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カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の記事

2022年4月28日 (木)

追悼,Radu Lupu

Radu-lupu

ネットを見ていたら,Radu Lupuの訃報を見つけて愕然としてしまった。去る4月17日に亡くなったとのことである。

Radu Lupuは2019年に引退はしていたが,2012年11月8日の東京オペラシティにおけるオール・シューベルト・プログラムを聴けたのは幸いだったとしか言いようがない。

私にとってはRadu Lupuと言えばシューベルトである。シューベルトのピアノ曲の魅力に気づかせてくれたのは間違いなくこの人だった。訃報に接して,私がプレイバックしたのはD960であった。あの繊細なリリシズムを生で聴くことはできなくなったが,彼が遺した音源は不滅である。改めて素晴らしいピアニストであった。

R.I.P.

2022年4月16日 (土)

Brad Mehldauの新譜:いつになったらデリバリーされるのやら...

Brad Mehldauの新作"Jacob’s Ladder"については,「現在空輸中」と以前書いた。ダウンロード音源は聞けるものの,ちゃんと記事を書くのは現物が届いてからということで考えているのだが,発送通知をNonesuchから受け取って既に1か月が経過したのに,まだ来ない。プレオーダーでついてくるオマケ欲しさに発注したのに,プレオーダーの意味がないってところ。世の中,サプライチェーンも混乱しているとは言え,この時間の掛かり方は異常。そもそも米国内の手続きに無茶苦茶時間が掛かっているのはなんでやねん?と言いたくなる。まぁ,待つしかないのだが,Nonesuchからは国際便は8週間程度掛かることがあると言ってきたが,こんなに待たせるのだったら送料下げて欲しいもんだよなぁ。

2022年4月15日 (金)

Eliane Eliasのベスト盤:コンピレーションとしてはどうなのかねぇ...。 #ElianeElias

_20220413 "Perspectiva: The Best of Eliane Elias" Eliani Elias(Somethin’ Else)

Eliane Eliasに何を求めるかってのは結構難しい。このブログで彼女のリーダー・アルバムとして"Dreamer"を取り上げたことがある(記事はこちら)が,それもボサ・ノヴァ・アルバムだったように,ブラジル出身だけにそういう音を求めるリスナーも多いように思う。しかし,現在の旦那であるMarc JohnsonとのアルバムやSteps Aheadでの仕事を聞けば,決してブラジル音楽(それも歌もの)に留まる人ではない。

このコンピレーションはおそらくは日本編集によるものだろうから,国内制作のアルバムからの選曲ということになっていると思う。そもそも国内制作ゆえのつくりってのが根底にあるから,一般的なEliane Eliasのイメージに基づくものとなっているのはそういうもんだろう。

しかし,そうだとしても,プロデューサーあるいはコンパイラーが明示されていないのは,ベスト盤としてはどうなのよ?って思ってしまう。こういうベスト盤は選曲のみならず,曲順ってところにもセンスが表れると思うのだが,責任者を記載しないのは,無責任の誹りは免れない。ついでに言っておけば,曲ごとのパーソネルを記載するのも筋で,それをしないところにSomethin’ Elseあるいは東芝EMIのいい加減さを感じてしまうのだ。

これはここに収められた音楽の質とは関係ない話かもしれないが,売れればいいのか?って感じさせると言いたくもなる制作姿勢が気に入らない。演奏には特に文句はないし,相応に楽しめるが,こういう作りをしてしまうレコード会社は,ミュージシャンに対するリスペクトが足りないと言わざるをえない。そういうことをEliane Elias本人はわかっていたのだろうか...?あるいはこのCDの購買層には関係ない話だったというのだろうか?

我ながら理屈っぽいとも思いつつ,やっぱり納得がいかない。

2022年1月 8日 (土)

Brad MehldauのVanguard音源:これにはまだダウンロード制限があるのか?

