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カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の記事

2020年11月 1日 (日)

追悼,Sean Connery

Sean-connery

Sean Conneryが亡くなった。私は007シリーズの映画が好きで,劇場,DVD,ストリーミング等で何だかんだで全て見ているのだが,James Bondを演じた役者はそれぞれ個性があって,それぞれの魅力があるとは思いつつ,やはりJames BondのイメージはSean Conneryによって作られているというのが実感である。

本人はJames Bondのイメージが強くなり過ぎることをよしとしなかったようだが,役者としてはそれもわからない訳ではないし,映画としてもSean Conneryが演じていても,当初ほどの魅力が感じられなくなっていったのは仕方がないことであった。

しかし,その後は出る映画は玉石混交ながら,渋さを感じさせる役者への転身を見事に成功させ,007だけではないというところを示し,映画「アンタッチャブル」ではオスカーの助演男優賞も獲り,そのキャリアに華を添えたのはよかった。

既に俳優としては引退をしていて,90歳という年齢を考えれば,大往生ということになるのかもしれないが,また一人,私たちは時代のアイコンを失ったということになるだろう。私は「ロシアより愛をこめて」を見て,彼を追悼することとしたい。

R.I.P.

2020年10月 8日 (木)

追悼,Eddie Van Halen。

Evh

Eddie Van Halenっていうより,私にはEdward Van Halenという方が馴染みがあるような気がするが,そのEddie Van Halenが亡くなったという記事を見て,茫然としてしまった。情報によれば癌で闘病中だったそうだが,65歳ってのはまだまだ若いのにって気がする。

誤解を恐れずに言えば,彼のロック界での位置づけは,ジャズ界のWes Montgomeryみたいなものではないかと思う。彼のタッピング(所謂ライト・ハンド奏法)は,Wesのオクターブ奏法に匹敵すると言っても過言ではないと思えるのだ。そして二人とも楽理には疎いところも一緒なのだ。しかし,それでも実にレベルの高い音楽を作り出してしまうところに,私は共通項を見出してしまうのである。

バンドとしてのVan Halenがデビューしたのが1978年のはずだが,それ以来の活躍はご承知の通りってところだろうが,私が彼らのアルバムを初めて買ったのは"1984",現在保有しているのはベスト盤とライブ盤”Live: Right Here, Right Now"だけであるが,実はストリーミングでは結構デビュー・アルバムを聞くことも多かった。特にジョギングなんかして,ばててきた時にはエネルギーを充填してくれるような音楽と言ってよいだろう。今でもデビュー・アルバムの"Eruption"を聞くと,何じゃこれは?と思ってしまうぐらいの技である。

それに加えてMichael Jacksonの"Beat It"への客演なんて,その場を完全にかっさらう演奏だった。記憶に残る人なのである。

そんなEddie Van Halenがこの世を去ったというのは,ほぼ同時代人として実に寂しい。しかし,彼の残したアルバムはこれからも世の中のギタリストを刺激していくだろうし,私にもエネルギーを与え続けると思う。

R.I.P.

2020年10月 7日 (水)

"MOZU" Season 2も見たんだが...。

Mozu-season2_20201004223001

先日,私がこのドラマのSeason 1をAmazon Primeで見たという記事をアップしたが,続けてSeason 2を見たのだが,逢坂剛の原作はこんな無茶苦茶な話だったかと首をひねらざるを得ないドラマになってしまっていた。

私はSeason 1についてはそんなに悪い印象は持っていなかったのだが,このSeason 2は明らかにシナリオがおかしい。西島秀俊演じる主人公倉木が陰謀により指名手配となった後,そんな自由に動き回れる訳ないだろうっていう突っ込みが最たる事例であるが,あまりにもリアリティに乏しい。そもそも,逢坂剛が描いた小説の世界を,5回で描こうとするところに無理がある。Season 1は10回だったが,あっちはあっちで長過ぎるという批判があるのも承知しているが,このSeason 2の描き方にはやはり無理があり過ぎたと思える。

これは明らかに脚色の失敗だと思うが,それよりもそもそも原作はこんな話ではなかったと思うのだが...って感じていた私である。まぁ,メディアとしての忖度が必要なのは仕方がないとは言え,この展開には失望した。前回も述べたミスキャスト問題もあるが,最後に突っ込んでおきたいのは,それで長谷川博己はどうなった?ってことである。そもそも無茶苦茶なキャラ設定であるが,ストーリーとしても全然落とし前がついていないようでは,ドラマのシナリオとして失敗のそしりは免れない。

ってことで,見終わって何とも言えないフラストレーションがたまった私である。私としては,Season 1は許せるとしても,このSeason 2は作らなかった方がよかったといいたくなるようなものだ。あ~あ。

