今回の出張のように長いフライトだと,ついつい映画を見てしまう私だが,往路は到着後あまり時間を置かずに仕事があるということで,控えめに成田~アブダビ間で2本,復路は時差ボケのピークということもあり,あまり見るつもりはなかったのだが,結局ワルシャワ~アブダビ間で2本,アブダビ~成田間で2本の都合4本,往復で6本だから,以前出張が多かった時とあまり変わらなかったというのが実態(笑)。今回見たのが次の6本。「パピヨン」,「スーパーマン」,「バレリーナ」,「サンダーボルツ*」,「裸の銃(ガン)を持つ男 」,「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」。
それぞれに感想はあるが,「パピヨン」は後にリメイクもされているが,73年に製作されたこの映画を見たのは初めてであった。当時,Steve McQueenとDustin Hoffmanの共演が大きな話題になった記憶があるが,正直言ってしまえば,なぜこの映画を評価する人が多いのか全く理解できない,私にとっては冗長な映画であった。6本の中での最低作は「裸の銃(ガン)を持つ男 」。彼我の笑いのセンスの違いもあるとしてもギャグはすべっているし,あまりのくだらなさに辟易としていた。途中でやめるというオプションもあったが,そのうち改善するのではないかと期待した私がバカだった(爆)。Liam Neesonには出る映画はもう少し選べよと言いたくなるような駄作で時間潰しにもならんと思えた。
一方で意外に面白いと思えたのが「サンダーボルツ*」。私はMarvelの映画に思い入れはないが,エンタテインメントとしてどうかという観点で,私が想定したよりは面白かったってところだ。まぁ話に無理はあるのだが,最後はやり過ぎ感があった「アベンジャーズ」シリーズよりはいいんじゃないかと思えた。そのほかの3本は私がどうこう言うまでもないだろうが,「バレリーナ」は劇中でいったい何人死んでいるんだと数えたくなると思ってしまった(苦笑)。

因みに往路ではもう少し映画を見ていてもよさそうだが,ワルシャワ~アブダビ間は到着後の仕事に備え,休息に重きを置いていたこともあり,映画を見る代わりに読んでいた本が川本三郎の「サスペンス映画 ここにあり」(平凡社)であった。私が昨今Amazon Primeで見る往時の白黒映画をチョイスする際に参考にしているのが川本三郎と逢坂剛の対談本「さらば愛しきサスペンス映画」なのだが,「サスペンス映画 ここにあり」はサスペンス映画55本についての更に細かい論評ということで,450ページを越える大冊ながら,結構なページ数を読み進めてしまった。この本,2015年発行にもかかわらず,もはや入手が難しく,私はネットでプレミア付きの値段で購入したものだが,入手の甲斐もあったってものだ。しかし探すところを探せば定価で買えた...。いずれにしても今後の白黒映画鑑賞の手引きになること必定(笑)。
ということで,明日からはまた音楽関係の記事に移行することにしよう。
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