Amazon Primeで観た「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」。
「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊("A Haunting in Venice")」(’23,米,20th Century)
監督:Kenneth Branaugh
出演:Kenneth Branaugh, Michelle Yeoh, Tina Fey, Jamie Dornan, Riccardo Scamarcio, Kelly Reilly, Camille Cottin, Jude Hill
Kenneth Branaughが名探偵エルキュール・ポワロを演じるのもこれが3作目だ。「オリエント急行」も「ナイル」も正直言って期待外れという感覚が強かったから,見なくてもいいとも言えるので,劇場には行かなかった。前2作に比べて更に役者が小粒ではどうもなぁ...というところも否定できないが,Amazon Primeで暇にまかせて見てしまった。
端的に言えば,この映画の主役はベネチアの風景ではないのかとさえ言いたくなるようなものだが,これは原作の翻案をしているものの,残念ながらストーリーがあまりにも陳腐という気がする。謎解きもへったくれもないって感じで,ホラー風味をまぶしてみたところで,これはあまり面白いとは言えない映画であった。
Kenneth Branaughとしてはエルキュール・ポワロを演じることを楽しんでいるのだろうが,ストーリーがしょぼいなら,その代わりにオールスター・キャストでやってくれよと言いたくなるような地味な役者陣なのだ。まぁこの程度のストーリーなら豪華な役者は不要って気がしないでもない。世界的に見れば相当ヒットした(製作費は楽々回収している)と言ってもよいので,Kenneth Branaughとしてはこのシリーズをまだまだ作る気満々なのかもしれないが,どうせならもう少し劇的な原作を選んでくれた上で,役者陣もそれなりの人を揃えてくれないと,もうええわという感覚は消えることはないだろうな。"Satureday Night Live"出身のTina Feyが真面目に演技しているのは面白かったが,それだけではねぇ...。 星★★。
但し,私がベネチアを訪れたのはもう10年以上前になるが,死ぬまでにもう一度行きたいと思わせるという効果は否定しない(苦笑)。
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