Jing Chiの1stアルバムを改めて聞く。ロック心に溢れているねぇ。
Robben Ford, Jimmy Haslip, Vinnie Colaiutaというパワー・トリオによるJing Chiの1stアルバムを久しぶりに聞いた。Robben FordとJimmy Haslipと言えば,Yellowjacketsの元同僚であるが,やっている音楽は相当違う。Jing ChiはRobben Fordのブルージーなロック・スタイルのギターが打ち出されており,ロック・フレイヴァーが圧倒的に強いのだ。更にそこに加わるのが何でもできちゃうVinnie Colaiutaだから,まぁパワフルなアルバムになることは容易に想像がつく。
私が保有しているCDは国内盤なので,国内盤を優先する確率が低い私のことゆえ,おそらく中古で買ったものと思うが,買った時の記憶がない...。私が輸入盤を優先していたのは価格帯やリリース・タイミングの違いもあったが,国内盤に付帯する解説やライナーにほとんど付加価値を見出していないことも大きい。だが,今や円安が進んで,輸入盤と国内盤の価格逆転現象が起こってしまっては,必ずしも輸入盤優先ということもなくなりつつある私である。
それはさておき,このアルバムであるが,ブルーズ・ロック・インストと言ってもよいような演奏というのが正直なところだ。もちろん,インプロヴィゼーションもあるから,ジャズ的な要素が皆無ではないとしても,ロック寄りの演奏と言ってもよいだろう。そこにBrian Augerをとするゲストが何曲かで加わるが,あくまでもこのトリオによる演奏が主であって,ゲストはあくまでもゲストだと言ってよい程度。
まぁ,この人たちの音楽はCDで聞くよりも,おそらくライブの方が燃えるはずの音楽だ。なかには「天国」なんて曲も入っているが,昇天するほどの興奮度をこのアルバムがもたらすかと言うと,それは少々違うような気がする。この人たちの演奏は長尺でやるべきで,フェードアウトなんかしてはいかんのだ。そういうこともあって,やはりこのバンドはライブで聞く方が楽しそうだなと聞きながら感じていた私である。彼らは数年前に来日したはずだが,丁度出張の日程と重なってしまって,見逃したのは残念だったとこのアルバムを聞いていて改めて思ってしまった私である。星★★★★。
Personnel: Robben Ford(g, vo), Jimmy Haslip(b, key, vo), Vinnie Colaiuta(ds, prog), Brian Auger(org), Dan Morris(tabla), Steve Tavaglione(EWI, prog, key)
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