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カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の記事

2026年9月12日 (土)

我ながらアホだと思いつつ,Joni Mitchellの”Hejira”のオリジナル盤をゲット。

Hejira_20260907112001 "Hejira" Joni Mitchell(Asylum)

私は根っからのJoni Mitchellファンである(きっぱり)。そんな私がJoni Mitchellのアルバムでどれが一番好きかと聞かれれば,私にとってはこの"Hejira"なのだ。映画「ラスト・ワルツ」においてThe Bandをバックに歌った"Coyote"がこのアルバムと出会うきっかけであったのだが,このアルバムを聞いてみると全ての曲が名曲と言いたくなる素晴らしい出来である。Joni Mitchellの最高傑作には"Blue"が挙げられることは承知しているが,私にとっては本作の方が好きなのだ。

私が最初に買ったのは国内盤LPであった。その後,米盤CDを買い,更に国内盤紙ジャケのCDを入手,そしてアナログのAsylumボックスに含まれる本作を入手してきた。もはや国内紙ジャケCDにより,米盤CDは用無しということで,売却したはずだが,それでもアナログ2種,CD1種の3種は手許に残っていた。だからそれで十分だと思ったのだが,某所に本作のオリジナル初版(それもマトリックス1だ!)が出ていて,値段は安くはないが,昨今のアナログ・ディスクの高騰を考えれば大したことはないということで,入手したのであった。

当時の米国盤というのには盤質に心配もあったのだが,商品情報を信じて入手したところ,これほど綺麗なディスクがあったのかと思えるほど,素晴らしい盤質であった。ジャケの傷みもほとんどないというのもほとんど奇跡という感じで悦に入った私である。このオリジナルのジャケットは"Joni Mitchell Hejira"の部分がエンボス加工されているのだが,その手触りも愛でたいというところだ。

音についてはどうこう言うほどでもないかなとは思いつつ,少々ミキシング・レベルは低めってところか。それでも今後,いろいろなヴァージョンを聞き比べる楽しみもできたってものだ。我ながらマニアックだとは思いつつ,思い入れのあるアルバムだけにそれもまたよしということにしよう。

2026年9月 4日 (金)

追悼,Cassandra Wilson。

Cassandra-wilson-photo

Cassandra Wilsonが亡くなった。アルバムのリリースも2015年の"Coming Forth by Day"以来途絶えていたので,どうしているのかと思っていたところへの突然の訃報である。Cassandra Wilsonと言えばそのディープ・ヴォイスが魅力で,私はBlue Noteから出した"Blue Light 'til Dawn"後の彼女のリーダー作は全て保有しているはずだ。

だが,私がCassandra Wilsonを初めて意識したのはSteve Colemanの"Sine Die"だったはずで,それ以来の長きに渡って,魅了してくれたのであった。

私としては彼女のライブを聞く機会に恵まれなかったのは極めて残念だ。彼女のこれまでの業績を振り返るべく,アルバム群を改めて聞き直して,Cassandra Wilsonを偲ぶこととしたい。

R.I.P.

2026年8月27日 (木)

追悼,Dolly Parton

Dolly-parton

Dolly Partonが亡くなって,各界から哀悼の声が相次いでいる。どれだけDolly Partonという人が影響力を持つ人であったかを示すが,歌手としてだけでなく,女優としても,そして慈善事業家としても大きな足跡を残した人であった。元々はカントリー畑の人だったが,ミュージシャンとしてそれだけに留まらないことは彼女の遺作となった"Rockstar"が示している。ここに集ったミュージシャンを見れば,彼女の位置づけというものがわかろうというもの。Paul McCartneyとRingo Starrと"Let It Be"を歌うのを筆頭に,Stingだ,Elton Johnだ,Steve Perryだ,Michael McDonaldだ,Steven Tyllerだ,Debbie Harryだ,果てはJudas PriestのRob Halfordともコラボしてしまうのだ。凄い!

