John Taylorの未発表音源をストリーミングで聞いた。美しいソロ・ピアノだ。
"The Bauer Session" John Taylor(CAM Jazz)
早いものでJohn Taylorがこの世を去ってもう11年近くになる。John Taylorの死後,ECMからもアルバムがリリースされたが,ストリーミングでもそちらはずっと未聴のままだ。しかし,今回,2014年のソロ・レコーディングがストリーミングで公開されたので,早速聞いてみた。
私はJohn Taylorのアルバムは結構保有しているのだが,このブログで記事化したものは比較的少ない。だが,自身のアルバムに加えて,Peter Erskineの欧州トリオやAzimuthも含めたアルバム群は魅力的なものが多い。ソロ作も暫く聞いていないが"Phases"のようなアルバムもあった。そこにこの音源が加わったということだが,主題の通り,実に美しい響きに満ちている。
元々はかなりハードな演奏も聞かせたJohn Taylorであったが,私が意識して聞くようになったJohn Taylorは抒情的な響きを聞かせる人という印象が強かった。晩年の演奏と言ってよいこのアルバムも後者の路線である。冒頭の"Sophie"から実に静謐で美しい演奏が続き,あっという間に37分間が経過する。ある意味枯れた味わいすら感じさせる演奏だが,こういう音源が発掘されることは誠にめでたいと言いたくなる演奏であった。星★★★★☆。
Recorded in September 2014
Personnel: John Taylor(p)
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