Anita O'Dayはやはりいいのだ。
"An Evening with Anita O'Day" (Norgran→Verve)
ジャズ・ヴォーカルをあまり聞かない私が一番惹かれるヴォーカリストは誰かと思うと,実はAnita O’Dayではないか。もちろん彼女とて全部がいいと思っている訳ではないのだが,Verve時代のアルバムにはこういうのがいいよねぇと思わせる作品がある。本作なんかはそうした作品として捉えることが出来て,声もいいし,ジャズ的なフレイヴァーも好きなのだ。
本作は50年代中期の3つのセッションを集めたものだが,前半8曲は10インチで出ていたもので,最後の4曲がその翌年の55年のセッションからのもので,Anita O’Dayらしさがよく出たアルバムと言ってよいだろう。
ここに収めれらている歌唱はどれも魅力的だが,”From This Moment on"なんてTal Farlowのギターもあってぞくぞくするような出来だと思う。ほんの少しではあるが,55年の4曲の出来が54年の8曲より落ちる感じはあるのは惜しいが,星★★★★☆には相当すると思う。やっぱり好きなのだ。
Recorded on April 15, June 28, 1954 and on July 11, 1955
Personnel: Anita O’Day(vo), Arnold Ross(p), Bud Lavin(p), Jimmie Rowles(p), Barney Kessel(g), Tal Farlow(g), Monty Budwig(b), Leroy Vinnegar(b), Jackie Mills(ds), John Pole(ds), Larry Bunker (ds)
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