"Batteaux":そう言えばこういうのも保有していた。
"Batteaux" Batteaux (Columbia)
先日,クロゼットにしまい込んであったCDをアルファベット順に並び替えて,随分整理ができたと思っている。そうすると,今まではクロゼットで全く整理されていなかったアルバムにも手が伸びる機会が増える訳だ。このアルバムも保有していたことは記憶にあっても,いかんせん奥まった場所にしまい込んでいたものだから,プレイバックするのはいつ以来かもわからない。そもそもなんでこのアルバムを購入する気になったのかも記憶が曖昧だが,このジャケだけは印象に残っていた。
これはRobinとDavid Batteauの兄弟バンドによる1973年の唯一のアルバム。フォーク的なサウンドで,CSN&Yのように感じさせる部分もあれば,少々ソウル的に響く曲もあるというアルバムだが,久しぶりに聞いてみると,これがなかなかよかった。メジャーのColumbiaから出ているのだから,それなりに期待も大きかったのではないかと思うが,商業的には成功したという話は聞いたことはない(きっぱり)。兄貴のRobin Batteauが参加したCompton and Batteauの"In California"は昔LPでリリースされたことは知っていても,聞いたことはなかったから,私にはこのアルバムを聞くまでは全く無縁の人たちであった。
だが,このアルバムを聞くとなかなかいい曲を書く人たちだったということはわかる。特に弟のDavid Batteauは職業作曲家として,いろんな人に曲を提供しているからそれも納得って感じだ。近いところではMadeleine Peyrouxにも曲を提供しているらしいから,へぇ~って感じだ。まぁ私が無知なだけだが...。
いずれにしても,このソフト・ロック的なサウンドは,リリースから半世紀を経た現在でも魅力的に響く部分もあり,いい温故知新となった。ちょいと甘めの星★★★★。
Personnel: David Batteau(vo, g, melodica, cello), Robin Batteau(vo, vln, g), Peter Freiberger(b), Doug McClaran(key), Andy Newmark(ds), John Guerin(ds), Milt Holland(perc), Tom Scott(fl, reed), Robin Lane(vo), Jackie Ward(vo), Sally Stevens(vo), Shelby Flint(vo)
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CSN&Yのようなフォークロック、大好きです。この時代まだまだ隠れたお宝物グループがありそう!いい情報に感謝です!
(PS)レーナード・スキナードの「スウィート・ホーム・アラバマ」(1974)を公開しましたので興味あれば覗いて下さい。オールマン・ブラザースと並ぶサザン・ロックの雄・・!1970年代中期、米国の泥臭い南部ロックサウンドの中にもPOPな雰囲気を漂わせ聴き易く、カッコいいスケールが大きな演奏!飛行機事故で大半のメンバーが死亡したことは本当にロック界の大きな損失でした。
投稿: ローリングウエスト | 2024年11月15日 (金) 11時40分
ローリングウエストさん,こんばんは。
>CSN&Yのようなフォークロック、大好きです。この時代まだまだ隠れたお宝物グループがありそう!いい情報に感謝です!
と言っても,全面的にCSN&Y的ではありません。そういう雰囲気もあるということですので,ご留意願います。
>(PS)レーナード・スキナードの「スウィート・ホーム・アラバマ」(1974)を公開しましたので興味あれば覗いて下さい。
はい。拝見しております。コメントはまだですが,近々改めてお邪魔致します。
投稿: 中年音楽狂 | 2024年11月15日 (金) 23時50分