Rockstar 日本ではOlivia Newton Johnが歌った"Jolene"のオリジナルとして知られることが多かろうが,米国での位置づけはそんなものではないということは明らかだ。米国においては人間国宝のような人だったと言えばいいだろう。GoogleでDolly Partonで検索をすると,メッセージのアニメーションが設定されているのもその表れである。とにかくアルバム"Rockstar"を聞いてみて頂きたい。これが古希をはるかに過ぎ,傘寿を控えた人の歌声だったとは信じられない。

改めて"Rockstar"でまさに数々のロックの名曲を歌い倒したDolly Partonを聞いて,彼女を偲ぶこととしたい。

R.I.P.

2026年7月28日 (火)

追悼,東野圭吾。

Photo_20260727170201 本来は別の記事をアップするつもりだったのだが,東野圭吾の訃報に接して方針変更である。大腸がんだったそうだ。68歳というのは若過ぎる死である。

私は何だかんだと言って東野圭吾に関する記事をこのブログにもアップしてきたが,正直濫作気味の中で,作品には出来不出来があると感じていた。なので新作が出れば何でも買うという感じではなかったが,ガリレオや加賀恭一郎シリーズは例外的に買い続けていた。間もなくガリレオ・シリーズの新作「永遠の記憶」の発売と映画化された「白鳥とコウモリ」の公開を控える中での訃報には驚きを隠せない。

全部読んでいる訳ではないので異論もあろうが,私が読んだ東野圭吾の作品で評価しているのは「容疑者Xの献身」,「新参者」,そして「白鳥とコウモリ」あたり。それ以外の作品もストーリーテリングの上手さは認めつつも,やや性急な展開を示す感があるというのが正直な感想であった。しかし,文句を言いつつも読んでいるのだから,相応の魅力を持った作家だったと思っている。

エンタテインメントという観点で「読ませる作家」を一人失ったのは誠に残念だ。

R.I.P.

2026年7月18日 (土)

今年もこの日がやってきたってことで,John Coltraneである。

_20260714_0001 "Crescent" John Coltrane (Impulse!)

毎年のように同じ主題になっているが,7/17はJohn Coltraneの命日であり,私が年齢を重ねる日である。私もついに65歳の年金受給年齢になってしまったので,もはや「中年」ではない。ブログのタイトルも変えようと思いつつ,踏ん切りがつかず,ずるずると同じタイトルを続けているが,そろそろ真剣に考えないとなぁってところである。

それはさておき,今回は"Crescent"である。"Live at Birdland"と"A Love Supreme"の間に挟まれたこのアルバムだが,このアルバムを好きな人は結構多いのではないかと思える。激しさよりも音楽としての深みを感じさせるような演奏,曲群を収めたこのアルバムは,激しいJohn Coltraneはなぁ...というリスナーも間違いなく黙らせるだけの魅力に溢れていると言いたい。何度でもリピートしたくなるこのアルバムを聞いて,自身の真の高齢者入り(笑)を祝うことにしよう。まじでいいですわぁ。

Recorded on April 27 and June 1, 1964

Personnel: John Coltrane(ts), McCoy Tyner(p), Jimmy Garrison(b), Elvin Jones(ds)

本作へのリンクはこちら。

2026年7月10日 (金)

中年音楽狂の手術日記(笑)。

ここ数ヶ月,腰部脊柱管狭窄症による間欠性跛行がひどいのでリハビリを受けていたのだが,痛い部位が1か月ほど前から変化し,MRIで撮影したところ,明らかな椎間板ヘルニアを併発していることがわかった。間欠性跛行とは,ちょっと歩くと足が痛くなったり痺れたりで,歩行を続けることが困難になってしまうのだが,そもそもの通院のきっかけは混んだ電車に乗ってたった3駅の移動で立っていると,足が痺れて一歩も足が前に出なくなり,プラットフォームで大転倒した経験からだった。その検査結果が腰部脊柱管狭窄症だったのだが,それが椎間板ヘルニアにより具合がずっと悪くなってしまったのであった。

