Gary BurtonとPat Methenyの"Reunion":これも懐かしい音源だ。
間もなく新譜もリリースされるPat Methenyであるが,そもそもプロとしての活動の原点はGary Burtonのグループであったこともあり,久々の邂逅となったので"Reunion"というのは少々ベタではあるが,それはそれで問題ないということにしよう。
もはやGary Burtonが引退状態なので,彼らの共演はもはや聞く術がないので,こうした過去の音源で振り返るしかない訳だが,このアルバムがリリースされたのが1990年ということで,もはや35年以上経過しているということに時の流れを感じざるをえない。当たり前だが裏ジャケに写るミュージシャンたちも若いのなんの(笑)。その後,豪華メンツによる"Like Minds"をはさんで,2009年にはメンツを変えたライブ盤も出しているが,これがBurton~Methenyの「リユニオン」一発目だったはずだ。
当時,Gary BurtonがGRP専属だったから,本作もGRPからのリリースだったが,とにかく様々なミュージシャンと契約していたのが当時のGRPで,物凄いレーベル・パワーを感じたものだ。ここでも主役二人を支えるのが,このメンツなら間違いないだろうという鉄板のバックを揃えている。
まぁ,ここではリリシズムが優勢って感じで,美的な感覚の強い曲と演奏が並んでいるが,Gary Burtonだったらまぁこうなるというところだ。ある意味予定調和的にさえ響くと言ってもよいのだが,これを聞いていたら気持ちよくなること必定みたいな音楽なので,多くのリスナーに受け入れられるはずだ。刺激を求めるリスナーには少々不向きだろうという気もするが,これはそういうタイプの音楽ではないと思って聞けば腹も立つまい。ってことで星★★★★。ここでPat Methenyがギター・シンセサイザーを派手派手しく使わなかったのは音楽のタイプを考えれば正解だったと思う。と言っても"Panama"では結構やっちゃっているが,それに対してBurtonはマリンバで応えるというのが渋い。
Recorded on May 6-10, 1989
Personnel: Gary Burton(vib, marimba), Pat Metheny(g, g-synth), Mitchel Forman(p, key), Will Lee(b), Peter Erskine(ds, perc)
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