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カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の記事

2025年1月 1日 (水)

あけましておめでとうございます。

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皆さん,あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

このブログも今年で19年目となります。多くのブロガーの皆さんが更新を停止されてしまう中,私はしぶとく(笑)継続していますが,さすがに毎日更新はきつくなってきたというのも事実です。しかし,私にとってはもはやボケ防止の手段というところもあり,極力更新はしていきたいと思いますので,引き続き当ブログをよろしくお願いします。

2024年12月31日 (火)

皆さん,よいお年をお迎え下さい。

New-years-eve-firewoks

今年も大晦日となった。今年はどんな一年だっただろうと振り返っても,特に大きなイベントもなく,まぁ言ってみれば普通に過ごした年だったと言えるだろう。それは決して悪いこととは思わないが,あまりにも秋が短い年だったという印象は残る。季節感というのは重要だと思うが,加齢による月日の経過の早さとも相まって,この季節感の減少には少々不安を覚えたのも事実だ。地球温暖化の影響と言ってしまえばその通りとしても,やはり異常だと思える気候であった。

来年はもう少し真っ当な季節感を感じたいと思いつつ,今年も当ブログにお越し頂きありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

それでは皆さんよいお年をお迎え下さい。

 

2024年12月22日 (日)

"Ambience of ECM"に行ってきた。

Ambience-of-ecm 今年はECMレーベルの創立から55周年を迎え,1984年にスタートしたクラシック・シリーズ「ECM New Series」も40周年を迎えることを記念して,12/13~12/21日の期間,"Ambience of ECM"なるエキシビションが日本で初めての開催されるということで,九段下の九段ハウスにて開催されるということで行ってきた。

この九段ハウスというのは旧山口萬吉邸ということで,瀟洒な建築にECMというのはなかなかのフィット感である。そこで岡田拓郎,岸田繁,原雅明,三浦透子,SHeLTeR ECM FIELDが選曲したプレイリストを,オーディオ・メーカーの機器を使って聞くというのがこのイベントであり,これをエキシビションと言えるかというと,若干微妙な部分はあるものの,まぁ雰囲気を楽しめばいいという類のものと思う。だが,本質的な「回顧展」と呼ぶにはいささか規模が小さいと感じたのも事実であった。

音楽を聞く楽しみはもちろんなのだが,ゆっくりと時間を過ごす余裕もなかったのは少々残念ながら,私がむしろ楽しんだのが,ECMに関連するアーティストのポスター群の方であった。ジャケット・デザインには一貫性と美的な感覚を備えたECMレーベルのことである。ポスターもやはりおしゃれなのだ。どうせならこういうポスターを復刻して販売してくれたらいいのになんて思っていた私であった。

まぁECM好きは確実に刺激されるイベントだったということでのご報告である。

Ambience-of-ecm-posters

2024年12月 7日 (土)

追悼,中山美穂。

Photo_20241206175001

中山美穂の突然の訃報には驚いた。まだ54歳ってのは若過ぎるだろう。詳しいことはわからないが,体調不良でビルボード大阪のライブがキャンセルされたその日に亡くなるとは...。正直言って,歌い手としての中山美穂にはほとんど興味もなかった私が,唯一彼女の曲ではまってしまったのが"You're My Only Shinin' Star"であった。それは曲を提供した角松敏生の手柄と言ってもよいが,彼女にとって一期一会の曲だったと今更ながら思えてくる。彼女より歌の上手い歌手はいくらでもいても,中山美穂という人にフィットした曲だったとつくづく思う。

よって,私が彼女の訃報に接し,いの一番に聞いたのが"You're My Only Shinin' Star"であったことは言うまでもない。いろいろなヴァージョンが存在することからも,彼女のがこの曲に思い入れがあったことは間違いないところだろう。この曲だけでも彼女は私の記憶に残り続けるだろう。

R.I.P.

2024年11月26日 (火)

Roy Haynesを偲んで聞いたアルバム。

_20241123_0002 "Te Vou!" Roy Haynes (Dreyfus)

ここのところ,高齢ミュージシャンの訃報が相次いでいるが,Roy Haynesもその一人。99歳ということであったから大往生と言ってもよいだろうが,90代半ばまで現役で演奏を続けていたのは,先日取り上げたLou Donaldson同様であった。

私がこのブログで取り上げたRoy Haynes入りのアルバムを紐解いてみると,Thelonious Monk, John Coltrane,Eric Dolphy,Booker Little, Oliver Nelson, Stan Getz,Gary Burton,Chick Corea等の多士済々のメンツである。逆に言えば,どのような音楽性にも合わせられてしまうというのがRoy Haynesという人の凄さであった。一方リーダー作に関しては,私は本作とDanilo Perez,John Patitucciとやった"The Roy Haynes Trio"ぐらいしか保有していないはずだから,私にとってはバックで演奏を支える人というイメージの方が強いと言ってもよい。

このアルバムがリリースされたのは1994年ということで,もはや30年前ということにも驚いてしまうが,Roy Haynesには悪いが,このアルバムを買ったのはPat Metheny目当てだったというのが実態だ。Pat Methenyの参加は"Question and Answer"での共演への返礼というところだろうからそれはそれでよいのだが,演奏としての驚きはない。更に,このアルバムではDonald Harrisonのアルトがどうもフィット感が足りないと感じられる(特に"James"はいかん)ので,私がプレイバックする機会は実に少ないのだが,今回,久しぶりに聞いてみてもあまり印象は変わらなかった。今回,追悼の意味を込めてリーダー作をチョイスしたものの,上述したミュージシャンとの共演盤での追悼の方が適切だったかもしれないなぁなんて思っていた私である。

しかし,上述のミュージシャンたちとの共演盤におけるRoy Haynesの貢献ぶりは見事なものであり,演奏の屋台骨を支えるという意味でRoy Haynesの果たした役割は大きいと思う。私がRoy Haynesのライブに接したのは,Live under the SkyにおけるChick CoreaとのTrio Musicだけだったと思うが,ほかの二人と世代が違っても,全然違和感がないのがこの人の凄いところだと感じたのも懐かしい。

いずれにしてもジャズ界の長老の訃報続きには,仕方ないとは思いつつ,残念な思いも募る私である。

R.I.P.

