Jim McNeelyの訃報に接して,過去のアルバムを聞く。

Jim McNeelyが亡くなったそうだ。私がJim McNeelyの名前を認識したのは80年代前半のStan Getzとの共演においてであったが,90年代後半以降はビッグバンドのアレンジャー,コンポーザー,コンダクターとしての活動がメインになっていたようだ。近年ではクリポタことChris Potterをソロイストに迎え,ストラヴィンスキーの「春の祭典」をモチーフとした"Rituals"が素晴らしい出来だったが,いずれにしてもチャレンジングな仕事をする人だなぁと思っていた。
そんなJim McNeelyの訃報に接して,今まで聞いたことがなかったので,Dave LiebmanとRichie Beirachを迎えた"Quest for Freedom"を聞いてみた。LiebmanとBeirachを迎えて,ただでさえハイブラウなQuestがらみの曲をビッグバンドでやるというのでは,この作品もまさにアレンジャーとしては極めてチャンレンジングな仕事のはずだ。予想通りここでもハイブラウな作品に仕上がっているが,これがまた実にスリリングな出来であった。冒頭の"Pendulum"からしてひぇ~っとなってしまった私である。
日本ではそれほど認知度が高かったとは思えないJim McNeelyではあったが,このような作品を残していたことは十分なレガシーとして評価するに値すると思う。モダン・ビッグバンドのアレンジャーの鑑のような人であったと今更ながら思う。
惜しい人を亡くした。
R.I.P.
« Cheap Trick@グランキューブ大阪参戦記。 | トップページ | 「旋風に舞う」ってタイトルがいいねぇ。いかにもCrusadersらしいサウンド。 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 追悼,Ralph Towner。(2026.01.20)
- あけましておめでとうございます。(2026.01.01)
- 皆さん,よいお年をお迎え下さい。(2025.12.31)
- 追悼,Steve Cropper,Phil Upchurch。(2025.12.09)
- Jimmy Cliffを偲んで,名作と言われたライブ盤を改めて聞く。(2025.11.26)
「ジャズ(2025年の記事)」カテゴリの記事
- キング・レコードが売りたかったのはAlan Broadbentなのか,Brian Brombergなのか。(2025.12.26)
- 2025年の回顧:音楽編(その2::ジャズ)(2025.12.29)
- ストリーミングで聞いて痺れたPepper Adamsのライブ盤をアナログで入手。(2025.12.24)
- 2025年の回顧:ライブ編(2025.12.23)
- 今年最後のライブは森山威男~山下洋輔デュオ@Blue Note東京。(2025.12.20)
« Cheap Trick@グランキューブ大阪参戦記。 | トップページ | 「旋風に舞う」ってタイトルがいいねぇ。いかにもCrusadersらしいサウンド。 »































































コメント