Mike Stern@Cotton Club参戦記

私は昨年マイキーことMike Sternのライブを2回観ている。1回は村上JAMにおいてオールスターでフュージョンの名曲を演奏した時,そしてその後,Cotton Clubに出た時の2回だ。基本的に来日すれば確実に観に行ってしまうが,前回が昨年6~7月だから,非常に短いインターバルだと言ってもよい。まぁその間に新作"Echoes And Other Songs"もリリースしているから,そのプロモーションも兼ねての部分もあったと言ってもよい。前回からはベースがLincoln GoinesからRichard Bonaに代わっただけだが,Richard Bonaの目立ちっぷりは想定通りってところか。
会場はおそらくフルハウスと言ってよいほどの集客力で,マイキーの人気を裏付けるものだったと言ってもよいが,残りのライブのヴェニューとなるBlue Note東京よりはCotton Clubの方が小じんまりしていて,より彼らの演奏に近い環境で触れることができるから,それが人気だったのかもしれない。まぁBlue Noteでもそれなりには集客するはずだが,いずれにしてもこれなら盛り上がる。
最近のマイキーはライブに必ず奥方のLeni Sternを帯同するが,別にそれに文句はないとしても,少々彼女に華を持たせ過ぎって気がしないでもない。聴衆の多くはマイキーを見に来ているし,Leni Sternのあまりエフェクターを通さないギターのサウンドは,このバンド全体の音へのフィット感もイマイチなのは事実だ。それが強く感じられるほど,今回のバンドのタイトさは近年見た中でも突出していたように思える。それはRichard Bonaの煽りのせいもあるし,最近では最も体調がよさそうに見えたデニチェンことDennis Chambersの猛爆ドラミングもあるだろう。2曲目にやった"Tumble Home"ではそのノリ具合に,もはや笑ってしまっていた私であった。Bob Franceschiniのテナーもよかったしねぇ。
マイキーはマイキーなので,相変わらずと言うか,決してこちらの期待を裏切らないからこそ毎度ライブに通う訳で,今回も安定のプレイぶりだった。膝もよく揺れていたし(笑)。かつ,やはりマイキーはファンを大事にすると言うか,終演後もサイン会や撮影に気軽に応じるところはいつも通りって感じだ。前回はなかったので,サイン会はやるかどうかはわからないところもあったが,CDを持参していてよかったわ~。ということで,戦利品といつものように「マイキーと私(モザイク付き)」。
Live at Cotton Club on March 11, 2025,2ndセット
Personnel: Mike Stern(g, vo), Bob Franceschini(ts), Richard Bona(b, vo), Dennis Chambers(ds), Leni Stern(g, ngoni, vo)
トップの写真はBlue Noteのサイトから拝借。
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