John Manningの"White Bear":そもそもこういうジャケに惹かれてしまう。
"White Bear" John Manning (Columbia)
このアルバムは80年代に"It's a Beautiful Rock Day Series"の一枚として再発されたもので,長年私はこのジャケが気になって仕方なかった。いかにもSSW的なジャケと言ってもよくて,音が大体想像できそうなのだ。
再発から幾星霜,このアルバムはCDでも再発されたらしいが,私はこのアナログ盤を中古で入手したのであった。John Manningが残したアルバムはこれだけらしいが,そのキャリアとかその後の動静とかは全然わからない。しかし,ここでの音楽を聞いていて私が想起したのがEric Andersenであった。声質は少々違うとは言え,内省的な響きは結構近いものがあるように思えた。
基本的にそうした曲が並ぶ中で,A面最後に収められた"Music Belongs to the People"が特に賑々しくて,少々雰囲気を壊していると思えるのは惜しい。また,B面最後の"Down Inside the Jungle"もロック・タッチが強まる。こっちはまだ許せるって感じだが,女性コーラスも加わるこの2曲とB面1曲目の"Hold on the Road to New Mexico"は,プロデューサーがNikolas Venetが務めていることが,そのほかの曲とサウンドの違いを生んだというのが実態だろう。正直言ってしまえば,私としてはどうせなら内省的な路線で押して欲しかったというところはあるのだが,それでもSSW好きにとっては見逃すには惜しい一枚。結局私はこの手の世界がいくつになっても好きなのだということを改めて実感。星★★★★。
Personnel: John Manning(vo, g), Mike Bolan(g), Floyd Frederick Fletcher III(b), Alan Dennison(key, fl), Colin Bailey(ds), Paul Humphrey(ds), Ron Tutt(ds), Terry Cox(ds), Meagan Chacamaty(fl)
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