"Toninho in Vienna":心地よさ極まれり。
"Toninho in Vienna" Toninho Horta (PAO)
2007年にリリースされたToninho Hortaのほぼソロ・アルバム。"Summertime"にのみヴァイオリンが加わるが,そのほかはToninho Hortaのギターとスキャット(鼻歌?)で構成されているのだが,これが実に心地よい。いかなる局面においても邪魔にならないから,ながら音楽としても聞ければ,集中してギターの技を聞くことも可能というところだ。そして時間はあっという間に流れていき,気がつけば63分を越えるアルバムが終わっているという感じなのだ。
難しいことをやっているようには感じさせないのだが,しっかりとしたテクニックに裏打ちされていることは間違いなく,ソロでこれだけ聞かせてしまうというのはやはり凄いことだと思ってしまう。
こういうアルバムは難しいことは考えず,身を委ねればよいという感じだ。Toninho Hortaが愛される理由はこういう演奏ができることだと思わされる一枚。星★★★★☆。因みにライブ音源と間違われそうなタイトルだが,スタジオ録音なので念のため。
しかし,本作がレコ―ディングされてもう20年も経っているのか...。またも時の流れを痛感。
Recorded on May 12, 2005
Personnel: Toninho Horta(g, vo)
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