Ann Burtonの"New York State of Mind"を久しぶりに聞いた。
"New York State of Mind" Ann Burton(CBS→Apollon)
ジャズ・ヴォーカルをあまり聞かない私でもたまに聞きたくなることがある。Ann Burtonのクセのない歌いっぷりは私のようなジャズ・ヴォーカルに思い入れのないリスナーには丁度いい感じなのだ(笑)。
本作はHelen Merrillがプロデュースしたアルバムで,有名無名のスタンダード(これもおかしな表現だが...)に加え,タイトル・トラックをはじめとするポップ・チューンを交えた構成は,Ann Burtonに適していると言ってよいと思う。冒頭のタイトル・トラックからして,聞き易さに満ちていて安心して聞けるのがいいのだ。以前"Burton for Certain"を当ブログで取り上げた時にも,Ann Burtonは「大向こうを唸らせるような歌手ではない」と書いたが,その思いはここでも不変。それでも,このくつろぎ感はこの人の歌の魅力だと思う。
私がMelisa Manchesterの"Come in from the Rain"やPaul Simonの"Something So Right"のような曲に反応してしまうのは,"Burton for Certain"でも同様であったが,そのほかの曲においても,まさにAnn Burtonらしい歌唱が楽しめると思う。傑作と言うつもりはないが,手許には置いておきたいアルバム。星★★★☆。
尚,私が保有する国内盤のジャケットはよく訳のわからないデザインであるが,オリジナルのAnn Burtonのどアップ・ジャケットではさすがに...と考えるのも理解できるな。だが,再発盤ではオリジナルに戻しているようなので,Ann Burtonの名誉のために,そちらのジャケ写真もアップしておこう(笑)。
Recorded in 1979
Personnel: Ann Burton(vo), Mike Renzi(p, el-p), Buster Williams(b), Grady Tate(ds)
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