Dionne WarwickボックスからDisc 3を聞く。
Dionne Warwickの12枚組ボックス,"Make It Easy on Yourself: The Scepter Recordings 1962-1971"から今日はDisc 3。このディスク3は"Here I Am"と"Here Where There Is Love"の2枚のアルバムをカップリングし,ボーナス・トラックを3曲追加したもの。
"Here I Am"には特大のヒット曲は収められていないが,"I Love You Porgy"なんかを歌っているのが珍しいと言えば珍しいが,それでもほとんどは安定のBurt Bacharachサウンドと言ってよいので,ヒット曲があろうがなかろうが楽しめることは間違いない。だが少々地味だと思われても仕方がない部分があるのは事実だと思う。
しかしこのディスク3においてはもう一枚の"Here Where There Is Love"の方がはるかにDionne Warwickの魅力を示すものと思うし,曲も粒揃いだ。究極は"Alfie"(これがシングルのB面だったというのは信じがたいが)だと思うが,"Alfie"に限らずここにはBurt Bacharachサウンドに乗ったDionne Warwickの良さが凝縮されているとさえ感じてしまう。彼らに期待する音がここには詰まっていると思うし,これまで聞いてきたアルバム群においては,コラボレーションの成果としての一つのピークだったと言ってもいいのではないだろうか。まぁBob Dylanの「風に吹かれて」がDionne Warwickに合っているかは微妙だが,ここまでオリジナルと違うかたちならこれはこれでありだ。
このボックスに関してはいつも書いていることだが,やっぱいいですわぁ(笑)。
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