Jack Wilkinsの発掘ライブ音源。凄過ぎる。本当にメジャーにならなかったのが惜しい!
"Live in Boston, 1984" Jack Wilkins(ストリーミング音源)
Jack Wilkinsが亡くなったのは2023年のことであった。それまでも素晴らしい技量を持ったギタリストであることは認識されながら,決してメジャーになることがなかった人だった。私はChiaroscuroレーベルでの"The Jack Wilkins Quartet"以来,この人を結構贔屓にしてきたのだが,売れたって話は聞いたことがなかった。以前このブログでも取り上げた"You Can’t Live without It"はMichael Breckerファンから注目されたが,それはあくまでもBreckerゆえであり,Jack Wilkinsゆえではなかったのがこの人の不幸なところだ。本人としてはもっと売れて然るべきだと思っていただろうが,一般的なレベルでは知る人ぞ知るのままだったと言ってよいだろう。
そんなJack Wilkinsのライブ音源が突然ストリーミングで聞けるようになってびっくりしたのだが,聞いてみるとこれまたびっくりするような音源であった。おそらくは出来のいいオーディエンス録音ってのがこの音源の出自だとは思うのだが,よくぞ残しておいてくれたと言いたくなるようなものなのだ。
メジャーになれなかった人だから,私もJack Wilkinsのライブに触れたことはないのだが,この音源を聞けば一度聞いたらこの人の魅力に取りつかれる人は多いのではないかと思えてしまう。だからこそ惜しいのだ。音源を聞くとCTIから出た2枚のアルバムのリリースから間もない頃の演奏だと思うが,コンベンショナルなギター・トリオ編成の中で,まさに弾きまくり,弾き倒しのJack Wilkinsだ。そもそも冒頭の"Captain Blued"からしてエグいプレイぶりであり,これは長年Jack Wilkinsを贔屓にしてきた私にとっても驚きの音源であった。是非今は亡きJack Wilkinsの技に皆さんにも触れて頂きたい思いも込めて星★★★★★。
Recorded Live in Boston in 1984
Personnel: Jack Wilkins(g), Harvie S(b), Akira Tana(ds)
本作のストリーミングへのリンクはこちら 。
« 実話に基づく「セプテンバー5」:スリリングかつ真面目に撮られた映画。 | トップページ | 哀愁と抒情を絵に描いたようなMathias Eickの"Lullaby"。いいねぇ。 »
「ジャズ(2025年の記事)」カテゴリの記事
- キング・レコードが売りたかったのはAlan Broadbentなのか,Brian Brombergなのか。(2025.12.26)
- 2025年の回顧:音楽編(その2::ジャズ)(2025.12.29)
- ストリーミングで聞いて痺れたPepper Adamsのライブ盤をアナログで入手。(2025.12.24)
- 2025年の回顧:ライブ編(2025.12.23)
- 今年最後のライブは森山威男~山下洋輔デュオ@Blue Note東京。(2025.12.20)
« 実話に基づく「セプテンバー5」:スリリングかつ真面目に撮られた映画。 | トップページ | 哀愁と抒情を絵に描いたようなMathias Eickの"Lullaby"。いいねぇ。 »































































コメント