またもやEd Bickertのアルバムをゲット。
"Bye Bye Baby" Ed Bickert(Concord)
先日,Ed Bickertが参加したBuddy Tateのアルバムをこのブログで取り上げたばかりだが,今度はConcordにおける2枚目のリーダー作をめでたく入手した。本作はCD化もされていないはずだが,そもそもEd Bickertのアルバムは入手は容易ではなく,あまりストリーミングも行われていないから,見つけたら買うというのが大事なのだ。それゆえ本作も結構な値段での購入となってしまったが,そこはファンの弱みってところだ。
本作はConcordレーベルらしい,小粋なスイング感溢れるアルバムで,メンツもいかにもConcordという感じだ。だがEd Bickertのリーダー作にしては珍しいと思えるのがピアノ入りのクァルテット編成ということだ。ホーン入りのアルバムはあっても,トリオでのアルバムが多いEd Bickertのこの編成でのアルバムは"Third Floor Richard"ぐらいではないか。ピアノは同じDave McKennaだが,"Third Floor Richard"ではゲスト的なことを思えば,やはり珍しいと思う。
そして出てくる音はこれまたEd Bickertらしい,とてもテレキャスとは思えないソフトなトーンである。いつものことではあるが,同じテレキャス弾きの私はこういう音にも憧れてしまう(絶対出せないが...)。安定のEd Bickertのアルバムとして,入手出来てよかった~と思える。星★★★★。
Recorded in August 1983
Personnel: Ed Bickert(g), Dave McKenna(p), Steve Wallace(b), Jake Hanna(ds)
« Kenny Barron@Blue Note東京参戦記。 | トップページ | Stingの最新ライブ盤をまずはストリーミングで聞いた。 »
「ジャズ(2025年の記事)」カテゴリの記事
- Vernell Brown Jr.の2枚目のリーダー作:何度聞いてもダメなものはダメ。(2025.05.23)
- 久しぶりに聞いたChuck LoebのJazz Cityレーベルでのアルバム。(2025.05.22)
- Ann Burtonの"New York State of Mind"を久しぶりに聞いた。(2025.05.21)
- Wayne Krantzの比較的初期音源を聞く。Enjaっぽいハイブラウな音である。(2025.05.20)
« Kenny Barron@Blue Note東京参戦記。 | トップページ | Stingの最新ライブ盤をまずはストリーミングで聞いた。 »
コメント