年末に届いた豪華メンツによるライブ盤。
"First Meeting: Live at Dizzy’s" Gonzalo Rubalcaba / Chris Potter / Eric Harland / Larry Grenadier (5Passion)
リリースされたことをお知り合いのブログで知り,慌てて発注したものの,届いたCDが我が家のCDプレイヤーと相性が悪く,交換を申し入れたものが再度デリバリーされたので,ようやく記事をアップである。
このバンドがDizzy's Clubに出演したことはDownBeatで読んだか,あるいはネット記事で認識はしていたが,メンツを見てへぇ~と思っていた。ベースがDave HollandならMonterey Quartetと同じなので,First Meetingは大袈裟ではないかと思いつつ,Larry Grenadier入りは初ってことだろうからまぁよしとしよう。しかし,そのMonterey Quartetからもう18年(アルバムが出たのは2009年だったから,正確に言えば16年だが)も経過していたとは思わなかった。光陰矢の如しだ。
それはさておき,これだけのメンツが揃えば,Monterey Quartet同様,おかしなことになるはずがない。そしてその当時からすれば,ミュージシャンたちの成熟度は一段上がっている。本作をリリースしたレーベルのオーナーであろうGonzalo Rubalcabaには悪いが,今,旬から一番はずれているのがGonzalo Rubalcaba本人だと言っては言い過ぎか。しかし,ほかの3人の活躍ぶりは目覚ましいものがあるし,それに比べればGonzalo Rubalcabaの活動が一番地味だろうと言われても仕方がないのだ。それほどこのクァルテットを構成するメンバーは強力なのだ。
演奏されるのはメンバー4人の各々によるオリジナルにChick Coreaの"500 Miles High"とDizzy Gillespieの"Con Alma"を加えた全6曲でその全てが13分越えの長尺演奏はライブ・レコーディングならでは。どれもが聞きどころはあると思うが,私の耳はついついクリポタことChris Potterに向いてしまう。ここでもさすがと思わせるフレージングを連発して,私をウハウハさせてくれたのであった。そのほかのメンバーのソロも実力者ならではのものであり,十分に楽しめるものだった。
まぁ少々冗長に流れていると感じさせる部分がない訳ではないが,ここは少々甘めの星★★★★☆としよう。このライブは気になっていただけに,リリースされただけでもよかった。
尚,CDのジャケにはステージの模様の写真があるので貼り付けておく。私はこのDizzy's Clubというヴェニューには行ったことがないが,背面がガラス張りなのはBillboard Live東京的。座席は随分ゆったりしているようだが,私が生きているうちにここを訪れるチャンスはあるのか?(笑)
Recorded Live at Dizzy's Club on August 25-28, 2022
Personnel: Gonzalo Rubalcaba(p), Chris Potter(ts, ss), Larry Grenadier(b), Eric Harland(ds)
現状,本作の現物へのリンクが見当たらないので,ストリーミングへのリンクはこちら。

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