2020年10月 4日 (日)

Amazon Primeで”MOZU”を見ていた私。

Mozu-seazin-1

日頃ドラマをあまり見ない私である。今年は例外的に「麒麟がくる」やら「半沢直樹」やらを見ているが,これは実に珍しいことである。ドラマを見続ける根気がないというか,時間が合わないというか,ってところもあるが,そんな私がAmazon Primeで"MOZU"のシーズン1「百舌の叫ぶ夜」を続けて見たのにはそれなりの理由がある。

私は何だかんだ言って逢坂剛の本が好きで,時代物を除くありとあらゆるシリーズものを呼んでいる。「イベリア・シリーズ」然り,「岡坂神策シリーズ」然り,「禿鷹シリーズ」然り,そしてこのドラマの原作である「百舌」シリーズ然りである。このブログにも逢坂剛の本のことは結構取り上げていて,「百舌」シリーズの完結編「百舌落とし」も記事にした。長年に渡って続いたシリーズなので,懐かしさもあってついつい見てしまった訳だ。

正直言って,劇場版は最悪の出来だったが,ドラマ版はどうだったのかってことで,まずはシーズン1を見たのだが,これが結構面白かった。逢坂剛の描いた世界は,正直現実離れしたものと言ってもよいのだが,それでもサスペンスフルに描いたドラマは,それなりに面白かったと思う。

ただ,主人公の倉木尚武,大杉良太,明星美希を演じるのがそれぞれ西島秀俊,香川照之,真木よう子ってのはどうも原作のイメージと違うんだよなぁ。大杉はもっと巨漢のイメージがあるし,倉木に関しても,スーツをびしっと着こなす男臭さ,渋さのようなものがあったように思えるのだ。明星美希については,後にシリーズの主役のようになってしまうキャラであることを考えると,真木よう子のような一本調子のせりふ回しよりも,より演技のうまい女優を配するべきではなかったと思えるのだ。真木よう子は魅力的な女優だが,イメージと乖離しているって感じは否めない。

じゃあ,誰をキャスティングすればいいのかと聞かれると答えに窮するのだが,私にはミスキャスト感が強いってのが正直なところである。それに比べると,池松壮亮の狂った感じ,長谷川博己のいやらしさなんて,ビシッとはまっているのだから,その辺は惜しいなぁと思う。

それでもシーズン1を見てしまった以上,続けてシーズン2も見ようと思わせるのは,まさに逢坂剛の原作の成せる業ってことにしないといけないな。

最後にこのドラマを見ていて,私はつくづく石田ゆり子が好きなんだなぁって思ってしまった。これには明確な理由があるのだが,それは内緒ってことで(爆)。

2020年9月 9日 (水)

追悼,Gary Peacock

Gary-peacock

Gary Peacockの訃報がネット上を飛び交いながら,ガセネタ説も流れ,その真偽が疑われていたのだが,ECMから訃報がアナウンスされ,総帥Manfred Eicherからも追悼の辞が寄せられるに及び,その死は確実なものとなってしまった。

Gary Peacockは日本に滞在したこともあるし,その期間には多くのレコーディングを日本人プレイヤーとも残しているが,その活動の中で,最も重要なのはKeith Jarrett,Jack DeJohnetteとのトリオによる活動であることに異論はないところだろう。私も何度か彼らのライブを見る機会には恵まれたが,つくづく素晴らしいトリオであった。特に印象深いのは,よみうりランドのオープンシアターEASTで,結構な悪天候の中,行われたライブである。雨除けのテントみたいなのをステージ上に配置していたのは,何とも違和感があるものだったが,今となっては懐かしい。だが,このトリオもよくよく考えれば,Gary Peacockが"Tales of Another"を吹き込まなければ,生まれていなかったのかもしれないと思うと,実に感慨深い。

Tales-of-another トリオ・レコードからの国内盤初出時には"ECM"なんてタイトルがついていたこのアルバムを,訃報に接して久々に聞いてみたのだが,実にスリリングなアルバムであった。この時の相性のよさのようなものが,後のStandardsトリオにつながったのだとすれば,Gary Peacockはトリオの生みの親みたいなものなのだ。そうした点からもGary Peacockには感謝してもし足りないところがあるが,私としてはそれだけでなく,Gary PeacockがECMに残したアルバム群,中でもRalph Townerのデュオについては長年愛聴してきただけに,Ralph Townerとの共演ももはやかなわぬ夢となってしまったのは誠に残念である。

今回の訃報を受けて,ここ暫くはGary Peacockの音源を聞いて過ごす日が続きそうである。本当に惜しい人を亡くした。

R.I.P.

