Dave Douglas Keystoneのカッコよさは不変だ!
"Live At Jazz Standard, 4/13 - Early Set" Dave Douglas Keystone(Greenleaf)
私がDave Douglas Keystoneの"Moonshine"を年間ベスト作の一枚に選んだのは,このブログを始めた2007年のことであった。それから随分長い時間が流れたが,Dave Douglasは現在もバリバリの現役として,さまざまなフォーマットで活躍中である。しかし,私の中では彼が率いたバンドでこのKeystoneに勝るカッコよさを誇るものはないと言い切ってしまおう。
"Moonshine"を初めて聞いた時,「ハイブラウなエレクトリック・サウンド好きには結構たまらんものがある」なんて興奮気味に書いているが,改めてこの2008年のライブ音源を聞いても,その感覚は変わらない。
今回取り上げるアルバムは,ダウンロード・オンリーで,2008年4月に今はなきNYCのJazz Standardに出演した時の8セットをまとめて公開したものである。実はこの時のセットはあと2セット分が公開されているのだが,Greenleafレーベルの有償のサブスクライバー・オンリーなので,私はこの8セット分で我慢だ。そうは言っても,8セット分もあれば聞き応え十分だが,今回久しぶりに聞いたのがこの時の公演最終日と思われる2008年4月13日の1stセットの音源。
そもそもメンツも優秀であれば,音楽的なコンセプトも私の嗜好にフィットしているのだから,気に入らない訳がないという音だと言ってよいが,このバンドが2010年の"Spark of Being"を最後に活動を停止してしまったのはもったいなかったと思える演奏をここでも展開している。まぁDave Douglasにとっては,Keystoneは一つの通過点に過ぎなかったのだろうが,この人のバンド活動は極めて多彩かつ多作だが,私にとってはKeystoneがやはり一番だ。もちろん,"Stargazer"のような素晴らしいアルバムもあるが,この路線は実に魅力的かつ刺激的だったと思う。また時間を掛けて聞き直すことにしよう。因みにこのセットで一番いいのは最後に演奏される"Tough"。Keystoneかくあるべし。
尚,この音源はストリーミングはされていないようだが,Bandcamp等のサイトで購入は今でも可能(かつ当初より値下げしている)。
Recorded Live at Jazz Standard on April 13, 2008, Early Set
Personnel: Dave Douglas(tp), Marcus Strickland(reeds), Adam Benjamin(el-p), Brad Jones(b), Gene Lake(ds), DJ Olive(turntable, laptop)
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