久しぶりにオリジナル"Eyewitness"を聞いた。
今年亡くなったAnthony Jacksonを偲ぶ意味も込めて久しぶりにこのアルバムを聞いた。私が保有しているのは本作,"Modern Times"と"Casa Loco"の3枚のアルバムを2枚のCDに収めた再発盤であるが,単体のCDはアホみたいな値段がついているので,当時から入手困難だったのでこちらを購入したが,ちゃんとリマスターもされているので,音は悪くない。
本作はSteve Khanのバンドとしては最高レベルであったことは間違いないところだと思うが,このバンドの4人のコンビネーションは今にして思えば鉄壁と言ってもよいものであった。Anthony Jacksonのベースは魅力的な音でバッキングを繰り広げ,後にプロデューサーとしても活躍するSteve Jordanのドラムスは極めてタイト。この頃はまだ20代前半だったはずだが,ドラマーとしての腕は確実だった。そしてManolo Badrenaのパーカッションはバンドに色彩を与えるという意味で,とにかくコンビネーションが素晴らしいのだ。このバンドのアルバムをリリースした当時のTrioレーベルの慧眼は褒めても褒め足りないぐらいだ。
ここで聞かれるスリリングな響きは今聞いても鮮度が落ちていないし,40年以上前の録音にもかかわらず,間違いなく現代でも通用する音であった。曲よし,演奏よしで,懐かしさもあるし,Anthony Jackson追悼の意味も込めて星★★★★★。
Recorded on November 7 & 8, 1981
Personnel: Steve Khan(g), Anthony Jackson(b), Steve Jordan(ds), Manolo Badrena(perc)
本作を含むセットCDへのリンクはこちら。
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