2020年8月18日 (火)

追悼,Steve Grossman。

Steve-grossman

ネット上をSteve Grossmanが亡くなったという情報が飛び交いつつも,どこで亡くなり,死因も報じられない状態で,半ば半信半疑だった私だが,Dave LiebmanがFacebookに"Passing"と書き込み,更にNPRが詳しく報じるに至って(記事はこちら),ついに事実として受け止めざるをえなくなった。

亡くなったのがNYのロングアイランドにあるGlen Coveという街で,死因は心不全とのことである。Steve Grossmanは長年欧州に住んでいたはずだが,やはり米国に戻りたいという気持ちもあったということなのかもしれない。それぐらい体調が悪かったということだと想像する。

私は決して熱心なSteve Grossmanのリスナーだったとは言えないものの,そこそこアルバムは保有していた。しかし,昨年惜しくも閉店した新橋のテナーの聖地,Bar D2において,マスターの河上さんがSteve Grossmanについて熱く語られ,様々な音源をプレイバックして頂いて,更にその魅力に気づかされたのであった。そうでなければ,2014年に新宿のSomedayで行われたライブにも行っていなかったかもしれない。

以前にも書いたが,私は約30年前にもNYCでSteve Grossmanを見ている。Sweet Basilでライブ・レコーディングされたその時のライブは,McCoy Tynerとの共演ということもあり,現地でも注目されたものであった。もっとColtraneライクにやるのかなと思ったら,結構Sonny Rollins的だなぁと当時思った記憶があるとともに,ライブ盤を聞いてもそういう感じではある。まぁ,"Way Out East"なんてアルバムもあるのだから,そういう方向性は前からあったということだろうが,私がGrossmanを聞き始めたのはNYCでのライブ前後のことだったので,そんなことは当時は知る由もなかったってのである。

_20200818 そんなSteve Grossmanを偲ぶには何が最適なのか?ということで私が取り出したのが,後に発掘されたStone Allianceのライブ盤。キレたGrossmanがどうしても聞きたいという感じで,激しいのを選んでしまった。私は休暇,家人は仕事ということで,ボリュームが上がったことは言うまでもない。

今にして思えば,2014年の来日時にも何となく病的な感じはあった(って言うかクスリ?ってところも...)が,日本人のトリオをバックに吹きまくっているのに立ち会えたのはよかった。いずれにしてもティーン・エイジャーでデビューしてから半世紀以上という事実には驚かざるをえないが,また一人の影響力に溢れた重要なミュージシャンがこの世を去ってしまった。

R.I.P.

2020年8月15日 (土)

渡哲也を偲んで「東京流れ者」を見た。

渡哲也が亡くなった。ここ数年,闘病生活を送っていたようだが,「西部警察」等でのマッチョなイメージだけではなく,渋い演技もできる人だった。78歳というのは現在の感覚で言えば,もう少しいける年齢ではないかと思うが,既に十分な活躍を示したということで,ここは生前の渡哲也を偲ばねばならないと義務のように感じてしまった私である。

Photo_20200814225901 本来なら「西部警察」辺りがよいと思ったのだが,丁度Amazon Primeで渡哲也主演の映画が見られるということで,選んだのが「東京流れ者」である。鈴木清順が撮ったこの映画は典型的なヤクザ映画なのだが,随分挿入される歌の数が多いなぁと思いつつ,昔の松原智恵子はその後よりは丸い感じがしたのねぇとか余計なことを考えていた私である。

いずれにしても役者をカッコよく見せるのが当時の使命とは言え,渡哲也扮する哲がいつもきっちりネクタイを締めていたりとかして,おいおいって感じもあるのだが,これまた後にナイスミドルの代表みたいになった二谷英明が無茶苦茶カッコいいし,佐世保の親分である梅谷を演じる玉川伊佐男が渋いねぇなんて,これまた余計なことを考えてしまった。

しかし,あくまでも主役は渡哲也なので,これでよく生きてるねぇなんてシークエンスを乗り越えてしまう適当さが昔懐かしいという感じであった。いかにも若いと思わせる渡哲也は新鮮で,後の「黒岩団長」の世界とは違うのも興味深かった。

今日は若い頃(1966年)の渡哲也を見て彼を偲んだが,そのうちやっぱり「大都会」とか「西部警察」のような渡哲也のイメージとなっている番組も見ないといかんと思った私である。私のような年代の人間からすれば,同時代を彩った役者がまた一人去ってしまい,実に寂しい。

R.I.P.

