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2024年12月23日 (月)

2024年の回顧:映画編

2024-movies

今年の回顧の2回目は映画である。今年はライブにはよく行ったが,ライブ通いが増えると,映画館から足が遠のきがちになる。ここ数年,劇場通いは2021年以降で見ると,16本,16本,14本と低空飛行が続いているが,今年も劇場通いは13作(「夜の外側」前後編で2本とすれば14本)に留まった。なので,回顧もへったくれもないというのは例年通りであるが,その一方でストリーミングでは結構古い作品を沢山見たように思う。まさに玉石混交のようではあったが,Alan Laddの映画を立て続けに見たり,Jean-Paul Belmondoもいろいろ見たりと温故知新が可能なのは嬉しかった。中でも「12人の怒れる男」や「野のユリ」等が印象に残る。「マエストロ」や「ナイアド」のような新作もNetflixで楽しめたのもよかった。

では今年劇場で見た映画で印象に残るのは何だろうかと考えると,自分にとっては決定的と思える作品には乏しいかなという気もしつつ,満点の星★★★★★をつけたのが「哀れなるものたち」,「落下の解剖学」,「デューン 砂の惑星 PART 2」,そして「夜の外側」なので,その時の自分の感覚を信じてこの4本を改めて挙げておきたい。

「哀れなるものたち」はエロ,グロ,そしてブラックという何でもありのような映画であったが,とにもかくにもEmma Stoneである。この人の役者根性には頭が下がる。だが,映画としては確実に好き嫌いが分かれるはずのこの映画であるが,それに比べると「落下の解剖学」は実にシナリオもよくできていて,ドラマとしての見応えは十分であった。そしてSF,アクション大作としての「デューン 砂の惑星 PART 2」の映像の素晴らしさは特筆に値すると思ったし,第1作よりも優れた出来だと思っている。そして前後編で5時間40分という大作「夜の外側」は元来TVシリーズとして制作されたものなので,映画として評価してよいかは微妙ではあるが,イタリアという国の暗部を描いたこの作品はドラマとしての重厚さが感じられ,実に面白かった。

ここには挙げていない作品も,今年ははずれというものは1本もなかったのはライブ同様で,これは嬉しかった。来年も映画を見る本数は限定的だろうが,いい映画をチョイスしたいものである。

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コメント

小生も年に10回位映画館に行きますが、殆どが邦画と洋楽アーティストの映画ばかりです。でも大スクリーンで見るのがいいのです!2024年もあと残り残り1週間・・、お互い健康無事に年越しを致しましょう。今年も楽しくお付き合い頂き感謝です。

ローリングウエストさん,こんばんは。コメントありがとうございます。

>小生も年に10回位映画館に行きますが、殆どが邦画と洋楽アーティストの映画ばかりです。でも大スクリーンで見るのがいいのです!

はい。本来映画は映画館で観るべきというのが私のポリシーですから全く同意です。

2024年もあと残り残り1週間・・、お互い健康無事に年越しを致しましょう。今年も楽しくお付き合い頂き感謝です。

時の経過は年々早くなりますが,今年も無事息災に過ごせました。ブログのお知り合いも徐々に減る中,ローリングウエストさんのアクティブさに負けずに活動していきたいと思います。

こちらこそお世話様でした。来年も引き続きよろしくお願いします。

<本来映画は映画館で観るべき

全く同じように思います
あのスマホ厳禁の時間が大切だと思います

onscreenさん,続けて今場は。

>本来映画は映画館で観るべき
>
>全く同じように思います
>あのスマホ厳禁の時間が大切だと思います

はい。私も極力劇場で映画は見たいのですが,それでもスマホをいじくる輩は必ずいるのには辟易とします。私はどうしてほんの少しの時間も我慢できないのか不思議でなりません。スマホをいじくるなら外でやってくれと言いたいですね。

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