中古でゲットしたまま聞いていなかったSakata Orchestraの"4 O'Clock"。
"4 O'Clock" Sakata Orchestra(Better Days)
坂田明は多作なので,全部を追うなんてことは考えていない。それでも山下洋輔トリオを中心としながら,そこそこのアルバムは保有している私だが,このアルバムは突然聞きたくなって中古でゲットしたもの。入手したのは随分前で,一回プレイバックしたはずだが,その後記事にもしてなかったなぁということで,改めて聞いた。
AB面で各面2曲ずつの全4曲であるが,2組の演奏が各々2曲という不思議な編成と言ってもよいアルバムだ。Sakata Orchestraと名乗っていても,ダブっているのはリーダー坂田明とトロンボーンの向井滋春,そしてドラムスの藤井信雄だけである。まぁ,曲の個性によって編成を変えたということだろうが,それにしてもなかなかのメンツが揃っている。
私が坂田明に求めるのは坂田が奏でるフリー・ジャズの爽快感であるが,ここでは坂田明らしいフレズーは聞かれるものの,アンサンブルがしっかりしていて,破壊的なフリーではない。そこをどう評価するだろうが,まぁこれはこれで面白いと思う。この後リリースされたベルリンでのライブでは本作で演奏された2曲が再演されているから,同じく中古でゲットしたそっちも改めて聞いてみて違いを感じるのも一興かもしれない。
正直なところ,私としてはもう少しぐわ~っとくる感覚が欲しい気もするので星★★★☆。まぁ単なる好みの問題だが,CD化されないのも,ストリーミングで公開されないのも仕方ないってところか。
tmPersonnel: 坂田明(as, a-cl), 向井滋春(tb,b-tb),藤井信雄(ds),高橋知己(ts), 千野秀一(p, org),川端民生(b),トニー木庭(ds),仙波清彦(perc),佐藤春樹(tb),中村誠一(ts, cl),梅津和時(as, b-cl),原田依幸(b-cl),安田伸二(tp),橋本一子(p, vo), 吉野弘志(b)
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