Yellowjackets@Blue Note東京参戦記。

Yellowjacketsももう結成45年だそうだ。Bob Mintzerは47年と言っていたので,そちらが正しいのかもしれないが真偽は不明だ。
それはさておき,結成当初はRobben Fordのバンドだと思われていた節もある彼らだが,Robben Fordが抜けて以降は一貫してワンホーンの編成のはずだ。今回来日するメンバーと同じ編成で7年前に来た時も私はライブを見ているが,苦手のBob Mintzerがいる割には結構いい評価であった(その時の記事はこちら)。実は長年私はBob Mintzerを苦手としていて,どうも彼のリーダー作にしても,参加作にしても響いてこないというのが実感だったのだが,前回ライブではその評価に変化が生じた。
しかし,その後,彼らのアルバムを買う訳でもなかったのだが,今回はBlue Note東京の7回行けばもらえる招待券をゲットしての参戦となり,相変わらずタイトな演奏ぶりで,大いに楽しめた。プログラムも,長いキャリアの中での曲をセレクトしていたように思えるが,ベースのDane Andersonを除けば,メンバーは結構なお年にもかかわらず,そんなことを感じさせない演奏だったと言える。
前回聞いた時はBob MintzerはEWIがよかったと感じたが,今回のライブでは圧倒的にテナーの方がよく,EWIの演奏が平板に聞こえるぐらいであった。テナーのフレーズを聞いていると,なぜ私がBob Mintzerを苦手としていたのかよくわからん!と思ってしまったが,それぐらい切れが良かった。演奏の切れのよさはメンバー全員に言えるが,Russell Feranteはシンセの利用は限定的な範囲に抑え,ピアノでこれまたいいソロを連発していた。Dane Andersonはスラップは使わないが,ベースはこう弾くんだぜって感じのソロを聞かせ,Will Kennedyはやはりこのバンドにはこのドラマーだという感じのタイトな叩きっぷりで楽しませたのであった。
感覚的に言えば,彼らはフュージョンと言うより,エレクトリックなジャズ・バンドとしての立ち位置を明確にさせたライブで,招待だからということで行ったにしては満足度の高いライブであった。
尚,トップの写真はBlue Note東京から拝借。
Live at Blue Note東京 on October 1, 2026
Personnel: Bob Mintzer(ts, EWI), Russell Ferrante(p, key), Dane Alderson(b), Will Kennedy(ds)
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