このブログにKansas初登場 (笑)。
"Point of Know Return" Kansas(Columbia)
邦題は「暗黒への曳航」だ。私はKansasのアルバムはこれとライブ盤の2枚しか保有していないし,両方とも中古で安く仕入れたはずだから,ファンでも何でもない。だから,ブログを開始以来,初のKansasに関する記事のアップである。
改めてこのアルバムを聞いてみると,この頃のKansasというバンドは相応の勢いを感じさせる。「アメリカン・プログレ・ハード」とも位置付けられるプログレ的な音作りは,ツイン・キーボードとヴァイオリンによるところが大きいと感じさせるが,今となっては少々時代を感じさせるものと言っても,私のようにロックは70年代中心の人間にとってはフィット感が大きいのだ。完全にプログレ的な音が支配する中で,突然登場するアコースティック・ギターが印象的な"Dust in the Wind"はアルバムにとっていいスパイスのようになっているように思う。
今にして思えば,少々の仰々しさと多少の曲の出来不出来はあるが,全体的には結構よく出来たアルバムだったなぁと思えるので,これならストリーミングでほかのアルバムを聞いてもいいように思えた,これが本当の温故知新。その前に手持ちのライブ盤,"Two for the Show"を聞くのが先か(笑)。本作はミキシングのせいか音が軽いのがちょっと惜しいように思えるが,十分星★★★★には値する。
Personnel: Steve Walsh(vo, org, synth, vib, perc), Kerry Livgren(synth, key, g, vo), Robby Steinhardt(vo, vln, vla), Rich Williams(g), Dae Hope(b), Phil Ehart(ds, perc)
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貴殿のカンサス特集記事も見せて頂きましたが、まだ初公開がわずか半年前だったのですね!お互いに年を重ねてみて昔のバンドの魅力を再発見することって素晴らしきことです!カンザス州は地平線まで続く小麦畑、農業と畜産の田舎町、かたやカンザス・シティは交易中継地でも栄え欧州的な気品を持つ洗練された都市ですが、今回の記事を書いてみて、ロックバンドのカンサスの音楽性が醸成された地理・歴史が理解できた気がします。
投稿: ローリングウエスト | 2026年4月10日 (金) 09時24分