo), John Bell(vo), Warren Haynes(vo, g), Dave Mason(vo, g), Anders Osborne(g), Doyle Bramhall II(g), Shannon McNally(vo)

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