追悼,Chuck Mangione。

ここのところ音楽界では訃報が相次いでいるが,今度はChuck Mangioneである。私は彼のアルバムはベスト盤しか保有していないが,多くの人と同様(?)に"Feels So Good"で彼の名前を知ったのであった。"Feels So Good"のシングル盤が米国で突然の大ヒットを飛ばしたのが1978年であったが,フリューゲル・ホーンの優しい響きが印象的であった。そもそも"Feels So Good"に先立つ"Bellavia"でグラミーは獲っていたようだから,米国ではそこそこ知られていた存在だったのだろうが,それまでは日本ではほとんど認知されていなかったのではないか。
一気にこれで日本でも名前の知れたChuck Mangioneは,その後も”Feels So Good"ほどの大ヒットはないとしても,印象的な曲を結構残した。ポピュラリティのピークはレイクプラシッド冬季五輪のテーマとして"Give It All You Got"を提供した辺りまでではなかったかと思うが,その数年間の活躍ぶりは今でも印象に残っている。"Children of Sanchez"も日本でCMに使われていたはずだしねぇ。
そもそもArt Blakey & the Jazz Messengersにも在籍していて,当時のアルバム"Buttercorn Lady"でピアノを弾いていたのはKeith Jarrettだなんてことも語られるようになってはいたが,ゴリゴリのジャズのイメージはChuck Mangioneにはなく,私にとってはあくまでも上に挙げたような曲こそがChuck Mangioneその人のイメージであった。
84歳で睡眠中にこの世を去ったということであるから,その死も残した音楽同様に「安らか」なものであったと信じたい。
R.I.P.
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