Brad-mehldau-trio-the-complete-friday-ni "Live: The Complete Friday Night Sets" Brad Mehldau Trio(Nonesuch)

この音源については2009年に既に記事にしている。これは"Brad Mehldau Trio Live"の元となったVillage Vanguardでのライブ音源のうち,2006年10月13日の金曜日の3セット分の演奏を丸ごと収めたものである。”Brad Mehldau Trio Live"が10/11から10/15の演奏からピックアップした音源から構成されているのに対し,本デジタル・アルバムは10/13のみの演奏というのが大きな違いである。Brad Mehldauがセット毎にどういう演奏をしているのかが聞けるのが実にありがたいセットなのだ。

そんな音源であるが,今はどうかわからないのだが,これがリリースされた当時はダウンロードが米国内からに限るという縛りがあって,なかなか入手できなかった。しかし,2009年10月から11月に掛けての世界一周出張の道すがら,米国滞在中にすかさずダウンロードしたのであった。

これだけインターネットが発達した世界においては,今やダウンロードを米国内からに絞るなんてことは機会損失にしかならないはずであるから,Nonesuchとしても今はどこからでもダウンロードできるようにしていると信じたい。いずれにしても,Brad Mehldauの追っかけとしてはどうしても入手しなければならなかった音源である。そして今聞いても実に素晴らしい音源であり,この頃から完成されたトリオであったことがわかる。評価としては稀少性も含めて星★★★★★しかない。この音源,Nonesuchストア・エクスクルーシブなので,ストリーミングでも聞くことはできないのだが,機会があれば,是非聞いてみて頂きたい音源である。

ここからは余談。今にして思えば,このアルバムをダウンロードした時の出張はワルシャワ~ロンドン~NYC~ボストンというかなりきつい出張だったのだが,ロンドンやNYCでは丁度ハロウィーンの時期に重なり,酔った兄ちゃん,姉ちゃんが街中に沢山いたなぁなんて懐かしむのも私の加齢の証左。ついでに言えば,出張中にはNYCマラソンも開催され(私は週末はバテバテだったのでマラソンそのものは見た記憶がない...) ,土産にド派手なNYCマラソンのロゴ入りウインドブレイカーを買ったのも懐かしい(今でも着ている)。

ライブもロンドンでJanek Gwizdala's Research Featuring Wayne Krantz, Gwilym Simcock and Gary Husband,NYCでPat Martino,そしてTom Harrellを観ているのだから,今よりは若いだけにタフだったねぇ。ロンドンのライブなんて,後にPat Methenyと共演するGwilym Simcockが入っていたのも懐かしい(当時は全然知らなかった)。ベースのJanek Gwizdalaも渡辺香津美やPeter Erskineとの共演でその名を再認識するのは後年になってからだが,Krantz目当てに行った割に,今にして思えば凄いメンツであった。こういうことを書いていると,本当に仕事なのか,遊びなのかわからないねぇ(爆)。

Recorded Live at the Village Vanguard on October 13, 2006

Personnel: Brad Mehldau(p), Larry Grenadier(b), Jeff Ballard(ds)

2022年1月 1日 (土)

あけましておめでとうございます。

Sunrise-in-nyc

皆さん,あけましておめでとうございます。

今年はどんな年になるのか,期待と不安が交錯しますが,きっと去年よりはいい年になると信じたいですね。

それにしても,このブログも16年目って,我ながらよく続いていますわ。還暦過ぎのおっさんのボケ防止には丁度ええわってことで,今年もよろしくお付き合い下さい。

2021年12月31日 (金)

皆さん,よいお年をお迎え下さい(+私自身の回顧)。

Fireworks-over-manhattan-bridge

いよいよ大晦日である。少なくとも日本においてはコロナ禍もようやく沈静化してきたと思っていたら,オミクロン株感染が拡大するというのは実に踏んだり蹴ったりってところだ。しかし,"Life Goes On"なので,こんな状況でも生きていくしかない。

私は今年還暦を迎えたので,7月末で一旦定年退職し,即,シニア従業員として再雇用となった訳だが,立場が変わると仕事の仕方も変わるって感じで,いかに後進に道を譲るかを意識するようになったと言えばいいだろうか。

一方,3月には白内障の手術を受け,裸眼で1.2~1.5ぐらい見えるようになったのはいいのだが,逆に老眼がきつくなってしまい,本,新聞,スマホは老眼鏡なしでは無理!ってなってしまった。あとは見え過ぎると自分の皺や白髪の多さがはっきりしてしまうのだが...。自分ははこんなに老けていたのか?と改めて感じるが,まぁ歳なんだから仕方ない(苦笑)。