2020年7月12日 (日)

Ennio Morriconeを偲んで「荒野の用心棒」を見た。

Photo_20200710222501 「荒野の用心棒("A Fistfull of Dollars")」(’64,伊)

監督:Sergio Leone

出演:Clint Eastwood,Gian Maria Volontè,Marianne Koch, José Calvo

先日亡くなったEnnio Morriconeを偲んで,「荒野の用心棒」をDVDで再見した。この映画自体は黒澤明の「用心棒」の無許可リメイク(笑)だが,Sergio Leoneとしては東宝に打診をしたが,返事がなかったので"OK"と見なしたというような話を聞いたことがある。まぁそれはさておき,元々の「用心棒」もよく出来た映画だったが,この映画も実にうまく翻案しているってところである。Clint Eastwoodがカッコいいしねぇ。前にも書いたかもしれないが,私は高校の頃まで,部屋にClint Eastwoodのポスターを貼っていたのである(笑)。

映画自体はよく知られているところなので,ここはEnnio Morriconeの音楽についてである。この映画のテーマ,「さすらいの口笛」と邦題がついていたが,今回映画を見直して懐かしいなぁと思う一方,イメージが違ったのがこの曲が流れるタイトル・ロールのバックで銃声がバンバン入っていることによるものだと感じた。まぁ,それでも「夕陽のガンマン」もそうだが,口笛を使った哀愁のメロディだよなぁってところである。この曲は銃声の効果音なしで聞いた方が感じが出るってことで,音源を貼り付けておこう。

「夕陽のガンマン」とかは敢えて同じ作風にしていると思うが,それだけではないEnnio Morriconeのこのほかの音楽についてもそのうち聞いてみることにしよう。いずれにしても惜しい人を亡くした。

改めてR.I.P.

2020年7月 7日 (火)

追悼,Ennio Morricone。

Ennio Morrioneが亡くなった。私は子供の頃,関光夫が司会のNHK FMの映画音楽の番組をよく聞いていて,ロックやポピュラー音楽に目覚める以前に映画音楽に親しんでいたような気がする。そうした番組を聞いていて,Ennio Morriconeと言えば,マカロニ・ウエスタンという感じで,「荒野の用心棒」や「夕陽のガンマン」を筆頭に,その手の音楽によく触れていた記憶が原初的な体験であった。

その後,いろいろな映画音楽を手掛けながら,「天国の日々」あたりから評価が高まって,「ミッション」以降は大物映画音楽作曲家としての評価が固まったっていう感じだろうか。先日見た「遊星からの物体X」とかも担当して,ある意味,何でもやってしまう人であったが,ついに2016年「ヘイトフル・エイト」でオスカーの作曲賞を受賞するに至った。

_20200706-2 そんなMorriconeを追悼するに,私が今保有しているのはEnrico Pieranunziが吹き込んだMorrikcone集ぐらいしかないわけだが,これがまたあまり知られていないであろうイタリア映画音楽ばかりをやっているところに,むしろEnrico Pieranunziの美学を感じてしまった私である。ここで取り上げられた映画は,おそらく私は1本も見たことがないはずだが,ここで聞かれる音楽は古い時代から,Ennio Morriconeの音楽が美的なセンスに富んでいたことを実証するに余りある出来である。もちろん,Pieranunziのトリオの美学があってこそって気もするが,メロディの本質的な部分に美しさが存在していたことが本作を聞くとよくわかる。ここに収録されている最も古い映画は1962年の「狂ったバカンス」なので,「荒野の用心棒」より前である。その時代からそうした美学を表出させていたことに今更ながら気づかされた私であった。

91歳という長命ではあったが,また一人,映画界は大御所を失ったというところである。Enrico Pieranunziを聞き終わったら,DVDで「荒野の用心棒」を見て追悼することにしよう。

R.I.P.

2020年7月 1日 (水)

これも凄い!Jerry Bergonzi完全ディスコグラフィ。

Jerry-bergonzi-discography1

昨年惜しまれつつ閉店した新橋のテナーの聖地,Bar D2のマスター,河上さんが既にSteve Grossmanの物凄いディスコグラフィを作られたことは,既にこのブログでもお知らせした(記事はこちら)。その河上さんが今度作り上げたのがJerry Bergonziのディスコグラフィである。

お店にも多数のJerry Bergonziのアルバムがあって,聞かせて頂くたびにお店でポチっていた私だが,このディスコグラフィを拝見すると,まだまだ全然知らないアルバムがあることを改めて認識した私である。いずれにしても,この河上さんの情熱と情報収集能力には頭が下がる。私もJerry Bergonziの音源はそこそこ聞いている方だとは思うが,レベルが違うのである。

Grossmanの時にも書いたが,河上さん,やっぱりコメント添えて本にしましょうよ。売れる保証はしませんが...(爆)。

少しでもご関心のある方はhttps://takej2019-jb.amebaownd.com/をご覧下さい。これも凄いでっせ。

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