先日購入のDionne WarwickボックスからDisc 1を聞く。
先日当ブログでも記事にしたように,Dionne Warwickの12枚組ボックス,"Make It Easy on Yourself: The Scepter Recordings 1962-1971" を入手したので,まずはそのDisc 1から順番に聞いて行こうというもの。このDisc 1はDionne Warwickの1stアルバム,"Presenting Dionne Warwick"と2ndアルバム,"Anyone Who Had a Heart"を組み合わせて,ボートラ2曲を収録したものとなっている。そもそもこの2枚からしてBurt BacharachとHal Davidが多くの曲を書き,プロデュースしていることからしても,どれほど彼らがDionne Warwickを買っていたかのうかがわれる。筒美京平がいしだあゆみや平山三紀を買っていたのと似たような感じもする。それがはるかに長期に渡っているのだから,Dionne WarwickとBurt Bacharachは決して切り離して考えることはできないのだ。
まぁこの2枚には後の大ヒット曲のようなものは含まれておらず,2ndのタイトル・トラックがポップ・チャートの8位に到達した程度であるから,後の大ヒットに向けた助走期間と言ってよいアルバムだろう。Dionne WarwickはR&Bカテゴリーで捉えられることもあるが,私にとってはあくまでもこの人はポップス畑の人だと思っている。ソウルの世界での「黒い情念」みたいな感覚からはかけ離れた世界の音楽ではある。だが,Burt Bacharachの音楽に惹かれる私のような人間にとっては心地よいことこの上ないのだ。
どうもチャートの動きを見ていると,アメリカより英国で先に売れたように見えるが,このある意味クセのなさが英国においても多くの人に受けたと思えるのだ。逆に純粋R&B/ソウル好きからすれば,Dionne Warwickの評価は高まらないのではないかと思えてしまうが,それがどうした!?と開き直りたい。このディスクを聞いて,初めて聞いた曲も多数だが,何回でもリピートできてしまうのがDionne Warwick,あるいはBurt Bacharachの音楽のよさだと思った私であった。
Disc 1だけでこれだけはまってしまうのだから,このボックスは私をDionne Warwickの沼に誘うこと必定だと思ってしまった。いやぁそれにしてもいいねぇ。古臭いと言われれば否定はしないが,こういうのをエヴァ―グリーンというのだ。1枚聞いただけでボックスを買って正解だったと思ってしまった。聞けばわかるのだ。まじでたまりまへんわ。
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