"Mad Dogs & Englishmen Revisited Live at Lockin’" Tedeschi Trucks Band and Leon Russell(Fantasy)
Joe Cockerの"Mad Dogs & Englishmen"は当ブログでも取り上げたことがある大傑作であるが,それを再訪するという趣旨で,今から10年前のLockin’ Festivalで行われたライブの模様が時を経てリリースされたが,これがアメリカン・ロック好きが燃えること必定の素晴らしいライブである。
体裁としてはTedeschi Trucks Band(TTB)とLeon Russell率いるMad Dogsの共演というかたちになっているが,このMad DogsにはJoe Cocker盤にも参加していたミュージシャンも参加し,更には多様なゲストも参加して,Joe Cocker盤から45年後にオリジナルに対するリスペクトに満ちた演奏を披露している。面々によるSpace Choirと称するコーラスはもはやゴスペルと言ってよい響きを持ち,ホーン陣はソウル感を盛り上げる。これを聞いて燃えない奴はもぐりだと言いたくなるようなアルバム。
昨今のTTBは企画もののようなアルバムが多く,この4年後には"Layla Revisited"を同じLockin’ Festivalでやったが,本盤は"Layla"より圧倒的に優れていると聞いた。これはオリジナルのみならず,Leon Russell以下の面々へのTTBのリスペクトあってのことと考えたい。そしてDerek Trucksの時折出てくるスライドが効いているのだ。
これはTTBのアルバムとして捉えてもよいが,私はそれ以上の意味合いを持つライブだったと思った。最高だ。星★★★★★。
Recorded Live at Lockin’ Festival on September 11, 2015
Personnel: Mad Dogs<Leon Russell(vo, key), R(vo, key), Rita Coolidge(vo), Chris Stainton(key), Claudia Lennear(vo), Pamela Polland(vo), Chuck Blackwell(ds, perc), Daniel Moore(vo), Matthew Moore(vo), Bobby Torres(perc), Bobby Jones(vo)>, Tedeschi Trucks Band<Derek Trucks(g), Susan Tedeschi(vo, g), Kofi Burbridge(key) Mike Mattison(vo), Tyler Greenwell(ds), J.J. Johnson(ds), Kebbi Willams(sax), Mile Riverse(vo), Tim Lefebvre(b), Alecia Chakour(vo), Elliazabeth Lea(tb), Ephrain Owens(tp)> with Chris Robinson(vo), John Bell(vo), Warren Haynes(vo, g), Dave Mason(vo, g), Anders Osborne(g), Doyle Bramhall II(g), Shannon McNally(vo)
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