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2024年11月26日 (火)

Roy Haynesを偲んで聞いたアルバム。

_20241123_0002 "Te Vou!" Roy Haynes (Dreyfus)

ここのところ,高齢ミュージシャンの訃報が相次いでいるが,Roy Haynesもその一人。99歳ということであったから大往生と言ってもよいだろうが,90代半ばまで現役で演奏を続けていたのは,先日取り上げたLou Donaldson同様であった。

私がこのブログで取り上げたRoy Haynes入りのアルバムを紐解いてみると,Thelonious Monk, John Coltrane,Eric Dolphy,Booker Little, Oliver Nelson, Stan Getz,Gary Burton,Chick Corea等の多士済々のメンツである。逆に言えば,どのような音楽性にも合わせられてしまうというのがRoy Haynesという人の凄さであった。一方リーダー作に関しては,私は本作とDanilo Perez,John Patitucciとやった"The Roy Haynes Trio"ぐらいしか保有していないはずだから,私にとってはバックで演奏を支える人というイメージの方が強いと言ってもよい。

このアルバムがリリースされたのは1994年ということで,もはや30年前ということにも驚いてしまうが,Roy Haynesには悪いが,このアルバムを買ったのはPat Metheny目当てだったというのが実態だ。Pat Methenyの参加は"Question and Answer"での共演への返礼というところだろうからそれはそれでよいのだが,演奏としての驚きはない。更に,このアルバムではDonald Harrisonのアルトがどうもフィット感が足りないと感じられる(特に"James"はいかん)ので,私がプレイバックする機会は実に少ないのだが,今回,久しぶりに聞いてみてもあまり印象は変わらなかった。今回,追悼の意味を込めてリーダー作をチョイスしたものの,上述したミュージシャンとの共演盤での追悼の方が適切だったかもしれないなぁなんて思っていた私である。

しかし,上述のミュージシャンたちとの共演盤におけるRoy Haynesの貢献ぶりは見事なものであり,演奏の屋台骨を支えるという意味でRoy Haynesの果たした役割は大きいと思う。私がRoy Haynesのライブに接したのは,Live under the SkyにおけるChick CoreaとのTrio Musicだけだったと思うが,ほかの二人と世代が違っても,全然違和感がないのがこの人の凄いところだと感じたのも懐かしい。

いずれにしてもジャズ界の長老の訃報続きには,仕方ないとは思いつつ,残念な思いも募る私である。

R.I.P.

Personnel: Roy Haynes(ds), Donald Harrison(as), Pat Metheny(g), David Kikoski(p), Christian McBride(b)

本作へのリンクはこちら

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