Pat MartinoのJoyous Lakeによる放送音源。超カッコいい!
"San Francisco 1977" Pat Martino(Bootleg)
この音源,さまざまなかたちでブートレッグとしてリリースされていたものだが,こういう音源もストリーミングで聞けてしまうのだからいい時代である。
この音源は放送音源をブート化したものなので,サウンドボード録音だから,音には全く問題ない。そして嬉しいのがPat Martinoが最もフュージョンに傾斜したと言ってよいJoyous Lakeによるライブ音源だということだ。時は1977年,今はなきKeystone Kornerにおいての演奏である。私はアルバム"Joyous Lake"について,当ブログにおいて「英国にBrand Xあれば,米国にJoyous Lakeありって感じ。超カッコいい。」なんて書いているが,そうした感覚はこの音源でも全く変わらない。
更にアルバムと異なって,ここでの演奏は85分近くのものとなっており,演奏時間は長いし,"Fall"やら"Along Came Betty"のような曲もやってしまうところに大きな違いがあり,このメンツでどういう演奏をするのかというところに興味が湧くのだ。さすがにこうした有名曲には相応のリスペクトを示した演奏という感じで,Joyous Lakeらしいって感じではないが,それにしてもこの音源は強烈だ。この時代が生んだ熱さというところもあろうが,主流派ジャズがクロスオーバー/フュージョンに押された時代でも,コンセプトはそちらに寄せながらも,Pat Martinoの技には何の変わりもないというのが実に潔くも素晴らしい。
まさにこれは聞けて良かったと思える音源。こういうのなら大歓迎だ。
Recorded Live at Keystone Korner on March 2, 1977
Personnel: Pat Martino(g), Delmar Brown(p, el-p, synth), Mark Leonard(b), Kenwood Dennard(ds)
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