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2024年11月 3日 (日)

正直言ってCannonball Adderleyのラスト・レコーディング以上の価値はないなぁ。

Lovers "Lovers" Cannonball Adderley (Fantasy)

私がこのアルバムを購入したのはどこかで猛烈な推奨文を見たのが契機だったと思うが,それが何だったのかは全く記憶にない(爆)。私はCannonball Adderleyのアルバムは"Somethin’ Else"はさておき数枚保有しているという,その程度の聞き手なので,別にこの人に思い入れは大してなかったのになんで買おうと思ったのか...。

いずれにしても,このアルバムはCannonball Adderleyのラスト・レコーディングで,全5曲中,Cannonballが演奏しているのは3曲だけである。そもそも晩年のCannonball Adderleyがどういう演奏をしていたのかはよくわかっていないのだが,本作に関しては完全にフュージョン的なノリである。私の中にはCannonballがソプラノ・サックスを吹くイメージはなかったが,ここではアルトに加えてソプラノも吹いているのは私にとっては珍しく響く。

最後に収められている"Lovers"は本来レコーディングされるべく準備されていたのだが,Cannonballが本作のレコーディング後に亡くなったために,Flora Purimらをゲストに迎えて,追悼演奏的に収められたものと考えてよいだろうが,皮肉な見方をすればアルバムのリリースのためにすき間を補うための手段だったと言ってもよい。

正直言ってしまうと,主題の通り,Cannonball Adderleyのラスト・レコーディングとしての意味合いがなければ,大したレコードだとは思えない。ヒット作を持つCannonball Adderleyゆえに,時代に即した音楽をプレイしていくという精神は否定しないが,現在の耳で聞いて面白いか面白くないかと問われれば,私にはその魅力を理解できないというアルバム。George Dukeのシンセ・ソロなんてしょぼさの極致だしなぁ。一番元気に吹いているのはNat Adderleyだが,もう一本の管を構成するAlvin Batisteがここに必要だったかについても疑問。ということで,売り払う気はないとしても,プレイバック頻度は決して上がらないアルバム。星★★☆。CD化されないのも当然ってところだろう。

Recorded on June 24, 25 and October 31, 1975

Personnel: Julian Cannonball Adderley(as, ss), Nat Adderley(cor), Alvin Batiste(cl, fl, ts), George Duke(el-p, synth, vo), Alphoso Johnson(b), Jack DeJohnette(ds), Airto(perc), Flora Purim(vo), Nat Adderley, Jr.(el-p), Ron Carter(b)

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