Arooj Aftab@Billboard Live東京参戦記。

私が昨年,一昨年とアルバムをその年のベスト作の一枚に選んだArooj Aftabの来日とあっては行かねばならんということで,先日のSonny Landrethに続いてBillboard Liveに行ってきた。Arooj Aftabについては,そのアルバムのクォリティは間違いないものの,日本におけるポピュラリティという観点では少々心配して会場に向かった。今回も私は当然のようにカジュアル・シートでの参戦であったが,音楽を聞くだけならカジュアルで十分なのだ。Blue NoteやらCotton Clubでは良席ねらいでそそくさと予約を入れる私だが,Billboard Liveではカジュアル・シートは一般予約開始時に対応しても,よほどのことがない限り,ほぼ真ん中の席は取れてしまうところもよい。今回もカジュアル・シートは客入りは少ないが,テーブル付きの席はSonny Landrethの時よりは入っているってところか。
このバンド,バックのベースは全編アコースティック・ベースであったり,メンバーに相応のソロ・スペースを与えるところはジャズ的な感覚も持ちつつ,ロック,ワールド・ミュージックを見事に融合した感じなのが面白かった。まさにこれが本当のフュージョンだ。バンドはトリオながら非常にタイトなバッキングぶりで応えていたが,何よりも魅力なのはArooj Aftab自身の声そのものだ。一方,ステージ上でほとんどサングラスをはずさなかったり,ステージ上の最小限とでも言うべき動きや一部自虐的とも思えるMCを見聞きしていると,相当シャイな人なのではないかと感じさせる部分もあって,エンタテインメント性とは一線を画する感じと言えばいいだろうか。換言すればギミック不要で音楽だけで勝負するという感覚だろう。
いずれにしても,極めてユニークな音楽と言ってもよいものであり,ある意味これまで聞いたことがないタイプとも言えて,非常に面白いと思えたライブであった。尚,上の写真はBillboard LiveのFBページから拝借。
Live at Billboard Live東京 on October 28, 2025, 2ndセット
Personnel: Arooj Aftab(vo), Gyan Riley(g), Zwelakhe Duma Bell le Pere(b), Engin Gunaydin(ds)












































































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