兄貴の"Life"を久しぶりに聞く。
"Life" Neil Young and Crazy Horse(Geffin)
兄貴ことNeil Youngの多作ぶりにはもはや追随できなくなっている私だが,以前はアルバムが出ればほぼ確実に入手していたのも今は昔である。本作は1987年リリースなので,全部ではないとしても,結構兄貴のアルバムを買っていた頃だ。ただ,この時期,Geffenレーベルとは折り合いが悪かったようで,レーベルからすれば自分の趣味じゃなく,もっと売れるアルバムを出せよって感じだったことは想像に難くない。
このアルバムに関してはフォーク・タッチの曲や兄貴にしてはポップに響く曲もあれば,後のグランジの萌芽となりそうな曲が混在していて,やや捉えどころがないと言ってもよいように思う。私がこのアルバムの後,兄貴のアルバムを買うのは"Ragged Glory"になるのだが,この頃の私は兄貴のアルバムもちゃんと選択して購入しようとしていた時期かもしれない。やはりGeffenレーベルでのアルバムの捉えどころのなさは私にも相応の影響を与えていたはずだからだ。
しかし,よくよく調べてみると,この音源がもとはほとんどがライブ音源で,そこにオーヴァーダビングを施したものであることを考えると,兄貴とCrazy Horseのライブでの演奏能力の高さが実証されていることは間違いない。このアルバムが異色なのはシンセサイザーが結構使われているところかもしれないが,その辺はJoni Mitchellの"Dog Eat Dog"に近い部分を若干感じる。そうは言っても"Dog Eat Dog"ほど極端ではないので,そんなにデジタル臭さないが,ごちゃまぜ感はやはりあるよなぁってところ。それでもよくよく聞けばかなりいい曲が揃っていて,私にアンビバレントな感覚を残すので星★★★★。
Personnel: Neil Young(vo, g, hca, key), Poncho Sampedro(g, key, vo), Billy Talbot(b, key, vo), Ralph Molina(ds, vo), Jack Nitzsche(vo)
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