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2026年2月13日 (金)

"The Rite of Strings"の続編と言ってもよいが,雰囲気は随分違う。

Dstringz "D-Stringz" Stanley Clarke / Biréli Langrène / Jean-Luc Ponty (Impulse!)

Stanley Clarke,Jean-Luc PontyにAl Di Meolaを加えたトリオによる"The Rite of Spring"ははるか昔に記事にしたことがある(記事はこちら)。そもそもそのアルバムがリリースされたのが1995年だったのだが,それから20年後にその続編的な本作がリリースされていたことは認識していたようにも思うが,すっかり失念していた。先日,Stanley Clarkeのアルバムをストリーミングで聞いたことがあって,その結果として本作も表示されたってことだろうが,そう言えばそうだったなぁなんてこともあって,今更ながら聞いてみた。

ギターがAl Di MeolaからBiréli Langrèneに代わっているのを弱体化と考えてもよいかもしれないが,"The Rite of Strings"よりもリラクゼーション度の高い本作においては,ここはDi Meolaじゃないよなと思えるのも事実。前作が3者のオリジナルで占められていたのに対し,本作では3者のオリジナルもありつつ,スタンダードやジャズマン・オリジナルをやっているのが大きな違いで,そのせいもあって雰囲気に違いが出ている。

冒頭の"Stretch"こそ結構ゾクゾクさせる感じを醸し出すのだが,それが続かない。前作を知る人間からすれば,全編に渡ってもう少し丁々発止って感じがあってもいいように思えるのだ。まぁ前作から20年も経てば,ミュージシャンも歳を取るってところだが,Stanley ClarkeとJean-Luc Pontyについてはこれに先立ってやっていたReturn to Forever IVと違い過ぎだろうと言われても仕方がないところ。その辺りをどう評価するかによってよしとするか否かは確実に分かれると思う。"Mercy, Mercy, Mercy"にしても,ラストの"Wave"にしてもだが,正直に言ってしまえばちょっと緩いなぁってところだ。演奏には破綻はないが,そうしたこともあり星★★★ってところか。私は前作の方が好きだなぁ(きっぱり)。

Personnel: Stanley Clarke(b), Biréli Langrène(g), Jean-Luc Ponty(vln) with Steve Shehan(perc, clap)

本作へのリンクはこちら

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