ということで,内視鏡手術なら日帰りも可能ということで,念のため一泊入院で手術を受けることにしたのだが,手術を受けたからと言って,完全に治る保証はない中,点滴を経て手術に臨んだのだが,途中からは麻酔が効いていて,熟睡モードで何も記憶にない。目が覚めたら終わっていたという感じだ。入院中ベッドで寝ていると,確かに今まで痛かった部位の痛みはほぼ解消していたが,何かの拍子で軽いぎっくり腰のような状態になってしまったのは困ったもんだ。

正直言って,まだどれぐらいよくなるのかは経過を見てみないとわからないというところなのだが,退院当日夜には間欠性跛行が出たのは不安材料だ。もちろんまだ痛みはあるし,リハビリも必要だと思うが,暫くは様子見ってことで。

と言いつつ,退院した当日にライブに出掛けているんだから,誰も同情はしてくれないのは承知している(爆)。

2026年7月 8日 (水)

訳あって通常の記事のアップはお休みです。

本日はストック記事。7/7に椎間板ヘルニアの手術を受けて,術後病院に一泊となるため,記事をアップすることができないので,今日はそのご報告のみ。さて,術後の完全復活なるか?

ご報告は改めて。

2026年6月15日 (月)

追悼,David Hockney。

David-hockney

David Hockneyが亡くなった。モダン・アートの中では抽象度が低く,ヴィヴィッドな色使いが私の嗜好にフィットした人であった。私の部屋に飾ってあるポスターは下に貼り付けた"Terrace without Shodows"だが,亡き父に預けていたものを,改めて私は自室に飾っている。父も存命中はこのポスターを飾っていたから,おそらく父にとってもこのポスターの色彩が気に入るものだったのだろうと思っている。血は争えないってところだ。

いずれにしても私にとってDavid Hockneyはいつか機会があれば,デッサンでもエッチングでも何でもいいので,本物を入手したいと思える人であることにこれからも変わりはない。

R.I.P.

Terrace-without-shadowsjpg

2026年6月10日 (水)

追悼,James Blood Ulmer。

James-blood-ulmer

James Blood Ulmerが亡くなったそうだ。そう言えば,Calvin Westonだか誰かが入院中のUlmerを見舞いに行ったようなことをSNSにアップしていたようにも思うが,去る6月3日にこの世を去ったとのことだ。

James Blood Ulmerと言えば,私にとっては"Are You Glad to Be in America?"が初聞きだったが,とにもかくにも「黒さ」に満ちたファンク・フレイヴァー溢れる音楽は当時から刺激的だった。その勢いに乗って,メジャーのColumbiaから3枚アルバムをリリースした頃がUlmerの絶頂期だったと言ってもよいだろうが,その後はブルージーな感覚を強めて活動を続けていた。私はリーダー作は全然買っていなかったが,James Carterのアルバムにゲストで参加しているのを聞いて,おぉっ,Ulmerだ!なんて反応していて,ついつい名前を見るだけでも懐かしさを感じさせる人であった。

気づいてみればJames Blood Ulmerも86歳だったそうだ。いい意味でいつまでも暑苦しい音楽を奏で続けた人だったと思う。リッピングしてあるColumbiaの3作でも聞いて生前のUlmerを偲ぶことにしよう。

R.I.P.

2026年6月 5日 (金)

追悼,Peabo Bryson。

Peabo-bryson_20260604181801

Peabo Brysonが亡くなった。脳卒中だったそうだが,昨年7月にはBlue Note東京で公演をしていたはずだから,この急逝には驚いた。

私は決してPeabo Brysonの熱心な聞き手だった訳ではない。しかし,Roberta Flackとの"Tonight I Celebrate My Love"から始まって,Celine Dionとの"Beauty and the Beast",そしてRegina Belleとの"Whole New World"とまさにデュエット名人であった。

私が唯一保有する彼のアルバムはRoberta Flackとの"Live and More"だけだが,改めてほかのアルバムもストリーミングで聞いて追悼することとしたい。

R.I.P.

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