2025年12月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
無料ブログはココログ

« 兄貴の"Life"を久しぶりに聞く。 | トップページ | Clapton温故知新。 »

2025年11月 7日 (金)

今にしてみればリーダーが一番マイナー?とでも言いたくなるBruce Gertzのアルバム。

_20251105_0001"Blueprint" Bruce Gertz Quintet (Free Lance)

主題の通りである。ベーシスト,Bruce Gertzのアルバムであるが,リーダーには悪いが,メンバーからすれば一番名の通っていないのがリーダーだと思いたくなってしまう。まぁそうは言っても私がこの人を知っているのはJerry Bergonzi人脈としての訳なのだが,Bruce Gertzはバークリーで教鞭を執る方がメインの活動だったようだから,アルバムはそこそこあっても,なかなか表に出てこない(出てこれない)というのが実態だったのではないか。

そしてこのアルバムだが,クインテットと言いつつ,編成はいろいろなパターンで行われており,5人揃っての演奏がなかなか出てこないというのはどうなのよと思ってしまうところもある。だが演奏自体はメンツがメンツだけに破綻はないし,特にこの当時のJerry Bergonziは好調だった時期のはずなので,Bergonziのフレージングを聞いているだけでも嬉しくなってしまうというところだ。また,ジョンアバことJohn Abercrombieのソロも刺激的。曲は全てリーダーのオリジナルだが,曲の魅力と言うよりもBergonziやジョンアバのアドリブの魅力の方が上かなぁというのが正直なところだ。Joey CalderazzoはBlue Noteから初リーダー作"In the Door"をBlue Noteから出した頃と重なる時期だが,ここではまだまだ控えめにピアノを弾いているという感じか。

面白いのはこのアルバムがフランスのレーベルから出ているというところ。本国のレーベルでは無視されそうな面々のアルバムを米国以外のレーベルが出すというところが,この当時の状況と言ってもいいかもしれない。それでも演奏とは相応に聞きどころもあり,見逃すには惜しいと思えるアルバム。星★★★★。

Recorded on February 28 & March 1, 1991

Personnel: Bruce Gertz(b), Jerry Bergonzi(ts), John Abercrombie(g), Joey Calderazzo(p), Adam Nussbaum(ds)

本作へのリンクはこちら

« 兄貴の"Life"を久しぶりに聞く。 | トップページ | Clapton温故知新。 »

ジャズ(2025年の記事)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 兄貴の"Life"を久しぶりに聞く。 | トップページ | Clapton温故知新。 »