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2026年2月 8日 (日)

「トレイン・ドリームズ」:これほど地味な映画がオスカーにノミネートされることが素晴らしい。

Train-dreams 「トレイン・ドリームズ("Train Dreams")」(’25,米,Netflix)

監督:Clint Bentley

出演:Joel Edgerton, Felicity Jones, William H. Macy, Kerry Condon, Nathaniel Arcand

Netflixで見られる映画だが,作品賞含むオスカー4部門でノミネートされている映画を見た。先日取り上げた「トータル・リコール」とは全く性格が異なるが,同様に「夢」がモチーフになっている部分がある。同じ「夢」を描いても全然違う。

「トータル・リコール」はとにかく派手なのに対し,その対極にあるような地味な映画である。しかし,そこで描かれる愛とそれにも勝る喪失感の描き方はマジで心に刺さる。ラストに向けて「再生」が描かれてもよさそうなものだが,そうした感覚はあまり強くなく,私にとってはここで描かれる「喪失感」こそがこの映画の主題だと思えた。

こういう地味な映画が真っ当に評価されること自体に,映画界に良心が残っていることを感じるし,CG全盛の時代において,こうした滋味溢れる映像を生み出したところに私は感心してしまった。映画を見ていると,木々の映像が何度も出てくるが,濱口竜介の「悪は存在しない」における木々のイメージと重なる部分があったが,映像的に派手さはなくとも,実に印象的な映画なのだ。

こういう映画には一部門でもいいから受賞して欲しいねぇと思ってしまう私である。撮影賞,脚色賞辺りはいい線行くのではないか。これほど地味な映画は滅多にないと言ってもよいが,ちゃんと評価すべく星★★★★☆。

それにしても,主演のJoel Edgertonのラスト・ネームをエドガートンなんて書いていることが多いが,どう考えたってこの名前はの読みはエジャートンとすべきだ。こういうところはちゃんとして欲しいねぇ。

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