Pretendersのアルバムを聞いて,自分の音楽へのフォローが足りないことを実感した。
"Relentless" Pretenders(Parlophone)
主題の通りだ。2023年に本作がリリースされたことすら全く認識していなかった自分が情けない。私はPretendersが結構好きだと思っているにもかかわらずだ。これも偏にショップに通うこともほとんどなくなってしまったせいだと言ってもよいが,ネット情報でも拾いきれていなかったのではいかんともしがたい。
昨今はストリーミングを聞いていて,新譜情報に出会うこともあるが,このアルバムについてはかつて目にしたこともなかったのだが,偶然とあるサイトを見ていて,Chrisse HyndeがBob Dylanをカヴァーしたアルバムの情報が出てきて,へぇ~と思っていたところで発見したのであった。
そしてChrisse姐さん,古希を過ぎてもロックをやる気満々なのは嬉しくなってしまった。冒頭の"Losing My Sense of Taste"からPretendersらしいエッジの効いたロックであるが,それだけにとどまらず,バラッド・チューンも魅力的で非常にバランスの取れたアルバムだ。
このアルバムの曲は全てChrisse姐さんと,ギタリストのJames Walbourneの共作で,曲のクォリティへのJames Walbourneの貢献度は結構高いと思える。以前Pretendersの"Break up the Concrete"についてこのブログに書いた時,曲のクォリティに疑問を呈したのだが,その時はChrisse姐さんが単独で曲作りをしていたことを考えれば,あながちはずれていないと思う。いずれにせよ,いいバンド・メイトを見つけたものだ。
このアルバムは様々なスタイルの曲を包含しているが,1stシングルとして公開された"Let the Sun Come in"のようにややポップな感覚を持った曲もあれば,"Merry Widow"のようにそこはかとなくトラッドの雰囲気を持つ曲もある。そのどれもが一定以上のレベルを保っていると思えるのは立派。歌声含め衰え知らずのChrisse姐さんの活動に触れられただけで私は満足であった。星★★★★☆。尚,Johnny Greenwoodが最後をしっとり締める"I Think About You Daily"でストリングスのアレンジを担当しているのもへぇ~って感じだ。
こういう音楽を見逃さないようにするには自分のアンテナを高くするしかないので,もう少し頑張らねばと思ってしまったのであった。
本作へのリンクはこちら。
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