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2026年1月25日 (日)

Julian Lageの新作はまたもJoe Henryプロデュース。

_20260124_0001 "Scenes from Above" Julian Lage(Blue Note)

現物ではこれが今年初めての新譜だ。

前作"Speak to Me"について書いた時にも述べたように,私はJulian Lageというギタリストに対して強い思い入れはない。前作を買ったのも,プロデューサーがJoe Henryだからという邪な理由の方が大きかった。そしてほぼ2年ぶりの新作もまたもJoe Henryのプロデュースである。プロデューサーとしてのJoe Henryに対する信頼度が高い私はそれゆえ今回も買いを決めたのであった。

そして出てくる音楽は典型的なジャズからは離れたアメリカーナ感覚の強いものであることは前作同様だが,本作の違いはJohn Medeskiによるオルガンの響きが効いているってことだと思う。ドラマーも前作のDave KingからKenny Wollesenに代わっているが,この人もどんな音楽にも対応してしまう人ではあるが,ここでは演じられる音楽のトーンに合わせた感じで叩いている。

ここで聞かれる音楽はほぼ全編において落ち着いた響きを持っているが,カントリー的な響きすら持ち合わせているところに,Julian Lageの芸風の広さを感じる。大体Joe Henryのプロデュースした作品は短期間で仕上げるのが普通だが,このアルバムもたった2日で録音を完了という早業である。そういうところは極めてジャズ的なのだが,一般的なジャズ・ファンにこれが受けるかと言えば少々疑問ではある。しかし,私のような雑食リスナー,特にアメリカ音楽指向の強い人間には全然問題ない。もちろん,"Storyville"に聞かれるような突然のフリーなアプローチには面食らう部分もあるのだが,最終的には落ち着いたサウンドに収斂していく。

・はっきり言ってしまえば興奮の坩堝のようには決してならないが,このルーツ・ミュージック的とも言えるサウンドに身を委ねれば心地よく時間が過ごせるというところ。やや本編のトーンとは異なるが,国内盤のボートラの"Aberdeen"の軽快なノリも悪くない。最初の現物新譜と言うことへのご祝儀も含めて,ちょっと甘めの星★★★★☆(笑)。

昨年の来日ライブも好評だったようだが,その時はソロでやったので,ソロだったらどうなるのかなぁとか,どういうファン層なんだろうなんて新たな興味も湧いてくるのであった。

Recorded on May 21-22, 2025

Personnel: Julian Lage(g), John Medeski(org, p), Jorge Roeder(b), Kenny Wollesen(ds, perc), Patrick Warren(dulcitone, p, bells, strings)

本作へのリンクはこちら

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コメント

閣下、リンクをありがとうござます。

私は、閣下もご存知のようにジュリアン・ラージ買い。来日ライブで、超シンプルな足回りで、変幻自在に音を出しているの聴いて、天才だとおもってから。。もちろん、安心安全のジョー・ヘンリー。

そして、オルガンが決め手ですよねぇ。オルガンのせいでギターの活躍少ない、、とか、言ってる人見たけど、、はぁ。。って、感じ。ラージさまは、ここでは強く4人の対話を望んでるとおもいました♪

私の投稿のリンクも置いていきます。
https://mysecretroom.cocolog-nifty.com/blog/2026/01/post-aa2d81.html

Suzuckさん,おはようございます。リンクありがとうございます。

>私は、閣下もご存知のようにジュリアン・ラージ買い。来日ライブで、超シンプルな足回りで、変幻自在に音を出しているの聴いて、天才だとおもってから。。もちろん、安心安全のジョー・ヘンリー。

はい。よく承知しております。私が変わったリスナーってことになることも事実です。

>そして、オルガンが決め手ですよねぇ。オルガンのせいでギターの活躍少ない、、とか、言ってる人見たけど、、はぁ。。って、感じ。ラージさまは、ここでは強く4人の対話を望んでるとおもいました♪

今回のJohn Medeskiの効果は非常に大きかったと思いますね。ギターの活躍が少ないとも思わないですし,このバンドはギターだけでなくおしゃる通り,4人が揃ってこそって感じでしょう。まぁ期待値の違いってのは人それぞれとしても,はぁ...?ですよねぇ(笑)。

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