Personnel: Roy Haynes(ds), Donald Harrison(as), Pat Metheny(g), David Kikoski(p), Christian McBride(b)

本作へのリンクはこちら

2024年11月22日 (金)

Lou Donaldsonを偲んで。

Ld3 "LD+3" Lou Donaldson with the 3 Sounds(Blue Note)

先ごろ亡くなったLou Donaldsonは,90歳を過ぎるまで現役で演奏を続けたジャズ界の長老であった。本当にミュージシャンは健康でさえいれば,長きに渡って現役を続けられることを実証した人だったが,98歳でこの世を去った。

主題のように私にLou Donaldsonを偲ぶ権利があるかと言うと,実は微妙だ。Lou Donaldsonのリーダー作で保有しているのは本作だけ,参加作もArt Blakeyとの"A Night at Birdland",Jimmy Smithとの"The Sermon"等極めて限られているからだが,改めて本作を聞き直してみて,優秀なバッパーだったなぁと思わせる。何となくではあるが,私の中にはLou Donaldsonのアルトは軽いイメージがあるのだが,それはほかのリーダー・アルバムのジャケの印象もあるが,昔日にジャズ喫茶で聞いた"Blues Walk"における"Move"のイメージが強いからではないかと思っている。いまだにあの曲の印象が頭から離れないのだ。

しかし,ワンホーンで演奏される本作では,そうした私のイメージが単なる思い込みだったと感じてしまう。Lou Donaldsonを軽いと言ったら,Sonny Crissなんかはどうなっちまうんだと思ってしまったというのが正直なところだ(笑)。ただ,聞き易さは確実に備えていて,ジャズ・ファンならこういう音楽は確実にシンパシーを感じるはずだと言いたくなってしまう。技量的な凄みとか情念とかは感じられないとしても,逆に耳に心地よさを与え,これはこれで素晴らしい演奏だと思えた。

このアナログ・レコードを買ってから何度プレイバックしたかも怪しいところなのだが,このアルバムをちゃんと聞いていれば,Lou Donaldsonのイメージが変わっていただろうと思うと,悪いことをしてしまったと反省しても後の祭りであった。

いずれにしても巨人とは言わずとも,ジャズ界の歴史上の重要人物であったことは間違いない。

R.I.P.

Recorded on February 18, 1959

Personnel: Lou Donaldson(as), Gene Harris(p), Andrew Simpkins(b), Bill Dowdy(ds)

本作へのリンクはこちら

2024年11月20日 (水)

ブログをやっているとありがちな不愉快な事象。

何もブログに限った話ではないが,ネットにおける匿名性により,匿名で何でもコメントを書き込めると思っているふざけた輩がいる。しかし,当ブログにおいては,書き込んだところでコメントを公開するもしないもブログ・オーナーである私の勝手だ。ふざけたコメントを書き込んでもそれが人々の目に触れることはないと思い知れ。私を不愉快にさせたいだけならいくらでもどうぞと言いたいところだが,そもそもそういう輩はIPアドレスでコメント投稿禁止にするだけだ。

2024年11月 6日 (水)

追悼,Quincy Jones。

Quincy-jones

Quincy Jonesが亡くなった。91歳であるから大往生と言ってもよい年齢ではある。彼がミュージシャン,作曲家,アレンジャー,プロデューサーとして残した仕事はどれもが記憶に残るものばかりで,まさにアメリカ音楽界を代表する人の一人であり,やはり惜しまれつつと言うべき訃報である。

私が子供心ながら最初にQuincy Jonesの名前を意識したのは,Ray Charlesが歌った「夜の大捜査線」のテーマ曲,"In the Heat of the Night"だったと記憶している(映画好き=映画音楽好きでもあったのだ)が,その後,自身のアルバムや様々なプロデュース作を聞いて,素晴らしいセンスに痺れてきた。私は意外にもこのブログにQuincy Jonesのリーダー・アルバムを数枚しか取り上げていないが,実は結構な数のアルバムを保有している。今回の訃報に接し,追々とはなるだろうが,改めて保有しているアルバムを聞いてQuincy Jonesの業績を偲ぶこととしたい。

いずれにしても,昨年のBurt Bacharachに続いて,まさに「巨星墜つ」と言うべき訃報であった。

R.I.P.

2024年9月27日 (金)

諸般の事情により

数日更新が滞る可能性がありますが,ご了承願います。

2024年9月19日 (木)

追悼,J.D. Souther。

Jd-souther

J.D. Southerが亡くなった。本人はツアーを控えていたようなので,まさに急死というところではないか。

本人自身のアルバムに加え,Eaglesとの作曲面でのコラボレーションや,Linda Ronstatdtをはじめとする数々のミュージシャンへの曲の提供やバック・コーラスとしての参加を通じて,印象深い活動を行ってきた。思い起こせばアルバム"Tenderness"のリリースを受けた,2015年の大阪でのライブに接することができたことは,今となっては貴重な機会となってしまった。

年齢を重ねても瑞々しさを失わなかったJ.D. Southerのアルバムを改めて聞いて,彼の業績を偲びたい。まずはAsylumの2作を聞くことにしよう。

R.I.P.

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