今回見た白黒映画はFritz Langの「ハウス・バイ・ザ・リバー」。
「ハウス・バイ・ザ・リバー ("House by the River")」(’50,米,Republic)
監督:Fritz Lang
出演:Louis Hayward, Lee Bowman, Jane Wyatt, Dorothy Patrick, Ann Shoemaker
この映画,Louis Hayward演じるStephen Byrneの人物設定が最悪で,こんなひどいキャラをよく演じる気になったもんだと,むしろLouis Haywardの役者魂に感銘を覚えるとすら言いたくなる。一方,その弟であるJohn Byrneを演じるLee Bowmanが,なんでそこまで兄をかばう必要があるのかというところには少々無理があるとは言え,83分という尺の中でのなかなかサスペンスフルな作りは結構見応えがあった。
Stephen Byrneの妻,Marjorieを演じるのはJane Wyattだが,この人は以前取り上げた「影なき殺人」にも出ていたが,綺麗な人ではあるものの,イマイチ個性に乏しい感じがするのは少々残念。
私は不勉強にして,Fritz Langの映画をこれまで見たことはなかったと思うが,昨今の白黒映画マイ・ブームの中で,早くFritz Langの作品も見なければと思っていた。この映画を選んだのは83分という尺ゆえであったが,傑作とは思わないとしても,演出力は確かなのはよくわかるし,とにかくLouis Hayward演じるStephen Byrneの人間として考えられない卑劣度こそが印象を強めるってところか。星★★★★。次のFritz Lang作は「復讐は俺に任せろ」か「死刑執行人もまた死す」あたりだな。
それにしても,この白黒映画の沼から私はいつ脱却するのやら...。今回もAmazon Primeで見たのだが,CM入れるのはいいとしても,明らかな字幕の崩れが数か所あったのは困ったもんだよなぁ。
本作のストリーミングへのリンクはこちら。
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