年末になってまたも届けられたRobert Glasperの"Apple Music Sessions(EP)"。
"Apple Music Sessions(EP)" Robert Glasper(Loma Vista Recordings)
これまでもApple Music限定の音源をリリースしているRobert Glasperが12月に入ってリリースしたのがこの4曲のEP音源。Electric Lady Studioで収録されたライブ音源であるが,今回は映像付き。
今年リリースしてきた6月の"Let Go",9月の"Code Derivation",そして10月の"Keys to the City Volume One"はそれぞれ趣の異なるものであり,まさに変幻自在という感じであったが,今回は4人のミュージシャンによる無観客ライブである。そこで展開される音楽はまさにメロウ・グルーブであった。
正直なところ,強面のRobert Glasperからこのような音が繰り出されること自体にアンマッチな感覚はあるが,Robert Glasperがこれまで公開してきた音源を考えれば,こういうのも想定内になってしまうというところがこの人の凄いところだ。まさに尽きることのない創造力ってところ。まずは貼り付けた映像を見てもらえばわかるだろう。Robert Glasperが歌まで歌ってしまう"Never Too Late"の映像を貼り付けておこう。いやはや凄い人である。
Personnel: Robert Glasper(key, vo), Burniss Travis(b), Justin Tyson(ds), DJ Jahi Sundance(turntable)
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