ストリーミングでChris Cheekらによるライブ2部作を聞く。

Chris Cheekに関しては,私はBrad Mehldauとの共演盤や,Seamus Blakeとの双頭作等を保有してはいるのだが,サックス・プレイヤーとしては今一つ個性が明確ではない部分があるように思っている。しかし,ストリーミング・サイトでなかなか魅力的なメンツによるアルバムが表示されたので聞いてみるかと思った私である。Chris CheekのほかがEthan Iverson,Ben Street,そしてJorge Rossyというのは私の関心を引くに十分であった。この4人がバルセロナのジャズ・クラブ,Jamboreeでのライブの模様を"Guilty","Lazy Afternoon"という2枚のアルバムとしてFresh Sound New Talentからリリースしていたことは今回聞くまで全く認識していなかった。
"Lazy Afternoon"はバラッド集という位置づけと考えてよいが,"Guilty"の方はバラッド集ではないものの,熱く燃え上がるって感じではないところは意外な感じもする。また,"Guilty"の"Autumn Leaves"に顕著だが,曲によってはオリジナルのメロディ・ラインが出てこないところには一筋縄では行かないと思わせる部分もある。まぁメンツはEthan Iversonだけがまだ20代で,そのほかが30代という年齢を考えれば,もう少し派手派手しくやってもよいと思えるが,この辺りはChris Cheekのソフトなテナーのトーンに合わせたってところか。
まぁ今まで聞いたこともなかったアルバムだったが,曲によっては編成を変えながら,発展途上だったと言ってもよい彼らが聞かせる演奏からは,その実力の高さは十分にうかがえる。アルバムとしての評価は星★★★☆~星★★★★ぐらいにしておこう。
Recorded Live at 'Jamboree Jazz Club' in Barcelona, March 24-24, 2000
Personnel: Chris Cheek(ts), Ethan Iverson(p), Ben Street(b), Jorge Rossy(ds)
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