そんな変化もありつつ,長きに渡る在宅勤務には少々辟易としてきたのも事実だが,マイペースで仕事ができるのは悪いことではないって気がする。少なくとも,仕事をしながら音楽を聞ける(逆か?音楽を聞きながら仕事ができるが正しい?)ってのは実にいいことで,今までだったらあまりプレイバックしていなかったような音源を聞くチャンスが増えたのはよかった。昨年以来,このブログでも古い音源を取り上げる機会がずっと増えたのは,新譜をあまり買わなくなったこともあるが,「温故知新」を地で行くって感じだったと思う。

昨年,今年とコロナ禍に翻弄されたと言ってもよいが,オミクロン株は重症化のリスクが低下しているようで,ウイルスも弱体化していることは間違いないだろうから,来年はもっと良い年になると期待したい。

ということで,皆さん,本年も当ブログにお越し下さり,誠にありがとうございました。よいお年をお迎え下さい。

2021年12月19日 (日)

中年音楽狂の行ったり来たり(笑)。

久々の出張で福岡を訪問していた私である。

木曜日に福岡入りし,東京の自宅に帰り着いたのが金曜日の21:30過ぎであった。

そして土曜日の一便(7:40発)で,家人共々ではあるが,長崎に飛んでくるってどういうこと?てのが普通だよなぁ...。

しかし,以前もっと極端な事例があった。家族共々ヴァケーションをハワイで過ごし,一旦帰国し,その翌日,仕事でダラスに一泊三日の出張をしたことがある。さすがにその時はイミグレーションで怪しまれ,1時間ぐらい事情聴取をされた。なんでハワイから直接来ない?という疑問はごもっとも。しかも,一泊三日だけに私の荷物はブリーフケースとガーメントバッグだけ,かつハワイでの日焼けで,どう見ても真っ当なビジネスマンには見えなかっただろうから怪しまれるのも当然だ。

それに比べれば福岡〜東京〜長崎なんてちょろいもんだ(爆)。ってことで長崎滞在中の私である。

2021年12月12日 (日)

Barry Harrisが亡くなったそうだ。

Barry-harris-2

Barry Harrisが亡くなったそうである。ジャズ界におけるまた新たなCovid-19の犠牲者であるが,91歳という高齢だっただけに,感染してしまったのは痛かった。

亡くなる直前まで,オンラインでのワークショップを続けていたとのことなので,近年は教育者としての側面が強くなっていたが,長期に渡る演奏歴を誇る大ヴェテランであった。最初に私が買ったBarry Harrisのアルバムは"Plays Tad Dameron"だったと思うが,もはや手許には残っていない。今,残っているのは数枚であるが,その中から今日は追悼する意味で,Riversideの"Preminado"を聞きながらこれを書いている。

Barry Harrisについてはこのブログで取り上げたリーダー作は"In Spain"だけってのが,私の中でのBarry Harrisの位置づけを示しているとも言えるが,一番聞いたのはSonny Stittのバックで弾いている"Tune Up!"かもしれない(それすらこのブログで記事にはしていないが...)。リーダーともども典型的なバッパーだった二人の共演は実に楽しく,Stittのアルバムとしてもプレイバック比率が高い。

古き佳き,と言ってはいけないが,ジャズの伝統に根差したピアノを聞かせる渋い人だったと思う。

R.I.P.

2021年12月 4日 (土)

追悼,新井満。

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新井満が亡くなったそうだ。私の年代であれば新井満を最初に意識したのは,シンガー・ソングライターとしての「ワインカラーのときめき」においてであったのではないかと思える。しかし,私が評価していたのは小説家としての新井満であった。

しかし,新井満は小説を書くのをやめてしまって,やれ「千の風になって」やら,自由訳を連発するようになってからは全くの興味の対象外とはなっていたが,「ヴェクサシオン」から「海辺の生活」あたりまでは,少なくとも出版された当時の私の嗜好には相当フィットしていたと思う。今や彼の本はクロゼットの奥に鎮座しているが,訃報を受けて今一度取り出して再読してもいいかなと思っている。三十数年前に読んだ本を,還暦も過ぎた今読めば,全然違う感覚をおぼえそうな気もするからだ。

いずれにしても,いろいろな才能を持っていた人だったが,私にとってはあくまでも小説家,新井満であった。

R.I.P.

2021年12月 2日 (木)

更新がままならず...。

諸事情あり,更新が停滞中。明日は何とかしたい(苦笑)。

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