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2026年2月27日 (金)

Gilad Hekselman@Cotton Club参戦記。

Gilad-hekselman-at-cotton-club

ジャズ・ギター界の中堅どころでは注目度の高い人と言ってよいGilad Hekselmanのライブを観るためにCotton Clubに行ってきた。先日取り上げたVillage Vanguardでのライブは少々地味ながら,実力を発揮した演奏だったと思えるが,コンベンショナルなギター・トリオのフォーマットでどういう演奏をするのかを楽しみにしていた。Gilad Hekselmanという人はコンベンショナルな感覚でも,コンテンポラリーな感覚でも弾ける人という認識だが,今回はどうだったか。

Gilad-hekselman-at-cotton-club-feb-25 演奏はアルバムとしては最新作の"Downhill from Here"からの曲が中心になっていたと思うが,聞いていて感じたのが,この人のギター・プレイは昨今のギタリストへの影響が顕著なPat MethenyやJohn Scofieldとは全く異なるものだし,Wes Montgomeryをはじめとするコンベンショナルなジャズ・ギターとも異なるサウンドだったということだ。以前のアルバムではPat Metheny調,ジョンスコ調もあっただけに,そこからは脱却して,オリジナリティの確立が本格化したというところかもしれない。本人はMCでBrad Mehldauがヒーローであり,Brad Mehldauからの影響を口にしていたが,なるほどそういうことかと感じていた私であった。4月にはVillage VanguardでBrad Mehldauとの共演も控えており,本人もワクワクしているんだろうなぁなんて思ってしまった。

_20260226_0001 トリオの演奏としてはリーダー主導の部分は大きかったが,ドラムスのJK Kimは手数も多く,タイトなドラミングで適切な煽りを入れるという感じで,ベースのRick Rosatoは自己主張は控えめに堅実なプレイに徹したというところか。いずれにしても,コンベンショナルなギター・トリオのフォーマットでありながら,出てきたサウンドは非常にユニークなものだった。Gilad Hekselmanはピックと指弾きアルペジオを併用するという技も見せながら,決してギミックな感じを与えないところも非常によかった。

演奏終了後にはサイン会もあって,私は先日入手したVanguardのライブ盤LPと"This Just in"を持参。サイン会で3人とも写真を撮らせてもらった(戦利品のLPもちらっと写っている)のでモザイク付の写真もアップしておこう。

尚,上の写真はCotton ClubのFBより拝借。

Live at Cottton Club on February 25, 2026,2ndセット

Personnel: Gilad Helselman(g), Rick Rosato(b), JK Kim(ds)


Gilad-hekselman-trio-and-i_mosa_20260226090901

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