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2026年2月16日 (月)

リリースされたことも全く気付いていなかったKenny BurrellのFive Spotライブ完全版。

_20260211_0002 "On View at the Five Spot Cafe: The Complete Masters" Kenny Burrell with Art Blakey (Blue Note)

某誌の記事を見るまで,リリースされたことも全く認識していなかった2枚組である。私は元々のこのアルバムも保有しているが,このいかにもKenny Burrellらしいブルージーな響きはジャズ好きの琴線に触れるよなぁと常々思っていた。その割にこのアルバムを当ブログで記事にしていないが,まだまだそんなアルバムはあるってことだ。

それはさておきである。この2枚組は本作がレコーディングされた1959年8月25日の模様を完全収録したもので,これは気になると言うことで,認識してすぐに入手したもの。そもそもの出来がいいのはわかりきっているところに,その拡大版となれば,更に興味が増すのは当然なのだ。既発の8曲に未発表音源6曲という大盤振る舞いだが,まぁ正直言ってしまえばオリジナルでリリースされた音源の方がいいことは間違いないだろう。しかし,これだけのメンツが揃った演奏を改めて振り返ることができるということに大きな意義がある。星★★★★☆。

このアルバムが面白いのはピアノがBobby TimmonsとRoland Hannaが分け合っていて,Tina Brooksがテナーを吹くのはBobby Timmonsがピアノの時のみであることだ。こうなったのはライブ前半ではHannaがピアノを弾いて,後半ではTimmonsにピアノが代わって,Tina Brooksが加わったとオリジナルのライナーノートに書いてあって,今更なるほどと思った私であった。まぁ,入れ替わり立ち替わりってのはありえないしねぇ。

ところで,完全版のライナーにも書かれているが,数々の名演奏が録音されたFive Spotのキャパはなんと75人だったそうだ。そんなインティメートな空間でこんな演奏,あるいはEric DoolpyやThelonious Monkのライブが聞けたとはなんと幸せなことか。やっぱりそれこそが当時のNYCのヴァイブってところだよなぁ...。

Recorded Live at Five Spot Cafe on August 25, 1959

Personnel: Kenny Burrell(g), Tina Brooks(ts), Bobby Timmons(p), Roland Hanna(p), Ben Tucker(b), Art Blakey(ds)

本作へのリンクはこちら

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