2026年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
フォト
無料ブログはココログ

お知らせ

  • 当ブログはAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。

« 「デリンジャー」をストリーミングで初めて見た。 | トップページ | 入手から随分経ってしまったが,”Relayer”のオリジナル盤を久しぶりに取り出す。 »

2026年5月 1日 (金)

結局は謎が多いままのHarris Simon:第2作の”Swish”を聞く。

Swish "Swish" Harris Simon Group(Baybridge)

以前このブログに「出自がよくわからないHarris Simonの"New York Connection"だが,Michael Breckerのソロは聞き物。」という記事を書いた。そこでも取り上げたHarris Simonであるが,ほとんど情報がないままなのは相変わらずだ。しかし,本作と"New York Connection"をコンパイルしたかたちで,"The Mastery of Passion"というアルバムがResonanceレーベルから再発された際に若干話題になった程度で,Queens出身というのはわかったが,その後一線の音楽生活からは身を引いて,"New York Connection"の記事にも書いたが,大学で教鞭を執っていたようだ。そして,この2枚のアルバムは日本がオリジナルだったというのが真相らしいが,どういう経緯でそうなったのかは謎だ。まぁクロスオーバー/フュージョン・ブームに乗って売り込まれたってところだろうが...。

本作も典型的フュージョンという感じだが,"New York Connection"よりはややソフトな感覚が強いのはストリングスが入っていることによるが,ヴォーカルもやや甘めで,イージー・リスニング的に響くところも評価の分かれ目ってところだろう。

それにしてもいろいろなミュージシャンが参加しているのが目を引くが,Billy Cobhamまで参加しているのは少々意外。但し,ドラマーは複数いるので全面参加ではない。このアルバムではHarris Simonが"Street Song"でもハーモニカも達者なところを聞かせるものの,このアルバムの難点は一本筋が通った感じがしないところで,アルバム全体としては可もなく不可もなしってところ。メンツから考えて,"New York Connection"の残りテイクも含まれているのではないかと思わせる部分もあるが,全体の出来としては"New York Connection"の方が上ということになるだろう。

まぁ時代の徒花と言ってしまえばその通りだが,こういうのもあったねってことで星★★★。これまた中古CDにはアホみたいな値段がついているが,ストリーミングで上記のコンピレーションを聞いていれば十分だ(きっぱり)。

Recorded on September 22-October 19,1980

Personnel: Harris Simon(key, hca), Dave Valentine(fl), Michael Brecker(ts), Claudio Roditti(flh), Michael Urbaniak(vln), Bill Washer(g), Scott Hardy(g), Mike Richmond(b), Rufus Reid(b), Ratzo Harris(b), Billy Cobham(ds), Brian Blake(ds), John Riley(ds), Grady Tate(ds), Portinho(ds), Rubens Bassini(perc), Guilherme Franco(perc), Todd Anderson(perc), Gayle Winters(vo), Ann Ang(vo), Janis Perndervis(vo), Vocal Jazz Incorporated(vo)

本作へのリンクはこちら

« 「デリンジャー」をストリーミングで初めて見た。 | トップページ | 入手から随分経ってしまったが,”Relayer”のオリジナル盤を久しぶりに取り出す。 »

ジャズ(2026年の記事)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 「デリンジャー」をストリーミングで初めて見た。 | トップページ | 入手から随分経ってしまったが,”Relayer”のオリジナル盤を久しぶりに取り出す。 »