ポップにして大仰って感じのBostonの2ndアルバム。
"Don’t Look Back" Boston (Epic)
一生を風靡したと言ってもよいBostonである。デビュー・アルバムの"More Than a Feeling"はつくづくいい曲だったと思うが,デビュー・アルバムのヒットを受けての2ndアルバムへの期待値は無茶苦茶高かったと記憶する。まぁほぼ前作踏襲のサウンドであれば売れるよねぇと思いたくなるアルバムだし,私の高校の同級生も結構買っていたように思う。
私はその頃は自分の音楽的な趣味が結構はっきりしてきた頃だし,ジャズも聞き始めた時期だったので,タイトル・トラックはFM等で聞いてはいても,このアルバムも購入して,全編を聞いたのはずっと後年になってからのことであった。
基本的にはTom Scholzのワンマン・バンドにヴォーカルのBrad Delpがいれば,Bostonは成立してしまうってところだが,何かと言えばMIT出身と学歴に関して語られたTom Scholzの多能ぶりには改めて驚くってところではある。ただ,エンジニアリング・オタクぶりからか,レコーディングに時間が掛かり過ぎて,レーベルと裁判沙汰になったのは不幸なことでもあった。その後リリースされた3rdアルバム"Third Stage"は私はリアルタイムで聞いていたはずだが,やはり時間が掛かり過ぎた感は否めなかったように思う。そして私にとっては97年に出たベスト盤を最後にBostonは打ち止めとなっているが,これまでもおそらくはこれからもベスト盤がBostonに関しては一番の愛聴盤(あるいはそれで十分)だろうと思っている。
このアルバムもそこそこの曲は揃っていると思うが,アルバム単位で聞くと,この人たちはシングル盤をヒットさせるバンドだったかもなぁって思ってしまうのも事実。ということで,懐メロ気分で聞いた私であった。ちょいと甘めの星★★★★としておこう。
Personnel: Tom Scholz(g, b, org, p, perc), Brad Delp(vo, g, perc), Sib Hashian(ds, perc), Barry Goodreau(g, perc), Fran Sheehan(b, perc) & Others
本作へのリンクはこちら。
« 久しぶりのブラックホークの99選:今日はBryn Haworth。 | トップページ | オスカーで国際長編映画賞に輝くのもうなずける「アイム・スティル・ヒア」。 »
「ロック」カテゴリの記事
- アルバムを聞いて,彼らのライブへの期待値が異常に高まるMessthetics & James Brandon Lewis。(2026.10.05)
- Bootsy CollinsとBucketheadがコラボするとなればこうなるよなと思いつつ,想像以上の騒がしさ。(2026.09.26)
- ポップなFleetwood Macもいいのだが,Bob Welch~Chrisitine McVieの時代は今でも魅力的。(2026.09.24)
- Alabama Shakes,11年ぶり(!)の新作がようやくデリバリーされた。(2026.09.07)
- Patrick Moraz在籍期のYesのライブ・アルバム現る。(2026.08.05)
« 久しぶりのブラックホークの99選:今日はBryn Haworth。 | トップページ | オスカーで国際長編映画賞に輝くのもうなずける「アイム・スティル・ヒア」。 »













































































コメント