アレンジャーとしてのQuincy Jonesの業績。
"Sonny Stitt Plays Arrangements from the Pen of Quincy Jones" Sonny Stitt(Roost)
先日惜しくも世を去ったQuincy Jonesはアメリカ音楽界の巨星であった訳だが,アレンジャーとしても昔から凄い人だったということを再認識すべくこのアルバムを久しぶりに聞いた。本作については既に2017年に当ブログに記事をアップしている(記事はこちら)ので,そちらも参照願いたいのだが,その記事がどちらかと言えばSonny Stittの吹奏が中心になっている。しかしよくよく考えてみれば,このアルバムがレコーディングされた段階では,Quincy Jonesはまだ22歳だったということに改めて驚かされてしまった。
Quincy Jonesがフリーのアレンジャーになったのは20歳の頃らしいが,その2年後のアルバム・タイトルに堂々と"Arrangements from the Pen of Quincy Jones"と掲げられてしまうということの凄さを認識すべきだ。Quincy Jonesがいかに若い頃から優秀なミュージシャンであったことの証左なのだ。
以前の記事にも書いたように,ここでの主役はSonny Stittであることに間違いはないが,Quincy Jonesの輝かしいキャリアの初期を飾る業績として認められるべきものであった。Sonny Stittのアルトを光らせるための適材適所のミュージシャン配置とアレンジメントはまさに22歳にして恐るべき才能であった。
改めてR.I.P.。
Recorded on September 30 & October 17, 1955
Personnel: Sonny Stitt(as), Thad Jones(tp), Joe Newman(tp), Jimmy Nottingham(tp), Ernie Royal(tp), Jimmy Cleveland(tb), J.J. Johnson(tb), Anthony Ortega(as, fl),Seldon Powell(ts),Cecil Payne(bs), Hank Jones(p), Freddie Green(g), Osar Pettiford(b), Jo Jones(ds), Quincy Jones(arr, cond)
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