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2026年1月 3日 (土)

"Young Django":こういうのは聞いていて楽しいねぇ。

Young-django "Young Django" Stéphane Grappelli (MPS)

このブログで本作と同じコンセプトで吹き込まれたライブ盤,"Live 1992"を取り上げたことがあるが,その源流となったのが本作であることはその記事にも書いた。ギタリスト2人を迎えたクァルテットで,Django ReinhardtとStéphane Grappelliの共作オリジナルを中心に,Philip CatherineとLarry Coryellのオリジナルがそれぞれ1曲ずつ加わるという構成。

私が保有しているのは廉価盤なので,オリジナルがリリースされたタイミングで購入した訳ではないが,このアルバムは結構好きだったなぁと今でも思う。私が購入した理由はLarry Coryellに惹かれたものと思うが,実にLarry Coryellらしくない(笑)演奏っぷりであり,全くCoryellのイメージと異なるのだが,出てくるのはやはり当時使っていたOvationの音だなぁと思わせるのも懐かしい。

だが,このアルバムを私が好むのは,何ともゆったりした気分にしてくれることが一番の理由だと言ってもよい。だからこそ新年のまったりした気分にはぴったりくるのだ。ゴリゴリのジャズとは真逆の世界と言ってもよい。こういう演奏を聞いていると,心が豊かになるなんてことは若い頃は強くは感じていなかったが,年齢を重ねると,こういう演奏のよさがより身に染みてくるのだ。それでも結構若い頃からこういうのも好んでいた私は相当年寄りくさかったってことになるかもしれんが(爆)。

ただ,このアルバムにも若干の瑕疵があるとすれば,Philip CatherineとLarry Coryellのオリジナルのフィット感がイマイチなことだ。Coryellの書いた"Blues for Django and Stephane"では賑々しいブルーズで,Stéphane Grappelliの達者なピアノが聞けるというオマケもあるからまだいいようなものの,Philip Catherineの書いた"Gallerie St. Hubert"は全然面白くない。これはリーダーとしてのStéphane Grappelliがギタリスト2人に華を持たせた結果ということだと思うが,DjangoとGrappelliのオリジナルの領域には全然達していないと思わせるのは惜しい。ということで好きなアルバムだが,星★★★★ってところだろうな。

Recorded on January 19-21, 1979

Personnel: Stéphane Grappelli(vln, p), Phiip Catherine(g), Larry Coryell(g), Niels-Henning Ørsted Pedersen(b)

本作へのリンクはこちら

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